転生悪女の黒歴史・第39話のネタバレと感想｜LaLa4月号

「LaLa4月号」に掲載されている「転生悪女の黒歴史」第39話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

仲間達から責められているアクア。 いろんな方法で許しを乞うものの、仲間達は相手にもしてくれません。

しかしおどけた口調で話していたアクアが突然ニヤリと笑い、"ギノフォードがだめなら別の人形を使う。これから起こることは全て覚醒に繋げる。"と言いだしたのです––––––––。

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祝勝会の翌日、寝落ちしていたイアナは目の前でぐったりしていたイザークから最終巻の感想を求められます。 それに対しイアナは感想をもう一度言うと、イザークは耐えきれずに寝落ちしました。 しかしもう礼拝の時間であるため、イザークは起きなければなりません。

実は祝勝会の後、イアナとイザークは部屋でお茶を飲みながら読書をしていたのです。 お互いに読んだ本の感想を何気なく呟いているうちにヒートアップしてしまい、朝まで語るという羽目になってしまったのでした……。

急いで礼拝に向かうイザークは、歩きながら過去にイアナに言ったことを思い出します。 それは自分が必要とされるのか、聖者になって証明したかったということ。 イザークは、"イアナに話すつもりなんてなかったのに……。"と呟くのでした。

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一方でイアナは、黒歴史の聖女試練を思い出していました。 黒歴史には、心地良い夢から辛い現実に帰れるかどうかを試す試練があります。

その時コノハはギノフォードの昏睡前の過去を見せられ、彼を助けたいという愛で試練を乗り越えるのですが、今はそんな展開も起きていません。

イアナも次の試練で正式な聖者が決まることに対して、緊張しているようです……。

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礼拝にやってきたイザークは、神官から全員が風邪で来ていないことを聞いて驚いています。 唐突に神官は、"何度試練を行ったとしても、選ばれるのはコノハなのに……。"と　わざとらしく泣くそぶりを見せました。 その言葉を聞いて目を見開いたイザークを見て、神官は急いで教典を差し出すのでした。

しかし教典には何も書いておらず、イザークは怪訝そうにページをめくります。 すると突然、本が光を放ち始めたのでした––––––––。

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イザークが倒れたと聞き急いで駆けつけたイアナは、コノハからイザークがもう目覚めないかもしれないということを聞きます。

先程イザークが開いた教典は、何者かによって呪いの本にすり替えられていたようでした。 その本には開いた人が自分の理想の物語の中に入り込むという呪いがかかっており、一度中に入ったら戻ってくるのは難しく、そのまま死に至るのだとか……。

それを聞いたイアナは、黒歴史の試練と内容がよく似ていることを思い出します。 黒歴史が物語を修正して、イザークを消そうとしていると判断したイアナ。

イザークを助ける方法はただ一つ、同じ本を開いて中に入り彼を目覚めさせることです。 周囲の人が尻込みする中、イアナは迷わず自分も本の中に入ることを決めたのでした。

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本の中へと入りこんだイアナは、イザークが考えた物語のタイトルを見せつけられます。 どうやらイザークは、本の中の世界で全能勇者となっているようでした。

するとイアナは、魔王を討伐したイザークが凱旋式を行い盛大に祝われている姿を発見します。 イアナは急いでイザークの元に駆け寄り"帰ろう！"と声をかけるものの、イザークの取り巻きのせいで中々近寄ることができません。

諦めずに何度もイザークに接触するイアナでしたが、イザークは元の世界に帰るつもりはさらさらないようです。 試練に負けて、必要とされなくなるのが怖いと苦しそうに言うイザークに対して、イアナはもう何も言いませんでした。

その日の夜、舞踏会にてイザークは崇められています。 とある女性と本の感想を語り合いますが、浮かんでくるのはイアナとのこと–––––––。

一方でイアナは月を見上げながら、みんなから愛されたいと思った時があったことをしみじみと思い出していました。 いつまでもイザークの邪魔をするわけにはいきません。帰ろうとイアナは本を開きました。

するとイアナを呼び止めるイザークの声が聞こえたのです。 イザークはイアナを抱きしめ、"この世界は何もかも満たされているが、イアナだけがいない。"と呟きます。 2人は改めて、元の世界に戻ることを確認し合いました。

その時イアナが開いていた本に閃光が走り、空間が変わってしまいます……！ 浮かんできたタイトルは、「死ぬ運命の悪女が世界を滅ぼす」というものでした。

イアナが手にしていた本はいつの間にかマグノリア夫人が書いた手記に変わっており、イアナは"この世界が転生前のイアナが望んだ世界なのでは？"と勘付いて––––––––！？

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相変わらずのボリュームなんよ……。 よくもこのボリュームで、ほぼ毎月落とさずに最終試験まで書いてきはったなぁ。と今回何故かめちゃくちゃに感動する回になってしまいました(笑)

イザークが相変わらず自分大好き！みたいな感じで面白かったですが、最後のイアナがいないから帰る。と言ったシーンはまぁもう普通に悶えました。 次はイアナが幸せな世界に浸る番なのかなぁ。としみじみしましたが、私はそんな幸せな世界なのかなぁ。と思ったんです。

だってあれだよね、黒歴史チートの世界だよね？ 私なら恥ずかしくて悶絶する自信があるんだけど、やっぱりイアナはそれでも幸せに浸れるのかな。

そして一緒に連行するであろうイザーク。展開が面白すぎてワクワクしています。