酒と恋には酔って然るべき・第48話のネタバレと感想｜エレガンスイブ3月号

2022年「エラガンスイブ」3月号に掲載されている「酒と恋には酔って然るべき」第48話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

久々に同期飲み会が開催されることになりました。

会場は珍しく中川の自宅です。
なんでも中川の奥さんが二人目を妊娠中で、里帰り中なのだとか。

鳥取出身の奥さんを実家に送った帰りに、中川は地元のお酒とおつまみを買ってきたのだと話します。
それを聞いて松子たちは大喜びです。

翌晩―――。 さっそく中川家で飲み会が開かれることになりました。

同期の中で戸建てに住んでいるのは中川だけです。
なんだか子供のオモチャや家族写真などが溢れかえったリビングを見ると、こっちまで照れてきてしまうほど幸せムード満タンなお家です。

中川はさっそくお土産のお酒を取り出してきます。

一本目は……『鬼太郎純吟（きたろうじゅんぎん）』。
千代むすび酒造株式会社の商品です。

この酒蔵のある鳥取県境港市は、某妖怪漫画で有名な漫画家の出身地。
それにちなんだ商品が多く発売されています。

おちょこがないので子供用の小さなカップでお酒を楽しむ面々。
このカップで飲むと、なんだか妙な背徳感を感じてしまいます。

おつまみは……。
『マグロの刺身』
『ひとくち冷奴（ひややっこ）』
『するめの麴漬け（こうじづけ）』

鬼太郎純吟は華やかでやわらかい味わいで、比較的飲みやすいようです。
"やはり山田錦で作ったお酒は飲みやすい。"と中川。
松子は、"さすが酒米の王様ですね！"と嬉しそうにします。

他には『強力（ごうりき）』という酒米から作られた『おやじ極楽純吟』。
これはリッチな味わいでお燗にも合いそうな味です。

『五百万石』という酒米から作られた『ねずみ男純吟』と『妖怪泣かせの超辛口こなき純米』などがあります。
どちらも辛口でキレがありました。
こなき純米のほうは人を選ぶほどの辛さです。

どれもこれも個性的で、飲み比べがいのあるお酒ばかり。
酒のブレンドまでして中川のお土産のお酒をめいいっぱい堪能した一行は、各々解散しました。

帰りの電車の中で―――。
松子は中川が家庭を持ったことに対して、若干の焦りを感じていました。

そんな中、新庄が大崎と結婚するという話を聞いた松子。
電車の中なのに、思わず声を出しそうになるほど驚いてしまいます。

翌日―――。
新庄たちの結婚の話を聞いた松子は、何を思ったのか今泉をお肉と温泉が楽しめる福島旅行に誘い……？

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松子も30代です。結婚を焦らなくていい歳ではなくなってきましたね。 夏にどこかに行きますかと尋ねてくる今泉に、突然福島旅行を提案する松子。 福島は松子の地元なんですよね。 なんだろう……今泉を親にでも紹介するつもりなのでしょうか……？

それにしても今回のお酒は楽しそうなお酒ばかりでした。 ついつい味見してみたくなっちゃうような挿絵ばかりで、ワクワクしちゃいましたね。

次回は5月号に掲載とのことでした。