ちはやふる・最新239話のネタバレと感想｜BE LOVE12号

2021年11月1日発売の「BE LOVE」12号に掲載されている「ちはやふる」第239話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ちはやふる・第239話のネタバレ

新は自身の弱さの正体をついに知ります。 それは、「祖父の強さを借りて名人戦の怖さから逃げようとしていた」ことです。

新は、"自分のような臆病者が、今の周防に勝つなんてことは到底不可能だ。"と思えてきてしまいます。 弱点を克服してやり方を変えてきた今の周防はまさに怪物です。

そうは言っても試合から逃げるわけにはいかない新は、太一と共に試合会場へと走ります。

 

太一に背中を押されて試合会場へと戻った新。 すると対戦相手の周防が、バッサリと髪を切っています。 何かを振り切ったかのような爽やかな姿になっている周防。

新は詩暢から預かっていた襷（たすき）を渡し、千早にも借りていた襷を返そうとしました。 しかし千早は襷を受け取りません。 千早は、"新に持っていてほしいと話します。" 見れば千早はだいぶ顔色が悪い様子です…。

新は千早の肩をたたき、その襷を自分にかけました。

新は改めて部屋の中を見渡します。 今までは見えていませんでしたが、そこには自分たちの試合を見届けようと多くの知った顔が集まっていました。

緊張が高まりつつある会場内。 すると一人の観客のスマホが鳴ります。 神経が研ぎ澄まされた千早は、過剰なほどにその音に反応しました。

札を並べる選手たち。 「ちは」の札は千早の元へと来ました。 「め」と「せ」は詩暢のところに来ます。

試合の行く末を議論する皆の前に田丸が現れ、"詩暢の暗記には特徴がある。"と言いだしてきました。 詩暢は暗記の際に札を見ていないというのです。 "札を見ない状態で超速で暗記をまわし、札を思い浮かべただけで札の場所がわかって体も自然と動き出す…それはもはや「反射」に近い動きで札を取りに行っている。"と田丸は話します。 "そんな超人に千早が2勝できただけでもものすごい奇跡だった。"と話す田丸。

ふと仲間たちは田丸がなぜここにいるのか気になります。 彼女がここにいるということは、代わりに大盤係をやっている人がいるはずです。

モニターを見てみると、そこに映っていたのは…奏でした！ なんと奏はあれほどやらないと言っていた大盤係を、テキパキとこなし始めていたのです！

集中力を高める千早は、"詩暢に対してまた足をつってしまったら遠慮なく言ってほしい。"と話します。 "未来の為になるのなら、これまでの流儀やルールを破ることも多少は必要だ。"と話す千早。

しかし詩暢は、"未来のためというのなら、自分が文句のつけようもないほどの強さで戦い勝ち切るのが一番だ。"と微笑します。

ついに名人・クイーン戦第5試合目が開幕…。 はたして勝利の行方は…！？

 

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ちはやふる・第239話の感想

ついに第五試合が始まります！ 本当の本当に正念場って感じですよね～。

なんだかこれまでと比べると第五試合はそれぞれが色んなものを吹っ切ってきて会場内の空気がこれまでと違う気がします。 これまでは緊張感でピリピリと張り詰めた空気でしたが…「緊張感を超えた向こう」みたいな感じ…全員が冷静になっていましたね。

第5試合がどんな戦いになるのか本当に楽しみです！