エンドレス離婚・第38話のネタバレと感想｜めちゃコミ

「めちゃコミ」に掲載されている「エンドレス離婚」第38話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

"結局自分が優先なのね。" 紀子の言葉にようやく自分の言葉が子供たちを傷つけていることに気が付いた聡はすぐに謝りますが、もう時すでに遅し。

泣きじゃくるきららを虎太郎に預けた紀子は、床に落ちている離婚届のところに歩み寄りました。

この1ヶ月、不器用なりに頑張る聡の姿を見ながら紀子は、離婚届を手放せないことに罪悪感を抱いていました。それでも紀子が離婚届を手放せなかったのは、これまで聡のことを何年も諦めてきたからです。
"心から信じられるわけないでしょ！"

紀子にとっては長すぎる時間を挽回するのに、1ヶ月はあまりに短すぎる時間でした。紀子は離婚届を聡に叩きつけると子供たちを連れて、病院を後にします。床にへたり込んだ聡を置いて……。

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退院した聡はわずかな期待を込めて、家に戻ります。玄関の前で鍵を取り出そうとしたとき、突然目の前に本性寺がぬっと現れました。

"聡の家族は揃って出て行った。"と楽しそうに薄ら笑いを浮かべる本性寺に、聡は掴みかかります。しかし本性寺がしたことは、ただのやり直しの手伝い。全ての結末は、聡の行動によるものです。

“結局あなたは自分のことしか考えられないんですよ！”

これまで何度も聡は“家族を愛している”と言ってきました。しかし、それは表面だけの話。自分本位にしか物事を考えられない聡が、何度やり直しても結果は変わりませんでした。

その事実を本性寺に突きつけられた聡は怒りのやり場がなく、また本性寺に掴みかかります。

殺意の籠った聡を、突然現れた金谷が止めに入りました。このままでは死んでしまうと聡を止めた金谷は、"聡の今までの行動から感じたのは家族への愛ではなく、家族への憎悪だ。"とさらに言葉を続けました。 今考え直さないとまた上手く行かなくなる。必死に金谷はそれを伝えようとしますが、聡には届きません。

"失敗したくせに偉そうに話すな！"
リセットすればすべてが終わると思った聡は、離婚届に手を掛けました……。

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結婚して、子供が出来て、ここまで育てあげるまでずっと紀子は我慢してきました。本当に子供って千差万別で、楽なことなんてない大変な時間を1人で必死に頑張ってきた紀子にとってたった1ヶ月だけ良い父親になった聡を許せない気持ちはわかる気がします。

それに1ヶ月で過労で倒れてしまったということは長続きしないということでもありますし……。

しかし、聡の自己中心的な考え方は変わりそうもないですね。今回の失敗も本性寺のせいにしようとしていましたし、また離婚届を破ろうとしています。 次こそは上手くやってほしいものですが、どうなるのでしょうか……。

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