きよく、やましく、もどかしく。・第10話のネタバレと感想｜別冊マーガレット11月号

2021年10月13日発売の「別冊マーガレット」11月号に掲載されている「きよく、やましく、もどかしく。」第15話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

きよく、やましく、もどかしく。・第10話のネタバレ

藤井の誕生日を祝うことに必死で追試のことを忘れていた遥は、生活指導室で説教を受けています。"今のままでは進学すら厳しいこの状況で、進路はどう考えているのか。"と問うた担任の前で遥は爆睡をしてしまう始末。

それに怒った担任は、"週明けの月曜日に行う追々試験で平均点以上を取らなければ、留年も考えなければならない。"と言い残して去って行きました。

困った遥はなぜか朝6時に藤井の元を訪れ、勉強を教えてもらうことにしたのです。藤井はシャワーを浴びに行きました。"朝の6時は流石にまずかったかな。"と遥は思ったものの、背に腹は代えられません。せめてものお詫びに布団を整える遥は、気持ちよさにうたた寝してしうまうのでした。

お風呂上りに上の服を着ないまま、"誘われているのかな。"と遥にのしかかる藤井。遥はなんとか藤井から逃れ、改めて勉強始めることになりました。

勉強の仕方がわからない遥は、世界史の範囲を一言一句写生してきたノートを藤井に見せ、藤井を唸らせます。仮テストをしてみたものの遥は何も覚えておらず、"留年一歩手前だ。"と藤井は爽やかに微笑みました。 藤井は"良いことを考えた"と言い、"遥が留年したら先輩って呼んでもらえるかも。"と大真面目な顔で遥に呟きます。遥と共に留年して高校時代をもう1年過ごす気満々の藤井に、"彼なら本気でやりかねない。"と遥は動揺します。

声に出したり、人に教えたり、身体を動かしたり。とさまざまな勉強法で遥に叩きこんでいく藤井。なぜか"試験中緊張しないため。"と、藤井は遥を膝の上に乗せて教え始めました。

だんだん熱くなっていく遥…。ついに遥は知恵熱を出してしまうのです。うなされながらも"藤井を留年にしたくない。"と呟く遥の頭を藤井は撫でます。 "自分がダメなのは構わないけど、藤井がダメになるのは違う。"と遥は泣き始めました。

そんな遥に優しく"バカだ。"と藤井は呟くのです。

起きた遥に"英単語を覚えるのに有効な方法がある。"と目隠しとなぜか手首を縛り、視覚を封じた勉強法を行う藤井。帰るころには完璧に暗唱していました。

ぷりぷりと起こりながら帰る遥に、藤井が差し出したのは英単語帳です。遥が寝ている間に藤井が作りました。

横の家がリフォームをしていてうるさいことを、遥が指摘しました。遥の父親が建設会社なこともあり、"本当に遥の父親がリフォームしていたら面白い。"と藤井は言います。遥は"父親は厳しいから笑いごとですまない。"と部屋を出ますが、2人はちょうど隣の部屋から出てきた遥の父親とバッタリ出会ってしまうのです…。

 

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きよく、やましく、もどかしく。・第10話の感想

遥がバカで可愛い！！！ まじで藤井は遥と留年なんて平気でしそうだけど、遥が頼めばいろんな意味で留年させない手段も取れると思うんですよね。 自分が学校に箔を付けるためにいい学校に合格して、自分が遥を教える変わるに留年避けてね。って悪魔の笑みで教師を脅すぐらい平気でしそうです。

藤井が遥に教えるのを心底頼んでいるところもめちゃくちゃ面白かったし、それを遥がおばかさんすぎてマジになっているのもほんとによかったです(笑)

最後にお父ちゃんと遭遇してしまったけど、どうなるんだろうねぇ。藤井は傍か見ても品行方正だから（いろんな意味で難はあるけど）意外とすんなりいきそうな気もしますけどね。

とりあえず遥は頑張って留年を避けていただきたい…。