金魚妻・見舞妻②(4巻)ネタバレと感想

「金魚妻」第4巻より見舞妻②のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

見舞妻②(金魚妻4巻)のネタバレ

夫・マサトの命令で飲酒運転をし、息子・たかひろの担任・平野を車で轢いてしまったヤンママ・河北真冬は、今日も入院する平野を訪ね、身体の関係を持ちます。

家に帰り、マサトにたかひろを英語教室に通わせたいと相談しますが、金の無駄だと一蹴されます。 真冬は自分が稼いだお金で通わせてあげたいと食い下がりますが、マサトは家族のお金を勝手に使おうとするなと怒鳴ります。

真冬はマサトに土下座してお願いしますが、真冬のことを馬鹿にして聞く耳を持ちません。 そこにたかひろがやってきて真冬をかばい、仕事のストレスを真冬にぶつけていじめるなと泣き出すのでした。

たかひろが眠ると、真冬は下着姿でマサトに謝罪し、明日から出張で会えなくなるからと誘います。真冬は平野との行為を思い浮かべるのでした。

翌日の夜、真冬は友人を居酒屋へ行き、マサトの出張を記念して乾杯します。 友人はマサトのことをDV夫と言いますが、真冬はマサトは自暴自棄になっているだけだとかばいます。

そして、友人は真冬と平野が病院で夫婦だと思われていることを告げ、平野と不倫しているだろうと聞きます。 関係がバレたことに動揺する真冬。友人は特に二人のことは責めないと言い、ピュアで曲がったことは許せないタイプだった真冬が不倫をしたと知って、何でも話しやすくなったと言います。

実は友人の一人は風俗で働いており、真冬には隠していたものの、この日ようやく打ち明けられたのでした。

その数週間後、マサトは会社の赤字を補填するよう責められ、他のお客さんの支払い分を使ってしまったことが原因で、会社の金を横領して出張先で行方を眩ませます。

会社の上司と名乗る人が真冬の家に来て、警察には言わないから横領した500万円を払うよう要求してきたのでした。 このことを平野に相談すると、会社側の対応がおかしいと友人の弁護士を紹介してくれることに。

真冬はマサトに会社の問題が解決できるかもしれないこと、妊娠していて誰の子か分からないこと、一人で育てていく覚悟でいることを伝えます。

マサトは戻ってきて、真冬の不倫については何も聞かず、前より穏やかな表情をして過ごすのでした。

 

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見舞妻②(金魚妻4巻)の感想

真冬はたかひろに悲しい想いをさせないように、自分が我慢してマサトとの関係を何とか続けているようですが、マサトに依存してしまっているようにも思います。悪いところばかりで、全くいいところがないように思いますが、友人から指摘され、離婚を勧められても、昔はいい人だったから...と聞く耳を持ちません。

こんな夫婦関係は離婚していなくても関係が破綻しているように思いますし、たかひろの精神状態にも悪影響だと思います。

マサトが行方をくらまし、真冬が平野の子を妊娠したことで、ようやくマサトから離れてくれるかと思いきや、マサトはしれっと戻ってきて何事もなかったかのようにまた一緒に暮らし始めます。果たして、真冬はマサトと一緒にいて幸せになれるのでしょうか？