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【最新125話更新】「満州アヘンスクワッド」の全話あらすじ(ネタバレあり)と感想|ヤンマガ
「ヤンマガ」に掲載されている「満州アヘンスクワッド」のネタバレと感想です。 文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です! 最新話まで随時更新中です。
マンガ 満州アヘンスクワッド コミックdays ネタバレ・感想目次
- ▼ 1. 満州アヘンスクワッド・第124話,125話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 2. 満州アヘンスクワッド・第121話,122話,123話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 3. 満州アヘンスクワッド・第119話,120話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 4. 満州アヘンスクワッド・第117話,118話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 5. 満州アヘンスクワッド・第115話,116話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 6. 満州アヘンスクワッド・第113話,114話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 7. 満州アヘンスクワッド・第111話,112話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 8. 満州アヘンスクワッド・第109話,110話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 9. 満州アヘンスクワッド・第107話,108話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 10. 満州アヘンスクワッド・第105話,106話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 11. 満州アヘンスクワッド・第104話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 12. 満州アヘンスクワッド・第101話,102話,103話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 13. 満州アヘンスクワッド・第100話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 14. 満州アヘンスクワッド・第99話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 15. 満州アヘンスクワッド・第98話のネタバレ
- ▼ 16. 満州アヘンスクワッド・第97話のネタバレ
- ▼ 17. 満州アヘンスクワッド・第96話のネタバレ
- ▼ 18. 満州アヘンスクワッド・第95話のネタバレ
- ▼ 19. 満州アヘンスクワッド・第94話のネタバレ
- ▼ 20. 満州アヘンスクワッド・第93話のネタバレ
- ▼ 21. 満州アヘンスクワッド・第92話のネタバレ
- ▼ 22. 満州アヘンスクワッド・第91話のネタバレ
- ▼ 23. 満州アヘンスクワッド・第90話のネタバレ
- ▼ 24. 満州アヘンスクワッド・第89話のネタバレ
- ▼ 25. 満州アヘンスクワッド・第78〜88話のネタバレ
- ▼ 26. 満州アヘンスクワッド・第77話のネタバレ
- ▼ 27. 満州アヘンスクワッド・第68話〜76話のネタバレ
- ▼ 28. 満州アヘンスクワッド・第1話〜67話のネタバレ
- ▼ 29. マンガを無料で読むには?!
「ヤンマガWeb」に掲載されている「満州アヘンスクワッド」のネタバレと感想です。
文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です!
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満州アヘンスクワッド・第124話,125話のあらすじ(ネタバレあり)
虹口に集まる各勢力
勇に想いを寄せる踊り子の少女・春鈴は、工部警察に拘束されました。さらに春鈴は、病弱な弟を人質に、無理矢理に工部警察への情報提供の協力を強いられます。
そんな春鈴は、新阿片に身を染めた踊り子仲間から、新阿片は虹口(ホンキュウ)で手に入るという情報を手にします。
ドイツ人の迫害からの上海に逃れてきたユダヤ人達は、紅幇の圧力によって上海すらも追いやられそうになっていました。その現状をなんとか打開しようと奔走するマルク。
新聞を使ってユダヤ人の同士を集めようと目論みますが、紅幇に目を付けられ、新聞社の編集長が殺害される事態に陥ります。
勇一味は、虹口で紅幇を迎え撃つつもりでいました。彼らが武器として利用しようとしているのは、生き残りをかけて一致団結するユダヤ人たちの精神力と絆のようです。
満州アヘンスクワッド・第124話,125話の考察
戦場は虹口
紅幇は、勇一味が虹口を中心に新阿片を売りさばいていることを掴んでいました。さらに、彼らがユダヤ人を利用して戦力を確保しようと目論んでいることもお見通しのようです。
紅幇のボス・蘭玉は、そんな勇たちを一人残らず始末しようと考えています。しかし、勇一味を狙っているのは紅幇だけではありません。新阿片を脅威だとみなしている工部警察も、血眼で勇たちの行方を追っています。
勇は工部警察と紅幇を同時に相手にしなければいけない窮地に立たされてしまいました。果たして勇一味に勝ち目はあるのでしょうか。
仲介人の静に家族の存在が明らかに?
謎の多い仲介人の静ですが、これまでは彼がある組織のスパイとして勇一味に取り入っていることだけがわかっていました。しかし今話にて、そんな静に妻子の存在が明らかになります。
妻はどう見てもアジア系の人種ではありません。子供はまだ幼い赤子のようでした。
静はペンダントに入れた写真に微笑みかけながら、もうすぐ会えるといったニュアンスの言葉を呟きます。
果たして妻子は生存しているのか、生きているのだとしたらどこにいるのか……静についてますます謎が深まりました。
満州アヘンスクワッド・第124話,125話の感想
虹口は小さな町なので、3武力が一斉に戦争を始めてしまえば、一気に壊滅に追い込まれてしまう可能性があります。
しかしどうやら勇一味は、真正面から工部警察や紅幇と戦うつもりなはいようです。彼らは地の利を活かして、小細工を仕掛けながら紅幇を相手にしようと考えていました。
会話の内容からは工部警察をまだ危険視していないようにも思えますが、大丈夫なのでしょうか……。その工部警察のスパイがよりにもよって春鈴というのがやっかいです。勇があっさり騙されてしまいそうで怖いです。
満州アヘンスクワッド・第121話,122話,123話のあらすじ(ネタバレあり)
紅幇の襲撃
ユダヤ系であるベッカー家の長男・マルクは、ナチスの来週と共に両親と引き裂かれ、上海に辿り着いた悲運の青年でした。彼は必ずこの地で這い上がるために勉強に打ち込みます。
そんなマルクに目を付けたのは、麗華でした。麗華たちはマルクを新聞社に就職させ、あることを手引きさせます。
麗華たちは上海に自分たちの煙館を設け、新阿片を売りさばいていました。バータルたちが売上金の回収に向かいますが、なんとちょうど紅幇からの襲撃を受けてしまいます!
煙館は爆破され、中にいた人々は木っ端みじんに……。
バータルとキリルは一命をとりとめますが、紅幇の殺し屋兄弟に見つかってしまうのでした。
満州アヘンスクワッド・第121話,122話,123話の考察
マルクに課せられた任務
マルクはもともとユダヤ系の青年です。彼の目的は、ユダヤ教徒たちに起った真実の悲劇についての本を出版することでした。
彼はその目的を達成するため、麗華の一味に加わります。マルクに課せられた任務は、ユダヤ系コミュニティ向けの新聞を使って、ユダヤ教徒たちにあることを語り掛けつづけることでした。
どうやら麗華は紅幇との全面戦争を前に、上海に避難してきたユダヤ教徒たちを味方につけようと目論んでいるようです。
ついに紅幇と全面戦争!?
バータルとキリルが金の回収にきた煙館を襲撃した紅幇一味。中には親玉の蘭玉の姿もありました。どうやら紅幇のは本気で新阿片一味を潰そうと動き始めたようです。
生き残ったバータルとキリルでしたが、紅幇が抱える残忍な殺し屋兄弟と直接対決の危機にさらされます。
しかし、ここでナイスタイミングで現れたのが日本軍でした。日本軍は紅幇にとってもバータルたちにとっても敵側の組織です。
三つ巴の戦いになることを恐れた紅幇のはそそくさと退散。バータルたちは難を逃れたのでした。日本軍の登場がなければ、いまごろバータルたちは命がなかったかもしれません。
満州アヘンスクワッド・第121話,122話,123話の感想
ついに紅幇と直接対決するシーンが入るようになってきました。バータルとキリルがここでリタイアになってしまうのかと思われましたが、どうやら一命をとりとめたようで安心しました。
生きてこの紅幇襲撃の情報を麗華たちに持ち帰ることは、勇一味にとってかなり有益な情報になります。それだけでもバータルとキリルは健闘したと言えるでしょう。
紅幇の蘭玉の様子からすると、どうやら彼女は勇一味のことをかなり格下に見ているようで、余裕をかましているようにも見えました。
満州アヘンスクワッド・第119話,120話のあらすじ(ネタバレあり)
紅幇と工部警察が対峙!
マルク・ベッカーはパン職人の息子でした。愛情深い両親に恵まれた彼は、貧しいながらも幸せな毎日を過ごしていました。
しかしある日、ナチスが来襲。ユダヤ系であるベッカー家は、この時に家族が離れ離れになってしまいます。
まだ子供のマルクが行きついたのは、上海でした。彼はここで、貧困からのし上がって必ず自分の夢を叶えてみせると決意を固めます。
一方、租界の治安を守る工部警察でも大きな動きがありました。
シア警部から“新阿片”の流入の報告を受けたジルイ警部は、なんと紅幇のボスである蘭玉(ランユー)を訪問!紅幇が新阿片の大元であるかどうかを直接質問してきたのです!
どうやら紅幇のボスである蘭玉と工部警察のジルイ警部は、すでに顔見知りの様子で……!?
満州アヘンスクワッド・第119話,120話の考察
マルク・ベッカーは何者なのか?
マルク・ベッカーはユダヤ系の両親の間に生まれた少年でしたが、ナチスが襲来してきた時をきっかけに、両親と行き別れてしまった悲しい過去を持っていました。
父親の言いつけに従って上海に渡りましたが、そこでは貧しいものは道端で死にゆき、一部の限られた人間だけが裕福な暮らしを送るという、まさに魔都でした。マルクはこの街であらゆる人々と出会い、必ずのし上がって自分の夢を叶えてみせると心に誓います。
さて、このマルク・ベッカー。唐突に現れた新キャラの少年ですが、一体何者なのでしょうか?
