オフィーリアが公爵家を離れられない理由 ・第35話のネタバレと感想｜comico

「comico」に掲載されている「オフィーリアが公爵家を離れられない理由 」第35話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

クロードの父・キャメロン卿がオフィーリアの母と結婚したのは、オフィーリアがまだ小さいころでした。

忙しいキャメロン卿の代わりに、領地の視察をするようになったオフィーリアの母。
オフィーリアはいつも留守番です。母親に捨てられるのではないかという恐怖と不安に耐えながら、彼女の帰りを祈る日々が度々ありました。

そんな中、ある日オフィーリアはいつもの留守番中に、ある一人の少年と出会います。 彼こそが幼き日のクロードでした。

クロードは泣いているオフィーリアを見て、不幸せそうだと告げてきます。 オフィーリアは本心を隠すように、"自分は幸せだ。"とむきになって答えました。

クロードはそれなら羨ましいなと一言言って、果実を一つプレゼントしてくれます。

その日からというもの、度々クロードが庭先に現れて2人は遊ぶようになっていったのです。

幼いオフィーリアは、クロードが一体どこから来たのか疑問に思うことはありませんでした。彼は隣に住んでいる男の子なのだと思い込んでいたのです。

その日もクロードと一緒にかくれんぼをして遊んでいたオフィーリア。
しかし視察から帰ってきたオフィーリアの母に、その現場を見つかってしまいます。

孤児院で貧しい暮らしをするクロードの見すぼらしい姿をみて、すぐに彼を追い出そうとするオフィーリアの母親。

当時のオフィーリアにとって母の存在は絶対だったので、オフィーリアは母親のいう通りそのままクロードとの関係を絶ってしまったのでした。

そして現在…。 オフィーリアは、なぜクロードに既視感があったのかを理解しました。 2人は過去に会っていて、しかも仲良く遊ぶような仲だったのです。

大人になってから思い返してみると、幼い頃の記憶には色々な矛盾点があることに気が付きます。
隣の子だと思っていたクロードでしたが、そもそもオフィーリアたちの屋敷は丘の上に立っていたたために隣に人など住めるはずもなかったのでした……。

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幼き日のオフィーリアがめちゃくちゃ可愛かったです……。まさに美少女でした！

2人は実は仲良く遊んでいた時期があったんですね～。 クロードがオフィーリアたちの屋敷に足を運んでいたのは、恐らく孤児院に足を運ばなくなったキャメロン卿の様子を見るためでしょうね。

本当ならオフィーリアの立場に自分もいれたはずなのに…という恨みを抱えながら遊んでいたのかなと思うと、なんだかちょっと複雑な気持ちになってしまいます。

当時からオフィーリアを妬む気持ちはあれど、孤独な孤児院の生活の中でまがいなりにも自分の妹かもしれない少女に対して親近感を抱いてしまったのかもしれませんね。