の、ような。第19話のネタバレと感想｜ラバココミックス

「ラバココミックス」に掲載されている「の、ような。」第19話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

の、ような。・第19話のネタバレ

圭の言葉を聞いて、とても冷静にそれは確証なのか。と問いかける冬真。うん。と答え圭は謝ります。

事故は圭のせいではない。その一言が更に圭を辛くさせます。

自分のせいかもしれない。と圭は続けます。 離婚していた父とたまたま会う日だった圭。父に会うのが嫌で、もし会っていたら事故はなかったかもしれない。許さなくていい。と圭は涙を流すのでした。

それを爽太は聞いていました。

家に帰って自分がどんな言葉を圭に放ったかすら思い出せない冬真。ぼんやりしている冬真を希奈帆は心配されますが、目の隈を見て心配仕返しされます。

しんどいながらも希奈帆を手伝う冬真。風呂を用意したり春陽をいれたりしなければならないのに思うように体が動いてくれません。

風呂の後春陽を寝かしつけて、明日の準備もしたい。何をしていてもしんどい。冬真はそう思ってしまいます。

春陽も冬真も希奈帆の家での生活に随分慣れました。しかしほんのちょっとの掛け違いさえなければ、両親は生きていたかもしれない。もしあの日、圭が断らなければ。そしてそれは自分も…。と静かに携帯を見つけるのです。

すると爽太から電話がかかってきました。 今日話を聞いていたことを謝り、圭のせいではなく自分のせいだ。と爽太は言います。

あの日腹痛で動けなくなった爽太を圭は心配し、残ってくれたのです。ちょうどいい理由だ。と父親との約束を断ってしまった圭に罪悪感を感じていたのです。

そんな爽太に腹痛は大丈夫か。と聞く冬真。爽太は冬真をいいやつだ。と嘆き、圭の父親に会いたくない理由を告げます。

アルコール依存症に近かった父親は毎晩飲んだくれて、母親の料理に手を付けず、それを頑張って圭が食べ太ってしまったようです。

家族思いで、友達思いのいいやつだ。と言ったあと爽太は会ってしっかり話をしよう。と冬真に言うのでした。

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の、ような。・第19話の感想

ほんっとになんかもうめっちゃ辛いなにこれ。 たられば、あの時父親を断っていなければ、あの時腹痛を起こしていなければ。たくさん思うことあると思います。 きっと冬真にも何かがあって、それを冬真の傷になっているようですね。

爽太のフォローはきっと冬真をもっともっと悩ませると思います。 きっと圭は悪くない、それは冬真も心のどこかでわかっているんだと思います。

でも高校生ですよ？理解していても心が追い付かないんですよ。当たり前です。 ほんとに涙出て来た。辛すぎるーーー！

希奈帆の家での生活が嫌とかじゃないのもわかるんです。 でも両親さえいれば、希奈帆の家で住むこともなかったんです。

それもわかっているんですよ、冬真は賢い子なんで。もっと感情を大爆発させたっていいのに。 ほんとに泣けてくるわ・・・。