119話の表紙はカラーで静が描かれていました。なんだか意味深のカラーページ。もしかしたらこのマルク・ベッカーは、ユダヤ人という素性を隠している工作員の静なのでは!?
と思いきや、120話ではマルク・ベッカーがそのままの姿で再び登場します。どうやら静とは無関係のようです。
ただし、ユダヤ人の貧困層の中で必死に猛勉強するマルクの姿は、勇一味の麗華の目に留まります。どうやらマルクが今後、勇一味に関わってくるのは確定のようです。
紅幇と工部警察の関係
紅幇のボスである蘭玉を訪問するジルイ警部。マフィアと公権力が一触即発のムードの中、新阿片について話をします。
部下たちの緊迫した様子を見る限り、この両者は「敵対しているわけではないが親密なわけでもない」といった、いわば冷戦状態にある組織同士にも見えました。ただ、どうやらジルイ警部と蘭玉は個人的に長い付き合いなのだそう。この2人の関係性がかなり気になるところです。
満州アヘンスクワッド・第119話,120話の感想
ジルイ警部と蘭玉の過去がかなり気になります!男女ということもあり、もしやかつては恋仲なのでは!?とワクワクする展開を期待させてくれました。
蘭玉もジルイも、上海という土地を愛してやまない気持ちはどちらも同じです。そんな上海をかき見出しかねない新阿片の存在は、両者にとっては排除の対象になります。
相容れぬ仲ではあるものの新阿片の出所を掴むという目的は同じである紅幇と工部警察。この2つの組織にタッグを汲まれると、勇たちもかなり際どい戦いを強いられることになるでしょう。
満州アヘンスクワッド・第117話,118話のあらすじ(ネタバレあり)
敵は紅幇だけではない!工部警察が勇一味に目をつける
紅幇の極悪双子は、結局そのまま女ダンサーを拷問した末に命を奪ってしまいます。残ったのは惨たらしい死体のみです。運がいいのか悪いのか、バータルたちはその女ダンサーの死体を発見してしまい、紅幇が新阿片の存在に気が付いていることを知り得ます。
一方、工作員の静(シン)は、勇一味の情報を雇い主に逐一報告していました。そしてついに雇い主からは、新阿片一味を調査後に全員始末するようにと命令が下されてしまいます。
また、租界の治安を取り締まる工部警官・シアは、盗人が新阿片を持っていたことから、新阿片及び密売人(勇一味)の存在に気が付きます。彼はすぐさまこのことを上官のジルイ警部に報告。
紅幇との衝突が始まって間もない勇一味でしたが、彼らは同時に工部警察からも狙われるという事態に陥ってしまうのでした。
満州アヘンスクワッド・第117話,118話の考察
静は結局やはりただの敵なのか
仲介人として勇一味と行動を共にしている静ですが、彼は実は工作員で、勇たちに協力しつつも彼らの情報をどこかの組織に流しています。それがどこの組織なのかが重要ですが、とりあえず青幇をあっさりと裏切っていたところから考えると、静の雇い主は青幇の敵対勢力である可能性が濃厚です。
そうなると雇い主は紅幇であるのが一番自然ではありますが、もしそうだったとしたら勇一味の行動をいささか容認しすぎな気がしてしまいます。またそうなるとあの残虐な双子を放ってまで勇一味の居所を探る意味がありません。
そして密輸に密売に犯罪に手を染めまくりの静が、工部警察と仲良くすることも考えられませんよね。
このことから推察すると、静は紅幇でも青幇でも工部警察でもない、全く新しい別の勢力の工作員であることが考えられます。
満州アヘンスクワッド・第117話,118話の感想
個人的には工部警察のキャラの面々が濃すぎてツボです。暴力が正義だと思い込んでいる彼らは、ただの盗人に対しても容赦がありません。特にシア君に至っては、敬愛するジルイ警部に褒めてもらいたいがために、嬉々として犯罪者たちの顔をボコボコに殴っています。なんだかもう根本から狂っているこの工部警察という組織。そんな工部警察にも、ついに勇一味の存在がバレてしまいます。
最初は勇たちが紅幇と青幇の挟み撃ちにならないか不安でしたが、それどころか紅幇と工部警察の2勢力と正面衝突する可能性もでてきて、勇たちの危機的状況はずっと変わりません。しかし当人たちはそんな状況慣れっこなので、もくもくと密売を続けているだけでした。なんだか勇一味も肝が据わってきましたよね。
満州アヘンスクワッド・第115話,116話のあらすじ(ネタバレあり)
勇たちの新阿片が猛威を振るい始める
紅幇の息のかかった煙館を次々に潰しにかかった麗華たちが、アジトへ戻ってきました。集まった仲間たちの話を元に現在の状況を整理し、情報をメンバー全員で共有していきます。
ここ上海では、現在多種多様な人種が生活しており、それぞれが居住区を設けてある程度生活領域を隔てて暮らしているようです。
居住句を大きく分けると、日本人が多く住む地区「虹口」、ロシア人が多く住む「リトルロシア地区」、そしてドイツから逃れてきたユダヤ人の「難民地区」の計3つになります。
狭い地域に複数の派閥があるということは、敵も味方も作りやすいということです。
ここで仲介人の静が遅れてやってきました。彼は、どうやら新阿片を煙館に売り込みに行ってくれているようです。その客の中には、勇が出会った少女・春鈴が踊り子として働くクラブも含まれていました。
新阿片が流通し始めてまもなく、紅幇のボス・蘭玉(ランユー)の耳にもその情報が入ります。蘭玉は凄腕の用心棒の双子を派遣し、新阿片の出所を探らせました。
双子たちは新阿片を利用していた女ダンサーたちをむごい方法で拷問し、煙館を乗っ取っている黒幕が誰かを強引な方法で探り始めます。
満州アヘンスクワッド・第115話,116話の考察
勇たちと紅幇勢力の衝突が間近
ラストシーンのほうでは、問題の双子用心棒とバータルたちが遭遇するシーンがありました。もしかしたら女ダンサーたちが口を割って、勇たちの存在がバレかけているのかもしれません。
しかし、実際にこのダンサーに新阿片を売ったのは、バータルでもないし勇たちでもありませんでした。彼女たちに新阿片を提供したのは、仲介人として勇たちに協力している静です。もしかしたらバータルたちが用心棒の双子と八合わせたのは、ただの偶然なのかもしれません。
何にせよ、勇たちと紅幇勢力が徐々に接触しつつあります。火ぶたが切って落とされるのも時間の問題でしょうね。
双子用心棒の残虐性
ダンサーの女性の顔面に、容赦なく石をぶつける双子の用心棒。男も女も、おかまいなしの残虐性が伺えます。描写はりませんでしたが、この双子は女性の頭を野球ボールに見立ててバットで痛めつけるシーンがありました。想像するだけでゾッとしてしまいます。
しかも恐ろしいのが、この女性ダンサーは勇が出会った素朴な少女・春鈴の上司という点です。春鈴はいい子なので酷い目に遭ってほしくないところですが、彼女の周りにも確実に危険が近づいているのを感じますね。
満州アヘンスクワッド・第115話,116話の感想
ついに蘭玉の耳に勇たちの存在が入ってしまいました。現在、 蘭玉たちの勢力は上海の賭博・阿片・売春など闇の商売を全て牛耳っています。気の強すぎる彼女は、自分のテリトリーで好き勝手やり始めている勇たちの商売を絶対に許さないはずです。
満州アヘンスクワッド・第113話,114話のあらすじ(ネタバレあり)
紅幇に喧嘩を売る麗華
「人が消える」という妙案噂が立っている社交場の裏側に潜入した勇たちは、ここが紅幇(ホンパン)が仕切る阿片の煙館であることを突き止めました。しかし煙館の責任者に真っ先に疑われてしまった勇は、銃を突きつけられてしまいます。
すると麗華は、自分たちはボスの命令で視察の為に来たのだと言い始めました。もちろんこれは作り話です。しかし阿片商売に対する知識が豊富で、かつ威圧的な麗華の話し方は異様なほどに説得力があり、責任者はすっかり騙されて情報を漏らしてしまいます。
麗華は責任者の男や客たちに、新阿片を使わせ、彼らを虜にしました。この店を足掛かりにして、次々に紅幇の煙館を潰しにかかる麗華。どうやら彼女は、たった6人で構成数千人の秘密結社・紅幇に喧嘩を売るつもりのようです。
満州アヘンスクワッド・第113話,114話の考察
