間違いで求婚された女は一年後離縁される・10話のネタバレと感想

「間違いで求婚された女は一年後離縁される」第10話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

間違いで求婚された女は一年後離縁される・第10話のネタバレ

セノーデル辺境伯の元に届いた一通の招待状。 それは、隣国のランブラカの町を治めるゴール子爵からの夜会への招待状で、シェリルと一緒にとの内容でした。

ゴーテル子爵にはシェリルのことを、間違って求婚し嫁いできた、高慢で男狂いの女で一年後に離縁するのだと話していたので、どういうつもりで招待しているのか気がかりに思います。

そして早々に誤解を解かないとと考えるのでした。 招待された場所まで往復で二週間ほどかかるため、帰ってきたころにはシェリルとの離縁の期限になりますが、シェリルの相手選びだと思うと、候補者を見る目が厳しくなってしまうセノーデル辺境伯。なかなか良い相手を決めることができずにいました。

その日の夜、シェリルはキラキラした夜会は苦手でも、少しでもセノーデル辺境伯の役に立てることを嬉しく思います。 きっとこれがセノーデル辺境伯と過ごす最後の時間になると思うと寂しいものの、たとえ誤解から始まった状況でも、今の自分は幸せだと感じるのでした。

初めは侍女として側にいられるだけでも良いと思っていたものの、今は実らない想いを抱いたままセノーデル辺境伯が新しい妻を迎えるところを見るなど到底耐えられないと思うのでした。

しかし、そんな自分の気持ちを伝えてもセノーデル辺境伯を困らせてしまうだけだと思うと、屋敷を出ていくまでいつものように笑って振舞おうと考えます。

いよいよ、セノーデル辺境伯と一緒にランブラカの町で行なわれる夜会へ出発する日。 雪が降る寒い日に馬車で出発します。

そして、その日に宿泊する宿があるキルト村に到着すると、足元が悪いからと手を差し伸べてくれるセノーデル辺境伯。 セノーデル辺境伯の手を握ると、恥ずかしさでシェリルの顔が赤くなります。宿では、部屋が一つしか空いておらず、仕方なくセノーデル辺境伯は自分が椅子で寝ようと考えますが、シェリルは自分が椅子で寝るからと譲りません。

お互いに譲らず、堂々めぐりの言い合いをする二人。 セノーデル辺境伯はシェリルを抱き上げ、無理やりベッドへ連れていきますが、セノーデル辺境伯に風邪をひかせたくないシェリルは思い切って一緒にベッドで眠ることを提案します。

安心しきって無防備に眠るシェリルを見て、セノーデル辺境伯は可愛いと心の中で呟くのでした。

 

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間違いで求婚された女は一年後離縁される・第10話の感想

シェリルのセノーデル辺境伯に対する気持ちがどんどん大きくなり、今では恋心にまで発展していたのですね。セノーデル辺境伯もシェリルに対して、幸せになってほしいという気持ちが強いようですが、実は手放したくないほどに心を奪われているように思います。

シェリルはきっと自分からわがままは言えないと思うので、セノーデル辺境伯がシェリルに一緒にいてほしいと言ってあげてほしいです！

さて、夜会に招待された二人。 過去にセノーデル辺境伯がシェリルのことを悪くいっているにも関わらず、ゴーテル子爵がわざわざシェリルを招待しているのはどんな意図があるのでしょうか？

悪いことを企んでいないといいのですが...。二人が夜会を楽しんで、更に仲を深めて帰ってきてくれることを期待しながら、読み進めていきたいと思います！