キミと越えて恋になる・第6話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「キミと越えて恋になる」第6話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

キミと越えて恋になる・第6話のネタバレ

獣人だからという理由でクラスメイトから疎外される繋…。 そんな彼を友達だと慕う雪紘と万里は、繋の人畜無害さを学内に広めて円満な学校生活を送れるように尽力しようと一致団結！

しかし当の繋は、なぜか万里の参加を拒否…！？ 果たしてその理由とは…？

 

雪紘はさっそく放課後に自分の家に万里と繋を呼び出し、作戦会議を始めます。

しかし繋から一緒にいられない理由があるからこの話に万里は関わるなと言われてしまっている万里は…少し後ろめたさを感じていました。

雪紘がまず話題に挙げたのは、なぜ万里だけをこの話から外さなければいけないのかということ。 雪紘は繋にその理由を問い詰めます。

繋はため息をついて窓の外を見た後、ゆっくりとその理由について語り出しました。

獣人には通常「忌み月」と呼ばれる期間があります。 これはいわゆる発情期です。

発情している獣人は本能的な衝動を抑えられなくなり、己の欲求を満たすためにひとを襲いかねないと言われていました。 これがだいたい3月～4月に起るため、獣人の入学は少し遅らせた5月からになっていたのです。

しかし繋にはこの発情期がないのだと言います。 これは前例のない初めてのことでした。

なぜ彼にだけ発情期が訪れないのか…それは彼の両親に秘密がありました。 なんと繋は…人間と獣人が愛し合った末に産まれたハーフだったのです。 そのため獣の血が他の獣人と比べて極端に薄く、発情期が訪れないのだそう。

しかし獣人と人間のハーフはこの世ではまだ生まれていないというのが一般常識でした。 どうやらこれはトップシークレット並みの事実なようです。

万里はその話を聞いて、獣人と人間が恋をして繋が生まれたという事実に感動を覚えます。 繋も伏し目がちに、自分も親をみていると本当にそうだと思うと答えました。

さらに繋は、本来自分にはないはずの発情期が、あの体育館倉庫で万里と2人きりになった瞬間に抑えが効かないほどの性的欲求に駆られてしまったことを告白します。

それを聞いてドキリとしてしまう万里と雪紘。

繋はこの自分の症状を、おそらく相性のいいニオイを強く感じ取ると理性が暴走してしまうのだろうと分析していました。 これまで発情期を知らなかった分、衝動の抑え方も知らないしフェロモンへの耐性もないため、万里の傍にいるのは危険だと語る繋。

彼はオスとしての単純な欲求の制御の仕方を知らない自分を恥じ、そのせいで大切な友達である万里を傷つけてしまうことを恐れていたのです。

これが、繋が万里の傍にいられない理由の正体でした。

 

しかし万里は、それを聞いた上で…そのたった一回で離れるべきだと結論を出してしまうのは寂しすぎると訴えます。

どこまで接触すれば大丈夫で、どこからが駄目なのか…その境界線をきちんと知って考えてから、離れるかの決断を出してほしいと訴えかける万里。

万里と同じ気持ちの雪紘。 彼はあるいい作戦を思いつきました。

それはなんと…あえてこの部屋に万里と繋を2人きりで残し、繋が万里を襲ってしまった日の体育館の状況を再現してその境界線を探るというもので…！？

突然部屋に二人きりにされてしまう万里と繋…。 果たして繋は再び万里を襲ってしまうのでしょうか…！？

 

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キミと越えて恋になる・第6話の感想

繋がどこまでも健気でイケメンすぎます。 万里のことを「大切な友達」とハッキリ言ってるところも好印象です。 繋って見た目は仏頂面で、見たまんまワイルドな雰囲気を醸し出してますが…中身は本当にまっすぐですよね。 「いい人」の要素を集めて煮詰めたような性格です。 こんな中身もイケメンな男の子なら…確かにドキっとしてしまうかも…万里の気持ちがすごくよく分かってしまいます…。

そしてまさかの雪紘の提案…危なすぎでは？！？！笑