わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ4巻(6章)と感想

「わたしの幸せな結婚」小説版・第4巻6章のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ4巻6章のネタバレ

甘水直の行方は分からず、美世の行動は以前よりも制限されます。 清霞の部屋で過ごす美世のもとへやってきて、話がしたいのだとお願いする百足山。

美世を二人きりで話せる道場へ連れて行くと、深く頭を下げ謝罪します。 偏見を持たないと言いながら、美世を敵と呼び、女だと蔑んできたことを心の底から悩んでいたようです。

甘水との戦いで、美世が身体を張って時間を稼いでくれなければ、自分も多くの隊員も死んでいたと言い、美世は勇気のある人だと評します。 そして、薫子のためにも、堂々と実力主義を謳える組織を目指すと宣言するのでした。

一方、重大な裏切り行為をした薫子は、軍本部で拘束されて処分を待っているとのこと。 自分のせいで薫子は巻き込まれたのだと、清霞へ薫子を救ってくれるよう頼みますが、それはできないと厳しく一蹴されます。

 

 

年の瀬になり、清霞と美世は久堂家本邸で葉月とパーティをします。 ようやく退院した五道や新、一志もやってきます。新とは随分と久しぶりに会う美世。

帝が誘拐されたときに成果を得られず、薄刃家への風当たりが強くなったことに責任を感じている新は、毎日忙しくしているようです。

そして、最後にやってきた客はなんと大海渡に付き添われた薫子でした。清霞が動いてくれたのだと察する美世。 少し痩せて顔色の悪い薫子は、頭を下げて謝罪します。そんな薫子の手を取り、薫子が戻ってきてくれたことが嬉しいと言う美世。これからも友達でいようと確かめ合います。

パーティが終わり帰宅した美世は、清霞に薫子を助けてくれたことを感謝します。 初めてできた友人を失わずに済んだことを喜ぶ美世。そして話題は甘水の話に移ります。

清霞曰く、異能心教についても、帝の行方についても全く進展がないとのこと。 甘水直は今回、清霞に邪魔をされ、美世を連れて行くことができませんでした。

それにも関わらず、特に残念がる様子もなかったことから、何か良くないことが起ころうとしているのかもと警戒する二人なのでした。

 

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わたしの幸せな結婚・小説4巻6章の感想

薫子がひょっとしたら嫉妬で甘水に協力したのではないかと思っていたのですが、家族を人質にとられてやむを得ずということだったので、罪が許されて本当によかったと思います。

今度こそ、美世と薫子が本当の友人関係を築けるといいですね。 さて、今回甘水直が美世を手に入れられなかったにも関わらず、平気そうな態度だったというのが気になります。帝が陽動に使われたのかと思いきや、実際は違って、本命が帝で美世はおまけだったのでしょうか？甘水が帝を誘拐した目的が気になるところです。