上海の煙館はほとんどが紅幇の支配下
最初に乗り込んだ社交場の責任者がボロを出したことで、この煙館は紅幇(ホンパン)であることが明らかになります。やはり上海の阿片市場を牛耳っているのは、紅幇だったようです。
上海の煙館に次々に新阿片を持ち込む麗華たち。こんなにあからさまに紅幇に喧嘩を売ったら、ボスの蘭玉が黙っていないはずです。あまりにも大胆過ぎる行動に思えますが、麗華には紅幇に打ち勝つ秘策でもあるのでしょうか。
麗華の狙い
それとも麗華の狙いは、あえて派手に行動してボスの蘭玉をおびき出して、彼女と新阿片の交渉をするのが目的なのかもしれませんね。
紅幇と敵対関係になるのではなく、彼らに実力を認めさせて協定を組むつもりなのかもしれません。そうしたらこれまで敵対してきた青幇とのいざこざも、何かとやりやすくなります。
もしくは麗華が狙っているのは“自分たち組織の一人勝ち”かもしれません。紅幇と青幇は時には敵同士、時には共闘するといった微妙な組織関係がありますが、反対に言えばいつどちらが裏切って相手側を飲み込もうとするかわからない緊迫した関係であるとも言えます。麗華はこの2社をぶつかり合わせて消耗させ、その隙に自分たちがのし上がろうと考えているのかもしれません。
満州アヘンスクワッド・第113話,114話の感想
やっぱり勇たちには麗華が欠かせない超重要人物です!知識もさることながらオーラもあるし先見の能力にも長けており、とにかくその辺の雑魚なら言葉だけで制圧してしまうことができます。勇と麗華、どっちが主人公なのかわからなくなるくらいの大活躍ぶりを、麗華は見せてくれました。しかも美人ときたものだからもう最強ですよね。
満州アヘンスクワッド・第111話,112話のあらすじ(ネタバレあり)
上海の阿片市場へ乗り込む勇たち
貧民の踊り子・春鈴は、自分の身体で勇にお礼がしたいと馬乗りになってきました。"そういうこと"に慣れていない勇は激しく動揺しますが、麗華から上海の人間から情報を聞き出すようにと言われたことを思い出し、何とか春鈴と仲良くなろうとします。
春鈴から得られた情報は、"ある社交場"の情報です。聞くところによるとその社交場は、上海で商売をする人々が集まる情報交換の場所だとのことですが、他にも妙な噂がありました。
それは、社交場に訪れた人々が忽然と姿を消していくという奇妙な噂です。勇は麗華らを連れて、社交場に乗り込むことにしました。
社交場は一見してごく普通の店です。しかし、麗華やリンは噂通り客たちが忽然と姿を消していくことに気が付きます。さらに、鼻のきく勇は、この店のどこからか漂ってくる、阿片の香りを察知。
どうやらこの社交場の裏の顔は、阿片商売の根城のようです。麗華たちは、上海の阿片商売の闇へと乗り込んでいきます。
満州アヘンスクワッド・第111話,112話の考察
春鈴と勇
なんだかいい雰囲気だし傍から見ても超お似合いカップルの地味なこの2人ですが、結局最後まで何もせずに話だけして終わってしまいました。勇らしい結末ですよね。キリルやバータルだったら、また違った展開になっていたかもしれません。
春鈴には体の弱い弟がいるらしく、春鈴は朝も夜も働きづめのようです。弟想いなのはいいですが、春鈴が体を壊さないか心配ですね。
春鈴が勇に本気で恋をしているようにも見えました。あのウブな感じがもし演技だとしたら、そうとうな役者です。
社交場を取り締まっているのは
ほぼ間違いなく社交場には紅幇が関わっていると言えます。ついに勇たちが紅幇と接触する時が来ましたね。毎回思うのは、紅幇と青幇の両方を相手に戦う展開になったら勇たちは一巻の終わりなんじゃないかという点です。
というのも、紅幇と青幇は凌ぎ合いはしつつも敵対関係というわけではないんですよね。もしこの二つの秘密結社が勇を潰すために手を取り合ったら、非常に厄介な相手になってしまいます。
満州アヘンスクワッド・第111話,112話の感想
今回は春鈴が自ら服を脱いで勇にまたがる超ドキドキなシーンがありました!結局最後まですることはありませんでしたが、お色気回だったことは間違いありません。
春鈴なぜ勇にそこまでお礼をしたがるんでしょうか?
もしかしたら春鈴すら工作員である可能性も0ではないですよね……!勇たちはすでに紅幇からマークされているので、春鈴がスパイとして送り込まれたのかもしれません。春鈴の素性がかなり気になります。
満州アヘンスクワッド・第109話,110話のあらすじ(ネタバレあり)
上海で一番大きなナイトクラブへ
無事に上海入りを果たした勇たち。まずは現地で情報収集をしながら、新阿片を売りつけられるような大物の顔を覚える必要があります。
静に連れられて、麗華・勇・キリルの3人は、上海で一番大きな娯楽施設へとやってきました。キリルと麗華は、持ち前の美貌であっという間に異性に声をかけられます。
田舎くさい勇はポツンと取り残されるのですが、勇はそこで同じように田舎臭い踊り子の少女と出会い……?
踊り子の少女を救う勇
少女の名前は春鈴(チュンリン)。中国人の彼女はこのナイトクラブで立場が弱く、英国人たちにセクハラをされても耐えるしかありませんでした。
勇はそんな彼女のことを見過ごすことができず、不器用なダンスで周りの気を引いて春鈴を助けようと試みます。
無事に、春鈴をナイトクラブから連れ出すことに成功した勇。春鈴は勇にお礼がしたいと言い出し、自宅で勇の上に馬乗りになり始めます……!
満州アヘンスクワッド・第109話,110話の考察
初登場の春鈴の目的は?
春鈴の家は、とても裕福とは言えないような粗末な家でした。高級なナイトクラブに出入りはしていても、彼女自身の身分は相当低いようです。
そんな彼女は明らかに社交界慣れしておらず地位も権力も持っていなさそうな勇に対して、なぜか積極的に色目を使ってきます。春鈴自身も慣れない感じはあるものの、出会ったその日に勇を押し倒している辺り、男性慣れしていないということはなさそうです。
もしかしたら春鈴的には男性が一番喜ぶお礼は、"そういう行為"なのだという認識があるのかもしれません。
あるいは春鈴の田舎臭さは実は演技で、本当は勇に近づくためにわざと立場の弱い少女を演じている可能性も0ではありません。
上海の現状について
現在の上海では地元民であるはずの中国人の立場が非常に弱いことがわかりました。ナイトクラブに出入りしているのは金持ちの外人ばかりで、中国人は彼らの世話焼きという構図が成り立ってしまっています。
踊り子の春鈴も、セクハラをしてきたイギリス人たちに強く抵抗することはできなかったようですし、彼女を助けようとする人も勇以外にはいませんでした。
「外人に虐げられる上海人」という構図は、日常的に起こっていることのようです。
満州アヘンスクワッド・第109話,110話の感想
ついに上海で活動を開始した勇たち!しかし上海で一番大きな娯楽施設には、まともな人間よりも金と権力に溺れた人種しか入り浸っていない様子です……。
麗華たちならともかく、こんな場所で勇が情報収集を成功させるなんて絶望的に思えてしまいますね。
新登場の春鈴が、本当に勇の味方になってくれるのかどうかが今後の展開のキーポイントになりそうです!
満州アヘンスクワッド・第107話,108話のあらすじ(ネタバレあり)
【107話】紅幇の女首領・栄 蘭玉は恐ろしい人物だった
上海では、各国の代表が集まって秘密裏に会議が行われていました。
集まった顔ぶれは日本・イギリス・アメリカなど、どれも上海の土地を我が物にしたい国ばかりです。会議では、どの国も上海は自分の国のものだと主張しています。
そんな集まりの中には、上海を裏で牛耳っている紅幇の女首領・栄 蘭玉(ソン ランユー)の姿もありました。
蘭玉は自分をただのチンピラ扱いをして、勝手に話を進める各国の代表たちに怒りを露わにします。なんと蘭玉は、日本の代表の顔にフォークを突き刺して目玉を抉りだし、食べてしまいました!
蘭玉は去り際に、各国の代表たちに対して上海のボスは自分だと宣言するのでした。
【108話】税関を正面から突破する勇たち
一方で勇たちは静の協力の元、無事に上海にたどり着きます!
