悪い男～軒の雨の誘惑～・第19話のネタバレ感想｜silky

2020年11月18発売の「silky」45号に掲載されている「悪い男～軒の雨の誘惑～」第19話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

悪い男～軒の雨の誘惑～・第19話のネタバレ

千歳から千夏の相手は誰だか聞かれる芹沢。

その迫力に下手な嘘は簡単に見抜かれてしまうと思った芹沢は、相手を知っていることを打ち明けます。

しかし千夏に訊いてほしいと言います。

誰にも過去を変えることはできない。受け止めて前に進むしかない。

そのとき、千夏たちが戻ってきます。 お菓子を食べながら対談を終え、千夏たちは帰る時間に。

帰り際、千歳は芹沢に千夏のことを頼みます。

しっかりと筋を通して欲しいと思う千歳は、千夏自身にできるだけ早く芹沢の家族に挨拶に伺うようにと言います。

そして最後に千夏に「誇り高く」と告げるのでした―――

帰り道、芹沢は千歳との会話を千夏に打ち明けます。

知り合いであることがバレてしまったことに対して謝る芹沢に、千夏は何も言わず今でも直属の部下として働いていることを知られたら激怒しそうだと漏らします。

怖いけど妹想いのいい姉だと言う芹沢。

千夏が長い間帰らなかった気持ちがわかったような気がするのでした。

 

―――津嶋家にて。

千歳は千夏の相手を突き止めておくべきだったかと思いふけっていました。

8年前、千夏が家を飛び出したときに「会社の先輩」だと言っていたことを思い出した千歳。

夫は千夏を心配しすぎだと言いますが、千歳にとってそれくらいがちょうどいいと思っていました。

千夏は燃え上がると炎のような子だから…

 

―――マンションに帰ってきた千夏たち。

千夏は風呂に入りながら自分と血がつながった新しい命が存在していたことを不思議に思っていました。

あんな風にお互いの家族で顔を合わせて祝福されて結婚してもどうして道ならぬ恋に堕ちてしまう人がいるのだろう。

千夏は主任のことを思い出します。

心の支えを家族以外に見出して主任は自分を保っていられたのだと思っていました。

遊びなんかではない。気まぐれでもない。だからそばにいたかった。

布団を敷き横になる二人。

芹沢は千夏の顔を見て、わかっていると漏らします。

千夏はこれからもそういう悲しさを内側に抱えて生きていくけれどそれでいいと言う芹沢。

だけど…と付け加えるように、芹沢は大事に育てられた千夏だからこそ陽の当たる道の真ん中をまっすぐ前を見て堂々と生きていくべきだと言います。

血のつながった家族との団欒や周りからの祝福もあきらめることなんてない。

世界中のありとあらゆる幸せを全部手に入れて笑顔で生きていく価値がある。

翌朝、役所に行こうとする二人でしたがそこで婚姻届けの名前欄の「芹沢大樹」が「芹沢太樹」になっていることに気づきます。

しかももう一つの名前欄は「芹沢犬樹」に…笑

千夏はそんな様子を見て本当に結婚できるのかと心配になるのでした。

 

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悪い男～軒の雨の誘惑～・第19話の感想

芹沢のオンオフというかなんというか…笑 真面目なときはすごくかっこいいと思うのに、どこか抜けていて面白いです。 そりゃあ、本当に結婚できるのかと心配になりますね(；ﾟДﾟ)笑

しかも役所に行く当日に最大のミスを冒してしまいますし… こんなときこそしっかりしてほしい！！