あの子の子ども・第5話のネタバレと感想｜別冊フレンド10月号

 

2021年9月13日発売の「別冊フレンド」10月号に掲載されている「あの子の子ども」第5話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

あの子の子ども・第5話のネタバレ

福は病院で検査を受けます。 一息ついている間、周囲の人が呼ばれみんな妊婦でみんな産むのだろうか。と福は考えるのでした。

そして心のなかで何度も謝り、医者にも怒られるだろうな。と福は考え、帰りたくなりますが、その瞬間名前が呼ばれます。

不安げな福が診察室に入ると、そこに居たのは院長の女医さんでした。縮こまっている福に来てくれてありがとう。と院長の野田は言うのでした。

 

優しく言葉をかけ続ける野田に謝りながら泣き始めてしまう福。そして超音波検査をした後、手術の話をする野田。

今までに見たこともしたこともされたこともない検査に戸惑う福。そしてモニターを見ると、そこには赤ちゃんがいたのです。

身体の部位になるであろう場所を説明してもらいながら、現在妊娠8週だと教えられた福。心臓の音を聞いてみよう。そう言われ聞いた福は自分のお腹の中から心音を感じるのでした…。

 

あと3週間で手術が出来なくなるからこそ、早く判断をして欲しい。そう言った後、パートナーと保護者の同意書が必要だ。と野田は言いました。

両親は知らないからこそ、いいたくない。そう言った福に私から説明すると野田は伝えます。心身が疲労するから周囲の理解が必要で、虐待等があったのなら話は別だが…。と言う野田に相手は大丈夫です。と福は返しました。

 

エコー写真を渡し、どの選択をしても福は責められない。野田はそう言いました。

公園で宝を待っている間、福にはずっと心音が聞こえていました。急いできた宝はたくさん勉強したようで、中絶するなら早い方がいい。と福に伝えます。

そして産むのであれば。と宝は提案するのです。退学にはならないし、出産予定日が夏休みと被っているからラッキーだし、親にも自分で話すし、お金の心配はいらない。と宝は通帳を見せます。

だけど、自分は何もできない。そう泣く宝を見て、福も涙を流します。知らないと選択すらさせて貰えないことを…。

 

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あの子の子ども・第5話の感想

難しいですね。 でもこれすっごくいい漫画だと思います。

私は子どもが大好きで、大好きだからこそ高校生やら大学生で産むという選択は絶対にしなかったと思います。相手がしっかりした社会人で、お金のことは何もいらないよ。って人だったらまた話は別でしたが。

宝が通帳を差し出した瞬間、難しいね。と思いました。幸い福たちの周りには出資者はたくさんいますが、じゃあ全員がソレを許可するか。と言われれば難しいです。

でももう福はエコーや心音を聞いてしまいましたからね。女性はお腹に宿った瞬間から母になれる。と聞いたことがあります。今、福はすんごくいろいろなことのはざまで考えているんだと思うんです。

でもまぁ、宝が逃げだすようなやつじゃなくてよかったなぁ。って心の底から思っています。