S&M〜sweet marriage〜・第35話のネタバレと感想｜モバフラ8号

2021年1月27日発売の「モバフラ」8号に掲載されている「S&M〜sweet marriage〜」第35話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

S&M〜sweet marriage〜・第35話のネタバレ

鋼が好きなのに、鋼に言えないことがどんどん増えていってしまう葵。

そんなある日、鋼は葵をもともと母親だった実家に連れていきます。

ここに来た時はいつも手巻き寿司だと言う鋼。 葵は小さい頃のことを思い出しながら懐かしいと呟きます。

届いたネタが豪華すぎてどれにしようか悩んでいると、鋼が自分で作った手巻き寿司を葵に食べさせます。

美味しいと言ってもぐもぐ食べる葵。 そんな葵を見て、魚が旨いとかそんな余裕がなかったのかと感じます。

父が亡くなって母が入院されて小さい頃からずっと一人で受け止めていた葵に、鋼はすごいと言って頭を撫でます。

鋼は自分のすべてを受け止めてくれているのに… 葵は、罪悪感が募る一方でした。

―――星空を見に広い広場に来た二人。 葵は満点の星空に感動していると、鋼は結婚前に話したいことがあると言います。

それは12年前の父の事故についてでした。

事故ではないと言う鋼。 以前、鷹取が言っていた言葉を思い出し、葵は動揺します。

当時、鋼が学校から帰った時、見かけない人が逃げるように車庫から出ていくのを見かけた鋼。

あの頃の鷹取は恨みもずいぶん買っていたため、鋼は胸騒ぎがして車庫やら車やらを調べましたが異常なし。

しかし、あの夜にその車庫にあった車で帰った葵の父は事故にあったと聞いて、車に加工がしてあったのだと察します。

あの時、自分が見つけられていれば…、あの時、不審者がいたことを鷹取に言っていれば…

鋼はあの時に変なプライドを捨てて父に話しをしていれば、死ななくてよかったかもしれないとずっと悔やんでいたと言います。

10年以上も自分を責めてきたと知って葵は心を痛めます。 もしかして責任を感じて自分と結婚しようと思っていた…？

鋼は静かにそうだと話します。 初めは償いの意味もあったかもしれないけれど、葵は守られるような女の子ではなかったと知ります。

どんな時でも前を向く強さがあって、境遇を恨んだりも誰かをひがんだりもしない。

鋼はそんな葵に惹かれたと言います。

鋼の気持ちを聞いて葵は鋼が好きだと何度も感じます。 しかし鋼と結婚したらお互いのことどんどん知って行くのだと思っていた葵は、どんどん言えないことが増えていってしまい涙をこぼします。

鋼にとって苦しいことを打ち明けてくれたのに、自分は言えない。

鋼は事故の話がショックを受けて涙をながしたと思っていました。 葵は心の中で否定します。

鋼の今までの10数年を思うと胸が苦しくなる葵。 そして鋼を裏切っているみたいで苦しい…

鋼が大好きで苦しい―――

 

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S&M〜sweet marriage〜・第35話の感想

鋼が犯人ではなくてよかったですね…！！

憎んでいても、心の奥底では鷹取のことを思っていたんですね。 鷹取自身も妻や鋼を大事にしていたようですし… やはり、言葉にしないと分からないものはありますよね。

葵もずっと心の中にしまっておくのでしょうか…。 きっとずっと我慢にしていたら、罪悪感に駆られて鋼から離れていきそうですね。

きっと葵が何を話しても、鋼は受け止めてくれると思いますし早く伝えてほしいです！