悪い男～軒の雨の誘惑～・第14話のネタバレ感想｜silky

「silky」に掲載されている「悪い男～軒の雨の誘惑～」第14話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

悪い男～軒の雨の誘惑～・第14話のネタバレ

両親が交通事故で亡くなってから、千夏は幼いながらに別れはふいにやってくることを心に刻んでいました。

大切な人ほど、いつか遠くに行ってしまうこと―――

東北支社にて。

仕事中に芹沢にカンナは千夏と富丘は不倫していたかと聞かれて、思わず飲んでいた飲み物を吹き出してしまいます。

慌てて否定する芹沢。

なぜそう思ったかと聞くと、カンナは千夏は自分にだけは特別に優しかったと言います、

男性に素っ気ないのも何か訳ありなのかと不思議に思っており、富丘の奥さんと自分がそっくりと聞いてピンときたと言います。

過去にその人と千夏が不倫してそれで東北に飛ばされて… 推理を始めようとするカンナに、芹沢は千夏は自分が初めて結婚したいと思った女だと言い、その話をやめるのでした。

 

一方、千夏は婚姻届を見て、たった一人の姉に婚姻届の印鑑ももらえないことに思い悩んでいました。

千夏の実家は東京でビル開発や土地管理をする会社を経営していました。

両親が亡くなってから会社を継いだ姉には、何不自由なく育ててもらった千夏。

習い事も全部続けさせてくれたし、行きたい大学にも行かせてもらって…。

婿を迎えて結婚するときも涙一つ見せなかった姉を千夏は泣かせてしまったことがありました。

富丘と付き合い始めて一年くらいたった頃。 二人で示し合わせて一緒に東京に帰ったことがありました。

それを誰かに見られたらしく、姉に伝わってしまいます。

姉に誰かと聞かれ、千夏は会社の先輩だと応えます。 姉はコソコソせずちゃんと自分に紹介してほしいと言いますが、千夏の様子を見て紹介もできないような類の人だと気づきます。

将来の約束は？相手は独身？ 何も答えない千夏に、姉は悪い男に慰みものにされるなんて…とショックが隠せません。

しかし千夏は自分で臨んだことだと言います。 将来の約束ができない時点で弄ばれていると言う姉に、千夏は富丘の何がわかるのかと歯向かいます。

大きな責任を背負って一人で戦っている富丘を自分がそばで支えないといけない…。 責任は自分でとると言う千夏に、姉は今すぐ別れないなら津嶋の娘ではないと言います。

その言葉を聞いて千夏は、もう家に戻らないと言うと津嶋の家から飛び出すのでした。

姉を泣かせても別れられないと思っていた千夏。 しかし、一年後、富丘からラグビー部を引退すると聞いて驚きます。

色々落ち着いたら自分たちの今後のことをちゃんと考えようと言われ富丘の家族のことを考えます。

それまで富丘を側で支えていられるだけでいいと思っていた千夏。 決して遊びだったわけではないけれど、家族を捨ててまで自分を選ぶのは絶対間違っていると思うのでした。

結局、自分から姿を消して東北に異動した千夏。 東北支社に移ってから千夏は別人になって生きていくことを誓います。

誰にも侮られないよう強い女を演じて…

しかし二度と会うつもりはないけれど、それでもまだ富岡のことを考えてしまう千夏。

自分がいなくなってあの人は大丈夫なのだろうか。 ちゃんと生きていけているのだろうか。

会いたい、会いたい。 涙を流しながら訴える千夏でしたが、清く正しく生きていくと強く思います。

どうかあなたが周囲のすべての人たちから大切にされ、愛されますように―――

 

悪い男～軒の雨の誘惑～の最新話を無料で読むには？！

『悪い男～軒の雨の誘惑～』の最新話を今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

悪い男～軒の雨の誘惑～・第14話の感想

千夏の想いが直に伝わってきて、私が泣きそうです。

富丘の側にいたい。 だからこそ、たった一人の身内との縁も切って富丘を選んだのに、富丘が家族を捨てることには反対するなんて…。 結局、姉とも富丘とも縁を切って強く生きていくと決めた千夏を見て、芹沢は救世主なのかもしれませんね。

まだ、千夏にとって富丘は忘れられない人だとは思いますが… それでも、芹沢と幸せになってほしいです。