しかし問題なのは、新阿片を持ってどう税関を通るかという点でした。それに関しては、静に更に妙案がある様子です。
なんと、勇たちは新阿片を棺の中に入れて運び出そうとします。もちろん税関の人間は棺の中身を明けろと催促してくるのですが、キリルが牧師に扮して死者への冒涜だとそれを制止!さらに、静が中に入っているのは富豪なため、むやみに開ければ訴訟問題になりかねないと凄みます。
さすがの税関の人間もこれには引くしかできず、勇たちは新阿片を持ったまま正面から堂々と税関を突破したのでした。
満州アヘンスクワッド・第107話,108話の考察
栄 蘭玉の人物像
紅幇の女首領である蘭玉は、常識を逸した感性を持っているようです。まさか人の目玉をくりぬいて食べてしまうなんて……恐ろしすぎます。
そんな蘭玉ですが、彼女の態度や口ぶりから察するに、これまでかなりの苦渋を舐めてここまで組織を大きくしてきたことが窺えました。
蘭玉はまず、各国の代表たちに上海はこれまで搾取され続けてきた国だと言い放ちます。確かに上海は敗戦国として他国はからの影響を大きく受けており、最近では日本軍の介入も受けているという背景を持つ土地でした。
どの国も上海を金の成る畑として育て、その利益を自国の手中に収めようと躍起になっているのが上海の現状です。
その上で、今回の会議で議題に上げていたのが「どの国が今後の上海を支配するか」という議題だったため、もともと上海にいた人間たちを無視して話が進んでいったことが蘭玉の逆鱗に触れてしまったというわけでした。
このことから察するに、蘭玉は上海という土地を愛しており、自分なりに上海を守ろうとしている、意外と情に熱い人物なのではないかということが推測できます。
満州アヘンスクワッド・第107話,108話の感想
勇たちがついに上海に到着しました!いよいよ大仕事が迫ってきましたね~。
ちなみに麗華は最後の最後まで静のことを信用しきっていたわけではないらしく、水夫の一人を大金で買収して静の監視役につけていたのだそうです。やはり麗華は抜け目がありませんよね。まさに一味の要とも言える存在です。
満州アヘンスクワッド・第105話,106話のあらすじ(ネタバレあり)
静が裏切った相手
「密航屋の李」は、工作員・静のもう一つの顔でした。彼は密航で手に入れた高級品を青幇(チンパン)一味の下っ端に売りさばき、彼らと情報のやり取りをしていたのです。
そんな静は、青幇の下っ端にある情報をタレこみます。それは、新阿片の製造者の一味が廃造船所をアジトにしているという情報でした……。
情報を聞きつけた青幇は、さっそく廃造船所にガサ入れをします。廃造船所の中にいた人間は全滅。しかしそれは勇達とは全く別人の、ただのチンピラでした。
実は、勇たちはすでに大連港に移動して出向の準備に入っていたのです。静は勇たちの出向から青幇の目をそらすために、彼らに嘘の情報を流していました。
工作員・静が裏切った相手とは、青幇だったのです。
巧みすぎる静の働き
騙されたことに気付いた青幇は、急いで大連港へと向かいました。今から出航する船を追かけて、海上で勇たちを沈めてやろうと考える青幇。
しかしなんとその日は、日本に向かう商船が一斉に出航する月に一度の特別な日だったのです。これでは、どれが勇たちが密航している船なのか全く分かりません。海へ向けて旅立つ何隻もの船を目の当たりにし、青幇は手が出せなくなります。
大蓮を収める青幇のボス・飛龍は、この時点で勇たちの追跡を断念。むしろ「上手くやられた」と大声で笑い出します。反対に勇たちを追い続けている周は、彼らに対する憎悪をさらに激しく燃やすのでした。
満州アヘンスクワッド・第105話,106話の考察
この上ないほど勇たちに協力的な静
静は、密輸の手引き者として完璧なまでの働きをみせてくれました。青幇の誘導から出航の用意周到さまで、その働きは麗華を満足させるものだったようです。
しかし麗華は、それでも内心では完全に静を信用したわけではないようです。静のみならず、船の水夫たちにまで疑いの目を向ける麗華。さすがの警戒心ですね。
今回の件で、静が青幇たちとどちらかというと敵対関係であることが明らかにもなりました。静の雇い主は、やはり青幇ではないようです。もしかしたら静の雇い主は、紅幇(上海を仕切る青幇と対する秘密組織)だったりするのでしょうか?
紅幇の首領・女ボスの姿が明らかに
ラストページでは、紅幇の首領・栄 蘭玉(ソン ランユー)の姿が明らかになります。両腕には肩まで刺青が入っており、かなりの肉体美を有する女性でした。まるで女海賊といった感じです。頭脳はもちろん、武芸にも長けていそうなオーラがありましたね。
勇たちの次の敵は、おそらくこの紅幇になることでしょう。後ろからは青幇、前からは紅幇と挟み撃ちにならなければいいのですが……。
満州アヘンスクワッド・第105話,106話の感想
静が密輸のプロとしての実力を発揮する回でした。用意周到な巧みすぎる作戦で、無事に勇たちを大連から出航させます。
密輸の協力者としては力強い静。しかしその正体は実は工作員なんですよね。彼が一体どの組織に雇われている工作員なのかが、今後の展開に大きく影響してくることでしょう。
個人的には組織を裏切って正式に勇たちの一味に加わってほしいところですが……。静はイケメン秀才キャラなので、ファンも多そうです。
満州アヘンスクワッド・第104話のあらすじ(ネタバレあり)
上海を目指す勇たちに青幇(チンパン)の魔の手が忍び寄る
貿易商の静(シン)は、真アヘン密輸の仲介人として勇たち一味と手を組むことになりました。
しかしその直後、静はあっさりと勇たちを裏切り、彼らのアジトを青幇に密告してしまいます!
一方で勇たちは、次の目的地である大都市・上海について麗華から説明を受けています。
しかしアジトの外では、上海を目指して旅立とうと祝杯を挙げている勇たちに、青幇が襲撃を仕掛けようとしているのでした。
満州アヘンスクワッド・第104話の考察
上海という街
この時代の上海は、敗戦国として他国からの介入を大きく受けていました。イギリスに始まり、アメリカやフランスまでもが上海に次々に介入してきます。
しかしその影響もあってか、もともとは小さな漁村に過ぎなかった上海は、後に金と権力と欲望渦巻く、世界を股にかける大貿易都市へと発展していったのです。
新たな敵、紅幇
そんな上海を仕切っているのは、紅幇(ホンパン)という秘密結社です。紅幇は青幇と対を成す組織で、時には対立し合い、時には共闘し、両者は裏社会でしのぎを削ってきた関係でした。
今回、紅幇と敵対することが必至な勇たちですが、どうやらその前に青幇たちとの戦闘が待っているようですね。
ちなみに紅幇をまとめ上げるのは、やり手の女ボスなのだそうです。
キリルの秘密兵器
キリルは今回の事業拡大のために、バータルと強力して愛車に秘密兵器を仕込んでいるようです。キリルいわく、秘密兵器があれば戦闘で優位になれる可能性が高いとのこと。
一体どんな秘密兵器なのか気になるところですね。機関銃などの類でしょうか?
静の目的とは
工作員・静の思惑が未だにハッキリしませんが、どうやら勇たちと手を組んだのはやはり彼らを騙すためだったからのようですね。雇い主を裏切って、勇たちの仲間に加わるという可能性はかなり低くなりました。
しかしそうだとしても静の任務は、「勇たちの情報を探る」程度に止まっていたはず。勇一味と青幇とぶつけ合わせれば、情報を探るどころか勇一味が壊滅してしまう可能性もありますが、静はそれでよかったのでしょうか?
いまいち、静の真の目的が読めません。
満州アヘンスクワッド・第104話の感想
勇たちのアジトを襲撃しにきた青幇は、ざっと30人くらいは集まっていましたし、その中には飛龍(大連支部の青幇のボス)のペットである巨大ワニの姿もありました。多勢に無勢な上にワニまで出てくるとなっては、勇たちも苦戦を強いられることは間違いなしです。
勘のいい麗華も、外の異変には気づくものの、青幇が襲撃してくるとは予想できていないようでした。もはや戦闘は避けられない展開ですね!
満州アヘンスクワッド・第101話,102話,103話のあらすじ(ネタバレあり)
【101話】青幇(チンパン)と遭遇するリン&バータル
リンとバータルは酒場で情報収集をすることにしました。しかし、後から横暴な態度の男たちが酒場に来店します。どうやら彼らは青幇(チンパン)のようです。
ここで青幇とやり合うことだけは避けたいバータルたちは、早々に酒場を出ようとします。
しかし青幇たちは、バータルがモンゴル人であるという理由だけで言いがかりをつけてきました。そればかりではなく、バータルの頭から酒を浴びせ唾まではいてきます。
リンは言い返そうとしますが、バータルはそれを制止して……。
【102話】静はやはり信用できなかった
静は来るべき戦争に備えて財力を得て、力を溜めたいのだと野心を打ち明けてきました。麗華はその意見が気に入り、半分だけ静のことを信用することにします。
こうして勇たちの一味に仲介人として加わった静。
しかしその夜、静はモールス信号で雇い主に勇たちと接触に成功したと連絡をいれます。やはり静は、利益のためではなく工作員として一味の信頼を得るために勇たちに近づいていたのでした。
【103話】早々に静が裏切り行為!?
勇の一味に加わった静。彼はある日、わざと体に泥をつけて汚い身なりで港に現れます。
そんな静が港で話しかけたのは、青幇の下っ端たちでした。青幇たちは静に対して、新阿片の密輸者について知らないかと尋ねてきます。もちろんこれは勇たちのことです。
すると静は、はした金をもらう代わりに、港の肺造船所が新阿片の製造者たちのアジトになっていると噂が流れていると、勇たちの情報をいとも簡単に漏らしてしまいます。
満州アヘンスクワッド・第101話,102話,103話の考察
静の雇い主は青幇じゃなかった?
どうやら静は小汚い密航屋を装って青幇の下っ端にタダ同然で密輸品を譲り、彼らとつながりを作っているようです。もちろんそれは静の本性ではなく、あくまでも情報収集のための変装のようなものでしょうね。静には色んな顔があるようです。
一見すると単純な裏切り行為に見えますが、静がこんなにも早々に勇たちを売るなんて考えにくいですね。もしかしたら静は、青幇を騙そうとしているのかもしれません。
そうすると、静の雇い主は一体どの組織なのでしょうか……。
青幇たちはすでに勇たちに目をつけている
青幇一味は勇たちがすでに大連に来ていることに気が付いています。それは、勇に恨みを持つ周からの情報提供で明らかになりました。
周は何としても勇のことを捕らえたいはずです。そのため彼は、大連を取り締まる青幇の幹部・飛龍に積極的に情報提供を行っています。
飛龍は、商売敵をワニに食べさせてしまうほど非常な男です。そんな危ない男に目を付けられている勇たち……果たして無事に大連で商売を成功させることはできるのでしょうか。
満州アヘンスクワッド・第101話,102話,103話の感想
101話で青幇のケンカを買わなかったバータルは見事でした!ここで青幇とやり合いになれば、目を付けられることは必至ですからね。
一方では麗華たちは静との商談を進めています。どうやら麗華は静のことを気に入ってしまった様子です。ですが、静は自分が青幇の工作員であることを当然のことながら麗華たちには明かしていません。
静の本当の目論見が気になるところですね。
満州アヘンスクワッド・第100話のあらすじ(ネタバレあり)
【100話】工作員の静(ジン)が勇たちに接触を図る
港の酒場で、密輸の手引き者を探し続ける麗華と勇。
しかしそんな2人の後を、ずっと付けてくる謎の人物の姿が……。
勘のいい麗華(リーファ)はわざと人気のない路地裏に入り、謎の追跡者にこちらから語り掛けます。 すると現れたのは、チンパンに雇われた工作員の静でした。
静にはチンパンから、新阿片の製造者を探るようにミッションが課せられているはずです。
しかし静は勇たちに、新阿片の密輸に一枚噛ませて欲しいと逆に申し出てきます。
果たして静の腹の内は……?
