顔に泥を塗る・第20話のネタバレと感想｜ゼノン

「ゼノン」に掲載されている「顔に泥を塗る」第20話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

顔に泥を塗る・第20話のネタバレ

話し合いの末、美紅ははるの胸の内をやっと知ることができました。

これまで美紅にとってはるは、強気で自分本位で…それでいて頭もよく完璧な人間でした。 しかしはるの数々の暴挙はすべて美紅を失うことを恐れたが故の行動だったのです。 彼は美紅を失う恐怖に駆られ、彼女を傷つけても自分の元に縛り続けようと足掻いていたのでした。

頭からクレンジングオイルをかけてきたのも…美紅のメイクを否定してきたのも…美紅を家から追い出したのも…それは、美紅が自分以外の男の色に染まっていくような焦燥感と嫉妬心からとってしまった行動…。

美紅は考えます。 もし、じぶんがはるの立場だったら？ 彼が誰か知らない女の影響を受けて、はるが変わり始めてしまったら？ 自分ははたしてその変化を平然と受け止めることができたでしょうか。

美紅は、はるがあんな行動の数々をとってしまう原因を作ったのは、そもそも自分だったのかもしれないという考えに至ってしまいます。

はるはその後、美紅の言い分もしっかりと聞いてくれました。

そうして美紅たちは話し合いの末、結局ヨリを戻すことにします。

 

どこか心にわだかまりを感じる美紅。 しかし自分の中ではるに未練があったことは確かだし、やり直したい思ってもいたのも事実…。 きっとこれでよかったのだと、美紅は自分自身に言い聞かせます。

 

はるの家にもどってきた美紅。 荷物整理をしていると、はるが仕事から帰宅します。

戻ってきてくれてありがとうと美紅を強く抱きしめるはる…。 彼は以前の自分の数々の暴言を事あるごとに詫びながら、自分はこれから変わっていくつもりだからどこにも行かないでほしいとはるは美紅にお願いします。

以前はあんなにも強い人間だと感じていたはるが、今はこんなにも大人しく弱々しくなっている…。

はるの本心を知っ知ったは、恋人というのはこうして互いの欠点を受け入れ合いながら、絆を確かにしていくものなのかもしれない…とふと考えるのでした。

 

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顔に泥を塗る・第20話の感想

うーん結局ヨリを戻しましたね。 はるの言葉は本当に本心ばかりなのかなー？って感じがしますが。 子供みたいな態度をとって恋人を自分に縛り付けておこうとするなんて…普通の考えではないと思うんですよね。 美紅はちょっと感覚がおかしくなってきてるのか…そのあたりがちゃんと理解できていないような気がします。 はるの言葉にまんまと乗せられているだけなんじゃないかなー？とどうしても考えてしまいますよね。 やっぱりどう考えたってイヴと一緒になるほうが幸せなのに。