あなたの心がわかるように・第45話のネタバレと感想｜ピッコマ

「ピッコマ」に掲載されている「あなたの心がわかるように」第45話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

意識が入れ替わることをウインターの目の前で証明したバイオレットは、1人で駅に来ていました。思い出すのはバイオレットが離れていくことに絶望して、憔悴しきったウインターの姿。ですが、きっと彼ならすぐに立ち直ると自分に言い聞かせて、バイオレットは電車に乗り込みました。

そうして訪れたのは美しい海辺。少し前までは、1人でこんなところに来るなんて想像も出来ませんでした。もう弱いだけの自分じゃない。死を神様が許さなかったのは、自分1人で生きていくことが出来ると教えるためだったのかもしれないとバイオレットは前向きに考えました。広い海の前でバイオレットはこれからも生きていく覚悟を決めます。

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バイオレットがシャロンとフェロンの手を借りてやってきたのは、ドス公国という島国の西にある半島の村、キロン。以前海賊討伐に手を貸してもらったお礼に、コルシカ王国からドス公国に贈られたこの村はラクラウンドとよく似ています。そしてなによりも大事なのは、ウインターの会社の勢力が及ばない場所であること。

そんなキロンの村でバイオレットが選んだ家は、お世辞にも綺麗とは言えない家。シャロンとフェロンは心配そうですが、バイオレットはとにかく自分でやってみると笑いました。

これまで自分では掃除もしたことがないバイオレットは、これからは全部自分でやらなければいけないと箒を握ります。虫に怯えながらもなんとか綺麗になった家で、気持ちよく眠りにつくと翌朝、玄関のドアをノックする音でバイオレットは目を覚ましました。

聞えてきたのは村人たちの声。引っ越してきたバイオレットに。村長を始めとした村人たちが防波堤の使用料を払えと言ってきました。しかし、バイオレットは首を傾げます。ラクラウンドの法律では、防波堤に所有者はいません。なので、費用を払う必要もありません。同じドス公国の領地で法律が違うはずがないと、バイオレットに言われた村長は顔を青くして、逃げ出してしまいました。

逃げていく村長と追いかける村人たちを見ながら、家に戻ろうとしたバイオレット。するとなぜか家の中に入って、掃除をしている女性の村人たちがいました。なんとこの村は非常に仲が良く、助け合うことが多くあると言います。フェムと名乗る女性は"これからよろしくね。"とバイオレットに手を差し出しました。

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バイオレットの新天地もまたなんだか問題がありそうですね。村長はどうやら防波堤の使用料という名目で横領をしていたようですし、それを許している領主の貴族もちょっと心配です……。 ようやく自分の好きなように生きられるバイオレットの未来が明るい事を祈るばかりです！