満州アヘンスクワッド・第100話の考察
静は新たな仲間候補?
話の流れ的に言うと、やはり新たな仲間候補は静となるのが自然です。しかしそんな静はすでにチンパンに雇われている工作員で、逆に立場的には勇たちの敵側なんですよね。静がどちら側に着くのかが勇たちのビジネスの成功と失敗を左右することでしょう。
静の能力とスペック
静は港でケチな商売をする密輸人と違い、大きな貿易会社に務めるれっきとしたビジネスマンです。そのため普通の貨物に密輸品を紛れ込ませるのも訳はないと話していました。その上、静には人の嘘を見抜く能力まであります。まさに超ユニット!仲間に引き込めば心強いですが、逆に敵のままだと厄介すぎる相手です。
麗華は静をどう品定めするのか
予想外にも静のほうから勇たちに接触を試みてきたわけですが、果たして麗華は静のことをどう評価するのでしょうか。麗華は人を見る目が備わっていますが、静は人を騙すことにおいてはプロフェッショナルのためさすがの麗華の目も欺かれてしまうかもしれません。
今後の展開について
麗華の判断は鶴の一声のようなものなので、彼女が静をどう判断するかに全てがかかっています。麗華も多くを語るタイプではないので本心はわかりませんが、なんとなく静には興味を持っている様子はありました。
満州アヘンスクワッド・第100話の感想
ついに工作員の静が接触してきました!果たして静にはチンパンを裏切る気があるのでしょうか。しかし、もしそうだとしたら麗華たちに自分がチンパンの工作員であることを打ち明けると思うんですよね……。むしろそうでもしないと麗華からの信頼は得られない気もします。
今のところ静の本心は全くわかりませんが、もし仲間になるのならこれほど頼もしい人材はいないでしょう。バータルもキリルもどちらかというと暑苦しい系のキャラなので、静のような爽やかな胡散臭さのキャラは新鮮でもありますね。
満州アヘンスクワッド・第99話のあらすじ(ネタバレあり)
ついに新天地・大連に到着!
大連は、「満州の玄関口」と呼ばれるほど大規模な港でした。
勇たちはここで真アヘンを売りさばくにあたり、密輸の手引きをしてくれる仲介人を探す必要があります。
しかしこの大連には密輸を取り締まるために密告者と呼ばれる輩がおり、密輸の手引きをする振りをして密輸を税関に密告する商売を生業にしている者たちもいました。 麗華は、その密告者と密輸の手引き者を見極めるのが非常に難しいと話します。
酒場を巡って、根気よく密輸の手引き者を探す勇たち。 しかしそんな勇たちを、工作員の静(ジン)がすでにマークしていて……!?
満州アヘンスクワッド・第99話の考察と感想
難航する仲間探し
無事に大連に到着することができた勇たちすが、ここからが大変です。密輸の仲介人は、今回の仕事でもっとも重要とも言えるキーパーソンになります。
情報漏洩のリスクを減らすために、組織ではなく個人の密輸の仲介人を探す必要があるという点も重要です。
ここで間違った人材を採用してしまえば、勇たちの事業が全て傾いてしまうわけになるので下手な人物を信用するわけにはいきません。
工作員の静は仲間候補?
今のところ新しい仲間の人物像は全く上がっていません。強いて言えば貿易関係に強そうな工作員の静が候補としてあげられますが、彼は現在青幇(チンパン)に雇われている工作員で、逆に勇たちのことを探ろうとしている人物なんですよね。
静が青幇を裏切るのであれば、これほど強力で有望な人材はいないのですが……。
勇と麗華は夫婦、バータルとリンは兄妹に扮し、情報収集
それぞれが変装して、2手に別れて密輸の仲介人探しに奔走します。
麗華のほうは、金持ちの観光客として宝石を密輸したい夫婦を装っているようです。
勇は嘘をつくのも下手だし情勢についてもいまいち把握していないため、麗華に従っているだけでした。
バータルとリンのほうは両者ともキレ者なので、別ルートで有力な情報を得てくる可能性が高いです。
満州アヘンスクワッド・第99話の感想
チンパンの工作員の静(ジン)が、勇たちに対してどのように接触してくるかが猛烈に気になります。ハッキリとした敵なのか、それとも寝返る余地があるのかといったところです。
夫婦に扮している勇たちでしたが、勇がたじたじな感じだったのが笑えました。一方で麗華は演技力の塊です。見事に観光客の妻を演じ切っていましたね。
さて、いよいよ大連での仕事を始めた勇たちですが、アジトはボロボロだし仲介人探しは予想以上に困難だし、すでに青幇から目を付けられているし、なんだか前途多難です。
満州アヘンスクワッド・第98話のネタバレ
大連進出の準備完了!しかし、すでに青幇(チンパン)に目をつけられている勇たち
新阿片は、前回の仕事の何倍も用意することができました。
麗華とキリルは、大連へ渡るために車を2台もを買い付けてきます。 一見して何の変哲もない車ですが、キリルが改造を施したため並の車では出せないスピードが出る仕様になっているのだとか。
麗華は、明日の明朝に大連に発つことをメンバーに知らせます。
いよいよ勇たちが、新天地での商売を始める運びとなりました。
大連では、もちろん青幇が幅を利かせています。
大連の支部長を務めているのは、黄 飛龍(ホワン フェイロン)という名の潔癖症の大男でした。
実は青幇たちは勇が大連で商売を始めるよりも前に、勇たちを捕らえようと暗躍し始めていて……?
満州アヘンスクワッド・第98話の考察と感想
どこにでもいる青幇勢力
やっぱり大連にもいました青幇勢力!
しかも支部長を務めるのは、なかなかに実力のある大男です。
「大男・潔癖症・青幇(秘密結社の幹部)」もうこのプロフィールだけで、ヤバイ男なのがひしひし伝わってきますよね。
中でも潔癖症ってところが、そこはかとなくサイコパス感を醸し出しています。
勇たちはすでに目をつけられている
青幇はすでに勇たちに目を付けています。
彼らは、新阿片の製造主を工作員を使って探しているようです。
ということは、前回でてきた静(ジン)というやり手の工作員の雇い主はやはり青幇だと推測するのが妥当ですよね。
キーパーソンはまだ見ぬ"仲介人"
勇たちの大連での仕事が成功するか失敗するかは、現地で調達予定の仲介人に全ての命運がかかっていると言っても過言ではありません。
これについては麗華からメンバーに説明がありましたが、肝心の仲介人にはまだ全く目星がついていないのが問題な気がします。
麗華は、仲介人を見つけるのは簡単だが見極めるのが難しいと話していました。
工作員を探すのは簡単だけど、それが信頼できる人物かどうかを見極めるのが至難の業という意味でしょうね。
今後の展開について
まずは捕まらずに国境を超えることが先決です。ただし、数十㎏にも及ぶ新阿片を密輸するには交通網に何らかのコネがなければ難しいですよね。
満州鉄道の誰かを買収する必要があるように思えますが、でもそうするとキリルが改造した車はどうなるの?ってなっちゃいますよね……。
まさか勇たちは、車で国境越えをするつもりなのでしょうか!?
またキリルのカーチェスが見れるのかと思うとワクワクします♪
満州アヘンスクワッド・第98話の感想
大連進出への下準備は万全です!残る問題は仲介人の調達のみ。
やっぱり前回登場してきた、やり手の工作員の静を仲間に引き入れる流れになるんですかね?
そうじゃない場合は全くの新キャラが仲間になることになると思いますが、麗華にはちゃんと心当たりがあるのでしょうか?
そういえば以前接触してきた里山も勇たちに目をつけているんでしたよね。
前は青幇、後ろは里山に挟まれて追い詰められることにならなければいいのですが……果たして?
満州アヘンスクワッド・第97話のネタバレ
切れ者の貿易商・静(ジン)の正体は、工作員
満州鉄道総裁・大沢 琢一(おおさわ たくいち)の前に現れたのは、静(ジン)という名の青年でした。
彼はアメリカが日本との通商航海条約を破棄したことにより、これから燃料不足が更に加速していくと切り出してきました。さらにこれからは木炭の時代が来るから、その輸入を自分たち「メイビン貿易公司」に任せてほしいと申し出ます。
うまく大沢総裁をおだてながら話を進める静は、あっという間に大沢総裁に気に入られ、特別な客だけ出入り可能なラウンジへ通されました。
木炭の輸入について話をし、約束をとりつけた静と大沢。
しかし静は、実は大沢と商売の話をしにきたと装い、彼の持つ情報を盗みにきた工作員だったのです。
静は大沢総裁や使用人たちを騙し、大沢総裁の部屋の鍵を入手して侵入に成功します。
そこで仕掛け机に隠されたある書類を手に入れ、それをカメラのようなもので撮影し、持ち帰ります。
帰宅後に情報を報告書にまとめた静のもとへ、新たなる指令が届きました。
それは「満州を浸食しつつある真阿片の製造者を暴け」という指令で……!?
