君を愛した10年間・第62話のネタバレと感想｜comico

「comico」に掲載されている「君を愛した10年間」第62話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

君を愛した10年間・第62話のネタバレ

知念が窓際で読書していると、なんの本を読んでいるのかと祐樹が話しかけてきます。 祐樹は知念が読んでいた本が「一生のうちに行くべき百の場所」であることを知り、悲しい顔をしてしまいます。

祐樹は話題を変えて明日は知念の誕生日だと言い肩を寄せます。

ずっとプレゼントを楽しみにしていたと微笑む知念。

知念は祐樹の方に寄りかかりながら、最後に祐樹のような良い人に出会えて本当に良かった。人生は無駄ではなかったと呟きます。

祐樹は「最後」と聞いて胸が苦しくなります。 そして知念は話すとすぐに自分をいじめてくるので、のんびりすごしてくれと冗談を言うのでした。

夜、風呂上がりの知念はいい香りをまとわせます。 祐樹が香りを褒めると、入浴剤を使ってみましたとニッコリする知念。

知念は嗅いでみて欲しいと祐樹の額にキスを落とします。 初めて自分からキスしてきた知念に、涼生は驚いてしまい、からかわないでほしいと横を向きます。

そして、明日は誕生日なのだから早く寝ようと言おうとしたところ、知念は自ら祐樹にキスをするのでした。 自分は涼生以外とは一度も寝たことがないという知念。

少しこわばっている祐樹に嫌なのかと聞いてみますが、祐樹はそういうつもりで知念に優しくしているのではないと言います。

知念は何も言わず、祐樹の服を脱がせようとすると、祐樹は我慢ならなく知念を押し倒してしまいます。

祐樹を受け入れ、抱き寄せる知念。 祐樹は愛していると言い、知念にキスをすると涙が頬を伝うのでした。

 

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君を愛した10年間・第62話の感想

なんだかとても儚くて悲しい回でした…。 知念が自分から積極的に心をひらくなんて…。

思えばこの作品のベッドシーンってずっと知念が涼生に強引にされているところしかなかったので、 とても悲しくて美しいベッドシーンだったなと思います。

以前、知念は自分にはなにもないから、良くしてくれる祐樹に見返りとして身体を差し出そうとしていました。 祐樹はその心境を知って拒否しましたが、今回の知念は自分からしっかり祐樹に好意を持って接したのかなと思いました。

そして、冒頭では祐樹に会えてよかったと終始ご機嫌の知念。 涼生のことはもう心のなかにないのでしょうか。