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私たちはどうかしている・最新67話のネタバレと感想|BE LOVE3月号
2021年2月1日発売の「BE LOVE」3月号に掲載されている「私たちはどうかしている」第67話のネタバレと感想です。 文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ...
マンガ 私たちはどうかしている BE LOVE ネタバレ・感想2021年2月1日発売の「BE LOVE」3月号に掲載されている「私たちはどうかしている」第67話のネタバレと感想です。
文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です!
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私たちはどうかしている・第67話のネタバレ
亡くなったと思われていた多喜川の父・秀幸が実は生きていた―――!?秀幸は七桜と椿のことを不審者だと勘違いし襲ってきましたが…二人のことを確認するとすぐに頭を下げて謝罪してきました。
しかし彼は早々に背を向けて何も話すことはないと家の中へ入ろうとしてしまいます。
ここで見つけた手がかりを簡単に逃すわけにはいかない…七桜は秀幸に食い下がり、自分の母と一体どういう関係だったのかを彼に問い詰めます。
七桜は母・百合子がこの場所の住所に宛てて書いた手紙を取り出しました。 それを秀幸に見せながら、百合子が思いを伝えたくて書いたけれど結局出せなかった手紙がほかにも何百通もあるのだということを明かします。
秀幸は、百合子が七桜たちをここへ導いたのだなと感慨深そうに瞳を閉じ、いよいよ七桜たちにと話をする決心をつけるのでした―――。
実は百合子が光月庵に入るずっと前から、彼女のことを知っていた秀幸。 秀幸は才能がある百合子の御菓子にあっという間に虜になってしまっていました。
ある時、秀幸は百合子になぜ和菓子職人の道を選んだのかと動機を尋ねた時―――。
百合子は爛々とした表情で、好きな人が和菓子屋をやっているからだと答えました。 (これが樹のことです。)
しかし結局、百合子と樹は結婚することはなかった…。
まわりは大旦那からの反対にあったからだと解釈していましたが、実はそうではありませんでした。
そこには裏で樹と百合子を引き離そうと画策する今日子の存在があったのです。
今日子は自分が樹の妻になるために、光月庵の大旦那を騙して莫大な借金を抱え込ませて、職人たちを別の店に引き抜かせるというとんでもないことを画策していました。
困り果てた光月庵に自分が救世主となる形で家宝の壺を持ってきて経済的な支援を行って取り入ったのです。
傍から見れば献身的な今日子…樹は彼女の気持ちを受け取り、家のために今日子を娶ることにしました。
夫婦になってからでも芽生える愛情はあるのだ…樹は当時は本気でそう信じていました。
ですが、結局樹は百合子のことを忘れられなかったのです。
別れて数年後、偶然か必然か出会ってしまった樹と百合子。 長い時を経ても互いに思い合う二人は、ただ思うままに身体を重ねてしまいます。
しかし勘の良い今日子はこのことに気が付いて…。
今日子はこの時、樹と大旦那に対して復讐を行うことを決意してしまったのです。
そして秀幸はその復讐の道具として使われました。 今日子はある晩、秀幸に自分を抱いてほしいと言って部屋を訪れます。
そしてその時できたのが…椿だったのです。
しかし樹は椿が自分の本当の子供ではないことに察しがついていました。 にもかかわらず今日子へのうしろめたさから自分の子供として育てることを決意し、やがて本当の愛情が芽生えていったのです。
一方で樹の子を身籠って七桜を産んだ百合子は、ある時から行方不明になっていましたが身体を壊して入院をした際に再び樹と再会することになります。
百合子は樹を拒もうとしますが、そんな彼女に樹はただの店主と従業員として光月庵で働かないかと持ちかけてきたのです。
身体を崩し七桜を一人で育てる百合子にとって、この申し出は正直ありがたい話でした。 百合子は少し迷いながらも、樹のこの言葉に甘えることにします。
しかし…かつての二人の関係を終わったことにするなんて…百合子にはできませんでした。 心の中でふつふつと蘇り始める、“あの頃”の気持ちに、百合子は静かに耐え忍びます。
そんな中、百合子はある時今日子とヤクザ風の男たちが話をしているのを聞いてしまいました。 それは百合子にとってあまりにも衝撃的な内容です。 なんと、大旦那が抱えた借金も光月庵から消えて行った職人も、その裏には今日子の巧妙な企みがあったのでした…。
全てをしった百合子は、今日子に面と向かって樹さんを愛しているから返してくださいと告げます。
2人がその話をしていると、なんと当人である樹までもがその場に現れて…!
今日子の黒い企みを知った2人。 樹は今日子と別れて百合子と一緒になる決心をつけます。 2人は遠くの街へ逃げて小さな和菓子屋をやろうと約束していた―――その矢先…。
樹は何者かの手によって殺害されてしまったのでした。
椿はその話を聞きながら、あの日の夜のことを思い出しています。 自分の脳裏に霞みがかったように隠れていたあの記憶―――思い出したくない、あの記憶―――。
それは、血塗れで倒れる樹の姿と、それを見ながら逃げようとする…多喜川らしき男がの横顔です―――。
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私たちはどうかしている・第67話の感想
ついにあの日の記憶の一部を思い出した椿。 どうやら…多喜川が犯人である可能性が濃厚…? いや、もしかしたら多喜川はただの目撃者という可能性も0ではないですね。 でもだとしたら倒れている樹を放置して見ていたってことになりますよね…。人間関係がごちゃごちゃしすぎてて思わず相関図を書いてしまいました…。 さすがドラマになるくらい話の深みがものすごいです。 深みがエグすぎて頭が痛くなってくるレベルですね…(笑)
ところで今回、秀幸は七桜がずっと持っていた母親の手紙のその続きを七桜たちに見せてくれました。 そこには「私はやっていない」に続いて、「かならず戻るからママを待ってて」という言葉が綴られていました…。 百合子は自分のせいで樹が命を落としたと考えており、誰かが傷つくくらいならもう自分が犯人でいいと考えてしまったようです…。 しかし拘置所の中で七桜のことを思い出してこのままではいけないと七桜のもとに帰ろう思い直したわけだったんですね。 本当に切ないです…。
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キャッシュ更新日: 2024/11/21 19:38:19