満州アヘンスクワッド・第97話の感想
貿易商・静の正体は工作員
貿易商を装う彼ですが、本当の正体はどうやら工作員のようです。誰に雇われているのかというのが問題ですが、指令所はモールス信号形式の暗号で手渡され、それを解読して現れたのは英語で書かれた指令でした。しかも静が手に入れた情報を手渡していたのは、満州人でも日本人でもなく、白人でした。
大連に潜む敵は未知数すぎる
白人が雇い主となると、やはり大連には勇たちが出会ったことのないタイプの敵の縄張りがすでに張り巡らされている可能性が高くなります。全話からの流れだと一瞬この静が勇たちの仲間候補なのかと思いましたが、とんだ大間違いでしたね。静は逆に勇たちの正体を突き止めようとする、いわば敵側のようです。
敵は予想以上に強大な可能性も
静のコードネームは「工作員18」でした。普通に考えたら静のような切れ者で優秀な工作員が他に最低でも17人はいることになります。大連に潜む敵は予想以上に強大な組織である可能性があります。
今後の展開について
兎にも角にもまずは国境を超える必要があるわけです。しかし満鉄総裁はすでに敵側である静のことを気に入り信頼しているので、麗華がどんな作戦を講じたとしても満鉄に入り込むのは至難の業ですね。しかし、キーパーソンとなる仲介人の人物像がまったく思い浮かびません……。ここはやはり静が現在の雇い主を裏切って勇たちに力を貸すことを願うしかないような気もします。
満州アヘンスクワッド・第96話のネタバレ
新天地・大連での新阿片商売の準備が始まる
国境を越えて、大連に新阿片を密輸する計画を立てる勇たち。
しかしそれには、様々な障害と問題が山積みでした。
まずは国境超えはあまりにもリスクが高すぎると、苦言を呈するキリル。
しかし麗華(リーファ)にも、今この状態で新阿片を密輸しようとしても100%失敗するという自覚がありました。
このまま国境を越えようとしても税関に捕まるか非合法組織に命を奪われるかのどちらかです。
仮に国境を突破できたとしても、新天地で阿片を売り裁くルートは皆無でした。
しかし麗華にはどうやらある秘策があるようで……?
セツたちが世話をする農園では、新阿片の材料が大量に生産されています。
勇が次々にそれを加工し、在庫の準備だけはバッチリでした。
実に50㎏の新阿片。
これだけの量を大連に密輸し売りさばくには、相当な骨が折れます。
しかも国境を超えるとなると、そう何度も行き来することはできません。
やるなら一度に大量に運び、迅速に売りさばくことが重要でした。
リンは新天地での商売に関して、自分たちが準備不足すぎることを理解していました。
麗華のことだから何か考えがあるのだろうとわかってはいつつも、どうしても不安になるリン。
彼女は新阿片密輸に関する不安要素を、勇やバータルたちに説明します。
まず満州の外では、これまでの常識は通用しません。
何が待ち受けているのかあまりにも未知数。勇たちは圧倒的に現地の情報不足でした。
国境越えに際して、それを手引きできる人物の手助けは必須。
さらにその人物が信頼できることが、最低条件でもあります。
つまり勇たちは、現地の情報と阿片商売のルートをある程度確保している仲介人を仲間に引き入れることが必須条件だったのです。
一方その頃、大連のヤマトホテルでは–––––––。
満鉄総裁の大沢琢一(おおさわ たくいち)が、ホテル32周年を記念したパーティーでスピーチ中でした。
得意げに英語を披露する大沢。
スピーチ後、そんな彼に近づく一人の青年の姿がありました。
彼の名前は、メイビン貿易公司の静(シン)。
若々しく力強い自信に満ちたその表情といで立ちには、どこか胡散臭さを漂わせていて……?
満州アヘンスクワッド・第96話の感想
ついに新天地・大連での新阿片商売の準備を始めた勇たち。
大連はこのあたりでも指折りの貿易港がある町です。
未開の土地での商売をするにあたって問題は山積みですが、もしこれが成功した暁には大連を起点として世界中に新阿片を密輸するルートを確保できるかもしれません。
そうばれば勇たちも大規模組織として阿片業界に君臨することになるでしょう!
ただし、大連に潜む敵がどれくらいいるかもまだわからない上に、背後からは阿片王と呼ばれる里山の影もあるわけですから、前も後ろも敵だらけな状態での商売……なかなかにキツイ状況ですよね。
満州アヘンスクワッド・第95話のネタバレ
世界を相手にした阿片商売を意識しはじめる勇たち
勇は長閑な朝日を浴びながら目を覚ましました。
久々にぐっすりと眠れた気がします。
部屋を出ると、セツが真っ白な握り飯を2つも握ってくれていました。
この時代では白いお米は手に入りにくく、勇にとってはご馳走です。
大きな口でバクリと握り飯を頬張ると、自然と頭の中にかつての日本での暮らしが浮かび上がってきました。
母が作る握り飯は一際大きかった。 おかずは漬物だけだったけれど、それでも本当においしくておいしくて……。
一家団欒の姿を思い出し、懐かしむ勇とセツです。
セツは、勇と一緒にいれて今嬉しいと語ります。
しかし直後、"でもまた行っちゃうんでしょう?"と寂しそうな背中を見せるのでした。
勇はそれに、謝罪の言葉でしか返事ができません。
リンはクワンのおかげで、快方に向かっていました。
クワンは寝ずにリンのことを看病してくれていて、医療面でメンバーたちに貢献しています。
バータルは昨晩キリルと飲み比べ対決をして、酔いつぶれていました。
羊に顔を舐められて目覚めますが、昨晩の記憶は一切ありません。
一方キリルも牧草の中で目覚め、状況がわからないようです。
麗華によって皆が集められます。
まずは吉林での報酬の山分けを行うことに。
クワンには、治療費もろもろを含めた六千円が支払われました。
2,000円をリーダーである勇に、そして残りのメンバーは1,500円ずつを受け取ります。
麗華は今後の計画を話し始めました。
セツ達のおかげで、生阿片の在庫はたっぷりとあります。
あとはそれを勇が加工していくだけ。
問題はそれを売りさばく場所でした。
麗華は、"憲兵と激しくやりあった直後で、しかも阿片王と呼ばれる里山にも目を付けられている状況では、満州でこれ以上阿片商売を続けるのは状況が厳しすぎる。"と指摘してきました。
代わりに彼女が提案してきたのは、満州の外に阿片を密輸すること。
勇たちが次に目指すのは、アジアで二番目に大きい港を誇る満州の玄関口「大蓮」です。
麗華は大蓮を起点として、世界中に阿片の取引先を作り上げる大計画を提案します。
満州アヘンスクワッド・第95話の感想
ついに世界を相手にした商売を意識し始めた勇たち!しかし阿片王として阿片商売の頂点に君臨する里山に対抗するには、それくらい商売の幅を広げなければ太刀打ちすることができません。麗華の考えは賢明と言えますね。しかし里山がすでに大蓮で幅を利かせている可能性もありますし、新天地での商売となると未知数なことが多すぎて手を焼くのは必須です。メンバーたちの団結力も鍵になります。
そして気になるのは留守にする村のこと。里山が村の場所を知っているのが気がかりです。勇の商売を破綻させるために原材料を作っている村を武力によって直接潰しにくる可能性が大いにあります。
ちなみに勇は現在三千円の金が溜まったのだそう。目標まで着々と近づきつつありますね。
満州アヘンスクワッド・第94話のネタバレ
關(クワン)の本心と野望
命からがら憲兵から逃れ、熱河に帰還するも、今度はアヘン王・里山 柾(さとやま まさき)に目を付けられてしまった勇たち。一難去って一難の彼らですが、今夜は仲間の帰還を祝してようやく宴を開く運びとなります。
勇が一人部屋で薬品の在庫を確認していると、扉の陰から鋭い眼光を飛ばしてくる影がありました。
音もなく現れたのは、關(クワン)です。
彼女は突然勇の背後をとり、その喉にナイフを突き付けてきます。
驚く勇。關に脅されて微動だにすることができません。
そんな彼に、彼女はこんなことを話し始めました。
勇は自分の居場所を奪い、弟を商売に巻き込んだ。
自分の人生が滅茶苦茶になったのは、勇が現れたせいだ。
勇は返す言葉がなくただ謝罪をします。 しかし關は今更謝っても遅いのだと告げ、ナイフを振りかざしました。
"お前を殺してやる。"
そう告げる關の瞳には凄まじい殺気が籠っています。
しかし直後關がナイフを振りかざしたのは、勇の首ではなくテーブルでした。
彼女は、本当に殺してやろうと思っていたんだと、突然やけに落ち着いた様子で語り出します。
勇と出会って自分の無力さを思い知った。
最初は自分の師であるノーマンの真似事で弱者を救うためにあの酒場を続けていた。
でも、あんな小さな酒場を続けているだけでは弱者を救うことはできない。
自分は、貧乏でも誰でも来れる満州一の大病院を作ってみせることに決めた。
固い決意と希望に満ちた瞳で、關はそう宣言してきます。
勇は彼女の思想と野望にいたく感心し、それは素晴らしいことだと絶賛しました。
關はそれにあたっての資金は、勇からしっかりと30万円頂くとも話してきました。 この金は麗華やリンの治療費や、今回の件の迷惑料なんかも含まれていると彼女はいいます。
勇がたじろぐと、關は金が払えるまでの間、勇たちに付いていってやってもいいし、汚した奴を診てやってもいいと言い出してきました。
關は勇をボスと呼び、握手を求めてきます。 彼女が正式に勇の仲間に加わった瞬間でした。
その晩、村では盛大に宴が開かれます。
一方で、神美(シュンメイ)は、アヘンによって正気を失い精神を壊していました。
かつての凛々しい姿はもはやどこにもありません。
彼女はただ禁断症状にもだえ苦しみ続ける亡者のようになり果てています。
満州アヘンスクワッド・第94話の感想
どうやら30万の金の下りの話は、クワンが勇たちについていくための口実として引き合いにだしただけだったみたいですね。クワンが勇たちの仲間に正式に加わった瞬間でした。
神美(シュンメイ)の変貌っぷりには度肝を抜かされましたね。本当に亡者みたいにガリガリにやせ細ってしまっています。こうなった場合、回復する望みってこの時代はあるのでしょうか?
