妊活主婦の恋人・第34話のネタバレと感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「妊活主婦の恋人」第34話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

妊活主婦の恋人・第34話のネタバレ

自分の望みは本当に啓介と共に生きていくことなのか？ 駆け落ち間際にきて自分の恋心に懐疑的になってしまった織恵。

本当は啓介と共に生きたいと思い込もうとしているだけなのではないか？ そんな想いが溢れてきてしまいます。

しかし織恵はそんな想いから逃げるかのように電子マネーにチャージをして改札をくぐっていきました。

同じころ、啓介は織恵のために小さなケーキを買っていました。

 

駅のホーム。 織恵はずっと自問自答を続けます。

しかし最後には啓介が正しいと結論を出し、今の現実から逃れるために電車中へと足を踏み入れました。

ドアが閉まります。

ホームには、例のおかっぱ頭の小さな女の子が、虚無の表情でこちらを呆然と見つめていました。

織恵はしばらくその子を見つめますが、やがて目線を逸らして席へと座ります。

織恵の傍には老夫婦の姿がありました。 仲睦まじい二人の姿。 互いに年老いた手を繋いでいます。

織恵はその姿を見ながら、これが正解なのだと心の中で呟いていました。

しばらくすると親子連れの客が乗り込んできました。 5歳くらいの男の子と、まだ一人であるけない赤ちゃんを抱いたお母さんです。

お母さんはウトウトしている男の子の手をしっかりと握ってあげています。

織恵は母子の姿を見ないように努めました。 横を見ればそこには幸せがある…だからあの母子を見てはいけない…。

そう思いつつも全く横の老夫婦に目をやることができない織恵。 しだいに織恵の頬を涙が伝い始めます。

 

夜になり―――啓介は織恵へのケーキを片手に、駅の前で彼女を待っていました。

気付けばハラハラと雪が振り始めています。 どおりで寒いわけだ…と啓介は身を縮めながらも表情はどこか嬉しそうに織恵のことを待ち続けるのでした。

 

『妊活主婦の恋人』の最新話を無料で読むには？！

『妊活主婦の恋人』の最新話を今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

妊活主婦の恋人・第34話の感想

織恵は果たして啓介のもとに現れるのでしょうか？ 電車の中の彼女はそうとう心が揺れていたみたいですからね～。

不妊同士である織恵と啓介が一緒になれば、まず子供は望めないでしょう。 織恵は子供のいないなりの幸せを見出そうとしていましたが、やはり母子を見てしまうと子供のいる幸せな家族が欲しいという本音がうずいてきてしまうんでしょうね。

非常に難しい問題ではありますが…子供がいてもあの卓也が夫のままじゃ織恵は一生幸せにはなれない気がします…それは確かです。 織恵が逃げているのはその現実からなだけで、啓介をただの逃げ道に使っているような気がちょっぴりしてしまいますね。 だからこそ心が揺れているのでしょう。