なまいきざかり・第127話のネタバレと感想｜花とゆめ10・11合併号

2021年4月20日発売の「花とゆめ」10・11合併号に掲載されている「なまいきざかり」第127話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

なまいきざかり・第127話のネタバレ

ようやく仲直りを果たした由希と成瀬。

初めての大喧嘩を乗り越えてなんだか大人になれた気がする…と思いきや、成瀬の甘えが急激に加速してしまっており…！？

洗濯物を畳んでいる間もずっと雪にひっつきぱなしの成瀬です。 一日おきに由希の家に泊りに来る成瀬に、さすがの由希も家の人が心配するから帰ってあげてと話します。

すると成瀬は由希をグイと手繰り寄せて、放っておいたらまたどっかのアホとデートしちゃうかもしれないしと顔を近づけてきました。

痛いところを突かれた由希は何も言い返せません。

 

さらに、由希にはもう一つ解決しなければならない問題がありました。

それは、袴田とのことです。 彼を振った日から、袴田はどう見ても調子を狂わせていました。

練習に全く身が入っていない袴田。 パスを顔面で受け止めたりしています。

部員たちは袴田の様子からどうやら失恋したらしいことを勘づきます。 噂は部外にも広まり、由希は同級生から同じバスケ部のエース2人に奪い合われるなんて、まさにサークルクラッシャーだなと言われてしまいました。

由希は、袴田のことをちゃんと触れて自分一人がスッキリしていることに罪悪感を感じ始めます。 バスケ部のマネージャーとして心配すべきなのは袴田の心身の健康と強いてはバスケ部の未来についてです。 自分の存在が部活内の指揮を下げてしまっているのなら…自分はバスケ部から去った方がいいのではないかと由希は考え始めてしまいます。

 

一方で袴田。 彼が思い悩んでいたのは、由希を思い切り泣かしてしまったことに対してでした。 袴田は自分の想いをきちんと伝えることができただけでも内心では気持ちの整理がついており、スッキリできていたのです。

しかし自分ばかりがスッキリして告白されてしまった由希には不快感を残してしまったかもしれないと袴田は考えていました。

自分と顔を会わせるのが気まずくてバスケ部マネージャーをやめると言い出されたらどうしよう…！ 袴田の懸念はまさにそこでした。

互いに気まずさを何とか甲斐性しなくてはと思い立った二人。

すると、思い立った矢先に偶然にも廊下でバッタリと遭遇してしまうことに…。

話す内容をまとめながら探そうと思っていた2人は思いのほかあっさりと遭遇してしまったために言葉を失ってしまいます。

由希はとっさにいい天気だねと挨拶をしました。 すると袴田はありがとうございますと答えます。

チグハグなやりとり…明らかに不自然です。

その後、由希は部員たちから「袴田のロッカーの鍵が開いていて中の荷物も綺麗さっぱりなくなっている」と聞かされることに…。

まさか袴田は退部するつもりなのでは…！？

そう思った由希は袴田を探すために走り出しました。

校舎の外で袴田を見つけた由希は、鬼気迫る表情で袴田君は期待の星なんだよ！と声をかけます。 もし自分がいるのが不愉快で集中できないなら、自分の方がバスケ部を去る！と言いかけますが、袴田は一体何の話ですか？と言ってきました。

聞けば前使っていたロッカーは鍵の調子が悪くなったため、しばらく別のところを使うようにナツミに指示されていたのだとか…。

早とちりしてしまった由希は言葉を失います。

するとふと、袴田はこんなことを言い出しました。 由希こそバスケ部にいなきゃいけない人なのだと…。

今すぐ元通りになるのは無理かもしれないけれど、自分はもうマネージャーとしての由希しか見ないと決心したのだと打ち明ける袴田。

由希は、なら自分はマネージャーで袴田は部員で、大切な友達と思っててもいいだろうかと提案してきます。

袴田は一瞬キョトンとしますが、じゃあそれでとほだけた笑顔を見せるのでした。

 

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なまいきざかり・第127話の感想

これで成瀬との仲直りも完了して袴田とのわだかまりも解消できたわけですね！ いやーめでたい。 ここ最近で一番の障壁のクリアです！ 長かったですよね～。まさか由希と成瀬がこんな風に大喧嘩するなんて思ってもみなかったです。 由希は普段ドライな雰囲気がありますが、心の中はしっかりと乙女ですね。 ちょっとしたことで不安になっちゃうあたりが…。