満州アヘンスクワッド・第93話のネタバレ
アヘン王に目をつけられる勇たち
突然現れた来訪者は、里山 柾(さとやま まさき)でした。またの名を阿片王(アヘン王)。
彼は関東軍と共に満州の阿片売買を仕切る、要注意人物です。
そんな大物が突然来訪し、勇たちは緊張した面持ちで彼らの話を聞きます。 里山は勇に交渉にやってきたようです。
しかし交渉にやってきたと言いつつも武装した兵を何人も引き連れてやってきた所を見ると、勇たちに圧力をかけるのも今回の訪問の目的の一つのようでした。
交渉に応じるのはもちろん勇です。
里山はまるで値踏みするような表情で、勇のことを見つめてきました。
彼は、今は世界が動く最も大事なタイミングなのだと話を切り出してきます。
満州を中心とするアジア諸国の状況は混乱を極めており、ノモンハンではソ連軍と関東軍の国境をめぐる戦闘が開戦され、モンゴル人民軍も巻き込んでの戦争で収拾がつかなくなっているのだと里山は説明してきます。
ドイツも近いうちにポーランドへ侵攻を始める。 ドイツが動けば日本も動かざるを得ない。
世界大戦の幕明けが着実に近づいていると、里山は話します。
その瞬間、勇の心臓はドクンと脈打ちました。
勇は単刀直入に何が言いたいのかと里山に慎重に尋ねます。
彼は、勇が組むべき相手を間違えていると指摘してきました。
勇が組むべきなのはもっと大きな組織、つまり自分であると話してきます。
戦争は阿片を必要とする者が急増するため、自分たちの商売にとってはこの上ない好機だと里山は言います。
自分と勇が組めば世界を獲れる。
混乱のこの時代を、日本人の手で牛耳ることが可能になる。
里山は野心に燃えた瞳でそう訴えてきました。
しかし勇は里山の誘いを断ります。
里山は一瞬威圧的な表情を見せますが、すぐに冷静になり、勇に嫌われては元も子もないからまた交渉にくると言って去っていきました。
大物が帰って一安心する勇たち。
しかし關(クワン)だけは、去っていく勇に殺意にも似た鋭い視線を送り続けており……。
満州アヘンスクワッド・第93話の感想
里山と勇はいずれ対決することになるだろうなぁという印象です。 クワンはその未来を予想して殺意を向けているのでしょうか。
結局里山の言いたいことは、他のものと組ませるわけにはいかないから早々に自分が勇たちのことを配下に置きたいということなのだと思います。
勇はキッパリと断っていましたが、これにより敵がひとつ増えたことにもなりますよね。麗華は勇のハッキリとした態度を褒めていましたが、果たして勇の対応は今後の展開にどう影響するのでしょうか。
満州アヘンスクワッド・第92話のネタバレ
ついに逃亡成功!勇たちは熱河へと向かう
キリルの巧みなドライビングテクニックによって凡や伍長という強敵を振り切ることには成功しましたが、憲兵たちの車はまだまだ後を追ってきます。
しかし勇を逃がすくらいならいっそ殺してしまおうと躍起になりだした憲兵たちは、銃による猛攻撃を開始してきました。
直後、遠くのほうで跳ね橋が上がり始めるのを目視する勇たち。
あの跳ね橋が上がり切ってしまえば、勇たちの逃げ道は断たれることになります。
バータルと勇は焦りだしますが、なぜかキリルだけはその状況でうっすらと口元に笑みを浮かべていました。
さらに彼は憲兵たちに"じゃあな、楽しかったぜ。"と別れの言葉を告げます。
キリルはアクセルを全開にして、猛スピードで跳ね橋を向かって爆走していきました。
キリルの運転する車は鋭い傾斜によって勢いをつけ、反対側の跳ね橋へと見事に着地します!
勇たちはこうして吉林から脱出することに成功したのでした。 憲兵たちはもう勇たちを負うことはできません。
車内で安堵する面々。
麗華(リーファ)はクワンに対して、迷惑をかけた謝罪と礼を述べます。そして約束していた金は払うから、自分たちとしばらく同行するようにと求めてきました。
彼らが向かう先は熱河です。
一度戻って体制を立て直す算段でした。
勇たちは、貧民たちに紛れて熱河へと記者で移動します。
村に戻ると視界に広がったのは一面の芥子(げし)畑でした。
しっかりと手入れされている様子がうかがえます。
セツと三郎の元へかけよる勇。
三郎は満面の笑みで勇を迎え入れました。なんだか三郎が少し大きくなったような気がします。
村人たちは勇たちの帰還を大いに喜んでくれ、宴まで開こうとしてくれます。
しかし皆が乾杯しようとしたその瞬間―――。
車の音が辺りに響き始めました。
どうやら20台ほどの車が猛スピードで接近している模様です。
車は村の中で止まり、中から男が現れます。
緊張する勇たち。
男は自らを里山柾(さとやままさき)だと名乗り、勇に話をしないかと持ちかけてきます。
満州アヘンスクワッド・第92話の感想
手に汗握るカーチェイスがやっと終わってついに脱出に成功した勇たちです。全話では凡の最後とそれに対して言葉をかける伍長の姿がとても印象的でしたね。
無事に熱河へと到着した勇たちですが、息つく暇もなくなんだかまた不穏な気配です。果たしてこの里山柾という人物は敵なのか味方なのか。味方だとしてもこんな農村に車20台で押し寄せるなんてちょっと非常識感が拭えません。
満州アヘンスクワッド・第91話のネタバレ
鉄壁の男・凡は伍長を守るために絶命
伍長と凡が乗る憲兵の車と銃撃戦を繰り広げながら、カーチェイスを続ける勇たち。
凡は横づけするように車を並走させ、窓際にいたバータルの腕に掴みかかってきました。物凄い力で引き寄せられるバータル。凡の力は凄まじく、容易に引きはがすことは不可能です。
バータルの半身が車から飛び出てもっていかれそうになったため、勇たちは必死で彼の身体を引き戻そうとします。
バータルは渾身の力で凡に殴りかかりますが、凡は何度も頬に拳がヒットしても微動だにしません。まさに鉄壁の男、凡。
バータルはキリルに、自分に構わず車を飛ばすように指示を出します。指示を受けてより一層車を飛ばすキリル。
凡に捕まれたバータルの腕は、ミシミシと音を立てて軋んでいます。
しかしバータルは冷や汗をかきつつもニヤリと笑い、運転中は前を見ないと危ないぞと凡に告げました。
凡が前を見ると、すぐ目の前に鉄の柱が! 手を引っ込めるのが間に合わなかった凡は、見事に腕を骨折してしまいます。
ようやく凡とバータルの繋がりが切れました。
しかもその前方にはそそり立つ壁が!
キリルは持前のドライビングテクニックで激しくドリフトしながら、急カーブを曲がり壁を回避しますが凡は腕が折れているためそんな芸当できっこありませんでした。
凡が運転する車はそのまま壁に突っ込んでいきます。
車は炎上して大破。
こうして勇たちは強敵・凡の追跡を逃れるのでした。
伍長が目を覚ますと、自分の上に燃える凡が覆いかぶさっていました。
凡は伍長を庇って絶命します。
彼の亡骸を見つめながら、凡と初めて会った時のことを呟きます。
かつて凡と伍長は、家族も大切なものもない自分たちは国を守るために命を捧げようと誓い合った仲でした。
虚ろな瞳で微動だにしない凡の亡骸に敬礼をしながら、伍長は勇を必ず捕まえると宣言し、凡との地獄での再会を誓うのでした。
満州アヘンスクワッド・第91話の感想
凡がまさかの絶命!もっと粘る男かと思っていましたが、意外にも呆気なく最後を迎えてしまいました。普段は卑劣なイメージのある伍長ですが、さすがに死にゆく凡を送る時にはシリアスな表情を見せてきました。
それにしてもキリルのドライビングテクニックが凄まじいですね!キリルなしではこの視線を乗り越えられなかったことでしょう。このまま危険地帯を切り抜けられればいいのですが、憲兵の追手を全て振り切れたわけではありません。ひと段落はつきましたが、まだまだ油断はできませんね。
満州アヘンスクワッド・第90話のネタバレ
憲兵を突破する勇たちだが、伍長と凡の乗る車にしつこく追跡される
前方には、まるで道を封鎖するかのように大量の憲兵が立ち塞がっていました。
そして後方からも憲兵たちが車で迫ってきています。
逃げ場を失った勇は一度は自分一人が犠牲になることを覚悟しますが、仲間たちは彼を見捨てませんでした。彼らは勇と共に憲兵に立ち向かうつもりです。
麗華(リーファ)は、自分が援護射撃を行うから車ごと憲兵に突っ込むようにキリルに指示を出します。
そんなことをしたら、銃でハチの巣にされると動揺する勇。
しかし麗華(リーファ)には何やら考えがあるようで……?
