鬼獄の夜・第171話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「鬼獄の夜」第171話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

紫蝶の胸騒ぎは的中しました。なんと右大臣率いる追手がついにこの神社まで押し寄せてきたのです。告げ口をしたのは、どうやらこの神社の神主の模様。

追手を巻きながらこの地まで逃げ延びたはずの陰斗でしたが、右大臣によって陰からここにたどり着くように誘導されていたことを察します。

"やはり逃げ切れない。"
紫蝶は大きなお腹を抱えながら絶望します。

追手の兵士たちは、紫蝶の大きな腹を見て、本当に陰斗が実の娘と姦通を行った事実を知り彼らを軽蔑しました。

右大臣は動揺する兵士たちの共感を得るために、涙を流すふりをして陰斗のこれまでの行動を嘆きます。さらに右大臣は、2人の始末は責任をもって自分がつけると言い出し、まずは紫蝶の喉に刀をあてがいました。

紫蝶の危機を目の当たりにした陰斗は、なりふり構わずに右大臣に土下座をします。どうか紫蝶と自分のことを見逃してほしいと懇願する陰斗。

"天に逆らう覚悟はあっても父上（右大臣）と逆らうことはできない！"
陰斗は必死に訴え続けました。

右大臣はそれを聞いて涙を流します。
しかし紫蝶には、右大臣が泣いている振りをしているのが見えてしまいました。彼は泣くどころかどこか不敵な笑みを浮かべていたのです。紫蝶の胸騒ぎは更に強くなります。

右大臣は、紫蝶を助けてほしいというなら陰斗が今ここで自害をしろと言い出しました。
ここで陰斗は、屋敷の者たちがすでに右大臣の手にかけられていることを知ります。

右大臣は陰斗に関わる者には災いが降りかかるという、めちゃくちゃな理由で彼に命を絶てと命じてきたのです。

陰斗の屋敷の召使たちは鬼によって家族を失い、陰斗自身が救ってきた人々でした。自分のせいでそんな彼らが命を落とすはめになったことを知った陰斗は、絶望し動けなくなります。

すると右大臣は、陰斗の覚悟はその程度かと言って紫蝶にもう一度刀を向けました。

腹の中の子だけはどうか助けてほしいと懇願する紫蝶。

しかし次の瞬間、右大臣の上半身は真っ二つに両断されます！
陰斗は鬼の形相で、育ての父である右大臣に切りかかったのです！

そのまま紫蝶を連れて逃亡する陰斗。その後を慌ただしく追かける兵士たち。

地面に横たわる血塗れの右大臣は、不敵な笑みを浮かべながら、全ては自分の計画通りだと呟くのでした……。

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右大臣は計画のために自らの命を捧げたということなのでしょうか？それとも右大臣自身がすでに人でないという可能性も0ではありませんね。何にせよ身体を真っ二つにされたのに冷静に呟ける時点で普通の人間ではないのは確かです。

お腹の子がいつ生まれてもおかしくない状況で更に追い込まれることとなった陰斗と紫蝶。果たして紫蝶は無事に出産することができるのでしょうか。

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