復讐の皇后・第56話のネタバレと感想｜comico

comicoで連載されている「復讐の皇后」第56話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

復讐の皇后・第56話のネタバレ

何を見ているのかと照れながら怒るパトリィツァを見て、ルシオは思わず微笑みます。 そんなルシオを見せられると、パトリィツァは何も言えなくなりました。

パトリィツァが探していた本が見つかりましたが、棚の高いところにおいてあります。 背を伸ばしてようやく手が届きましたが、そのとたん他の本がバラっと落ちてきます。

 

パトリィツァは逃げることもできず、目をつむり、頭をかばいますが、不思議なことに本はあたりません。 そっと目を開けると、そこにはルシオの姿がありました。パトリィツァを庇ったルシオの頭に本が落ちてきていたのです。

ルシオを座らせ、パトリィツァは傷がないか確認します。 その状況にルシオは恥ずかしくなりますが、平然を装い、大丈夫だから心配しなくてよいと伝えました。ルシオは立ち上がり、パトリィツァの手を、まるで王子様のように、ひくとその場を去っていきました。

 

そんなルシオは、自分の過去を明かしたにも関わらず憎しみを隠さず、しかしながら身体を気遣うパトリィツァの真っ直ぐな心を身に染みて感じたのでした。

パトリィツァは、図書室で起こったルシオとのことをミルヤに話していました。 ミルヤが宮廷医を呼んだのかと尋ねてくるので、自分の身体を大切にするような人ではないと思いながらも、やはり心配になり、宮廷医を呼ぶように言いました。

 

それと同時に、ベイン宮の予算見直しのために予算案を持ってきてほしいということと、前廃皇后について聞きたいことがあるのだと話しました。

前廃皇后・アリサは誰もが周知するほど善良な女性でした。 しかし愛する夫が情婦を抱えて、その女が子供を身籠ったことから、悪夢は始まったのです。もしもアリサにも子供がいれば、悪の感情をなだめることができていたのかもしれませんが、彼女は子供の生めない身体だったのです。

愛する人の子供を、他でもなく皇后が生めないという事実は、アリサにとって死刑宣告を受けたような辛い事実だったのです。

 

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復讐の皇后・第56話の感想

ルシオとパトリィツァに関しては、今までのストーリー展開とは打って変わり、青春ラブコメのように初々しい恋の物語のようでした。 図書室で本が落ちてきて、それをイケメンが庇うなんて王道のなかの王道なシチュエーションですが、嫌いではありません！！むしろ平和で、好きです！！

ローズモンドの存在さえなければ、このまま少しずつお互いを知り、距離を縮めて、ハッピーエンドになるのですが・・・。ローズモンドがいるかぎり、まだまだそうした結末までの道のりは遠そうです。

アリサのエピソードが、なぜかこんなところに組み込まれていますが、何か理由があってのことなのでしょうか。 疑問に思いながらも、アリサにはアリサなりの辛い過去があったことが分かりました。だからと言って、他の人を傷つけて良いわけではありませんが、一つ言えるのは、ここに出てくる男性は、男性としての魅力にかけるということですね！（今のルシオを除いて）

気になるネタバレの続きはこちら('ω')ノ