一方、憲兵たちは銃を構えながらも、のろのろと前進してくる勇たちの車を不思議そうに見つめていました。
反撃の意志があるのか? こちらから仕掛けたほうがいいのか?
そんなことを囁き合う憲兵たち。
しかし上官は、勇を必ず生け捕りにしなければいけないのだから勝手なマネはするなと怒鳴り声をあげます。
さらにノロノロと前進する勇たちに対して、再度忠告の言葉を告げました。
しかしその直後、車は急発進。
さらに憲兵たちの目の前で急ハンドルをかけ、泥水と水たまりで濁った水飛沫をまき散らして目くらましをしかけてきました。
動揺する憲兵たちは身動きとれず。
そんな彼らに、勇たちは窓から一斉射撃を行います。
敵が怯んだ一瞬のスキをついて、キリルが車を急発進!
彼らは見事、大勢の憲兵たちの封鎖を突破することに成功するのでした。
しかし直後、憲兵たちの玉が車に当たっていてパンクしていることが発覚します。 後方から迫ってきていた伍長の乗る車があっという間に追い付いてきてしまいました。
猛スピードで並走する2台は激しい銃撃戦を繰り広げます。
とっさにキリルは、運転手を狙うように指示を出しました。
直後、落ちていた木片にタイヤを乗り上げさせて、なんと壁を爆走し始めるキリル!
追手の運転手は打たれてますが、なんとその運転手を車から捨てて、凡が運転を代わります。 伍長は彼の背中を見ながら、さすが頼りになると不敵な笑みを浮かべていました。
満州アヘンスクワッド・第90話の感想
凡は自身の妹とリンの姿を重ねて、リンに同情したのか彼女を逃がしているんですよね。それなのにこんなにも非情になって追跡してくるなんて……きっと難しい心境の中にも彼なりの理念があるのだろうなと思いました。
それにしてもキリルのドライビングテクニックがすさまじいです!板一枚で壁走りするなんて……普通じゃできないですよね。
ただ壁を走ったところで逃げ切れるわけではないだろうなと思ってしまいましたが……むしろ機動力が落ちてすぐ追い付かれそうです。
満州アヘンスクワッド・第89話のネタバレ
土砂降りの中のカーチェイス!リンを助けたのは……実は憲兵・凡だった!
キリルと麗華(リーファ)の機転の利いたサポートにより、無事に逃走用の車に乗り込むことに成功した勇、リン、そしてバータル。
しかしこれで安心できるわけではありませんでした。
勇たちが乗る車のすぐ後ろには、彼らを追う3台の憲兵たちの車が迫っています。
土砂降りの中、カー・チェイスが繰り広げられる展開に!
憲兵たちは巧みに情報網を張り巡らせ、包囲網を固めつつあります。
勇たちが追い詰められるのも時間の問題です。
キリルは巧みなドライビングテクニックで狭い路地へと逃げ込み、3台の追跡を一気に突き放しました。
なんとキリルの車は片側の車輪が建物の壁を走っています!
車の中で明かされたのは、「リンがどのようにして生き延びたか」ということについてでした。
リンは捕縛された後、凡という名の憲兵に絞殺されかけます。
首を思い切り締め上げられて意識が飛びかけたリン。
しかし苦しそうにする彼女の表情が、今は亡き妹・チエの姿と重なった凡は……唐突にリンを締め上げる手を離します。
そして何かを懺悔するかのように突然自分の頭を壁に打ち付け始め、妹の名を呟く凡。
凡は涙を流しながら、チエを思い出したからリンを殺したくないと言って彼女を逃がすことを決意します。
リンに死んだふりをさせて上官の確認をやり過ごした凡は、死体が打ち捨てられたあの場所へリンを置いてどこかへ行ってしまったのだとか。
その話を神妙な面持ちで聞いていた勇たち。
しかし直後、キリルが急ブレーキをかけたため話は一旦中断されます。
前方を見ると、そこには銃を構えて道を塞ぐ憲兵たちの姿が!
さらに後方からも追手の車3台が迫ってきています。
もはや正面衝突は避けられない状況です。
勇たちは覚悟を決めて、正面から憲兵たちと戦うことを決意するのでした。 勇たちは、銃を構えます。
満州アヘンスクワッド・第89話の感想
リンを助けたのはまさかの憲兵だったという展開です!憲兵の中にも一応心がまともな人間もいるということですね。ただリンを逃がしたことがバレたら……凡の命はないかもしれません。
追い詰められた勇は、自分一人が犠牲になる道を一度は選択します。 しかし仲間たちは当然のように全員で戦う道を選びました。結束力に胸が熱くなる回でしたね~。
多勢に無勢の前面衝突!果たして勇たちは無事にこの窮地を脱することができるのでしょうか。左右が雑木林なので、そこに逃げ込めばもしかしたら逃走に成功するかもしれませんね。ただ如何せん敵の数が多すぎます。もしかしたらこの場で仲間の誰かの命が失われる展開になるやもしれません…。
満州アヘンスクワッド・第78〜88話のネタバレ
満州アヘンスクワッド・第77話のネタバレ
ノーマンがドアを開けると、そこにいたのは関東軍憲兵隊でした。ノーマンはスパイの容疑をかけられているようです。
連れていかれそうになるノーマンを庇う關(クワン)。すると憲兵の1人に銃口を向けられ、威嚇されてしまいます。そんな關にノーマンは、"まだ救うべき命があるから、必ずここに戻ってくる。"と約束し連れていかれるのでした。
ノーマンは外国人というだけでスパイだと思われ、憲兵に連行されてしまったのです…。
そこからたくさんのノーマンを慕う患者たちや来訪者がやってきましたが、關はノーマンのことを信じて"帰ってくる。"と答え続けていました。
来る日も来る日もノーマンを待ち続け、簡単な治療をこなしていく關。ある日患者の治療をしていると、突然扉が開きました。
ノーマンかと思い出迎えた關でしたが、やってきたのは"お腹が痛い。"と苦しむ女性と付き添いで来た娘でした…。女性は発熱しており、お腹も張っていたため虫垂炎だと判断した關。手術しなければ助かる見込みはありません。
"お母さんを助けてください!"と娘に訴えかけられるも、今まで1人で手術など経験したことのない關は不安で押しつぶされそうになります。
ノーマンに教えられたことしかできないこと、そして虫垂炎じゃなかったらどうしようという葛藤で手術という行為に踏み切れない關。そんな關がノーマンの机を見ると引き出しが開いていて、ノーマンがいつも手にしていた十字架のペンダントが見えたのです。
それを手に取り、"困難と闘う時は祈る。"というノーマンの教えを思い出した關。關は覚悟を決め、"お母さんを手術台に運ぶから手伝ってくれ!"と娘に声をかけました。
神様に祈りながら手術をする關。なんとか手術は成功しました。
目を覚めた母親は"もしかしてあなたが?"と驚いた様子を見せます。"ノーマンみたいには出来なかったけど…。"と申し訳なさそうに呟いた關に母親は涙を流しながら"ありがとう。"と告げました。
その姿を見て關はノーマンの意志を継ぐことを決意したのです…。その日を境に闇医者・關は誕生しました。
ある日の夜、關と挨拶を交わしたとある人物は、關のことを"お姉さん。"と呼んでいます。
"お金のない人を助ける医者だって噂を聞いている!"と言ったその人物に、"お金持ちからはお金を取ってる。少しだけど持ってきな。"と關はお金を渡しました。
"僕は僕でなんとかやっているから大丈夫。"と返した人物、に"屋敷町から出ないのか?"と尋ねた關。"好きだから。町もだし、旗人である自分も。"とその人物は言いました。
"僕のことは心配しないで。"と笑うその人物に關は、"元気で。"と言い去って行くのです。
"可愛い弟、昊天(ハオテイエン)よ。"という言葉を残して―――――。
満州アヘンスクワッド・第77話の感想
そんな展開になるの!? 面白すぎるでしょ!!!
この漫画に対してちょっとはまるのが私は遅かったんですが、最初からずっと追いかけている人が羨ましすぎるぐらい物語が綿密に練られているんですよ!もうたまらん!ってずっと言い続けながら見てます。
屋敷に奉公に出した弟の話がクワンから出てこないなぁ。って思いながら読んでたんですよ。まさかのまさかでした。でもここでくっついてしまったら、結局巡り巡って勇と合致するってこと?
いや、でも派閥が違うしなぁ。ってもう気になって気になって仕方ないんですよ(笑)
リンがこれから生きていけるのかも気になるし、ノーマンはまだ希望が見えてるのかってのも気になりますし…。ムネアツ展開すぎる!
「コミックdays」に掲載されている「満州アヘンスクワッド」第78話のネタバレと感想...
満州アヘンスクワッド・第68話〜76話のネタバレ
満州アヘンスクワッド・第1話〜67話のネタバレ
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キャッシュ更新日: 2024/11/21 20:52:45