鬼の花嫁は喰べられたい・第30話のネタバレと感想｜花とゆめ9号

2022年4月5日発売の「花とゆめ」9号に掲載されている「鬼の花嫁は喰べられたい」第30話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

夜叉は一見してかなりのしっかり者に見えますが、実は結構なおっちょこちょいでした。
普段は尋常ならざる努力によって、ドジをカバーしているだけに過ぎなかったのです。

さらにやっかいなのが、頑張りすぎて疲れが溜まり、定期的に物忘れやドジが逆に増えてしまうということ。身内の間ではそれが、「夜叉のポンコツ警報」と名づけられているほどお馴染みの光景となっていたのです。

今回もそんなこんなで夜叉がポンコツ化。
しかしどんなに休めと言っても、真面目すぎる夜叉は自ら休息を取ろうとせずに仕事を詰めてしまいます。

事情を聞いた真白は、夜叉を休ませようとするよりも、休めるような環境づくりを整えてやることのほうが大事なのではないかと提案。

その言葉に乗っかる形で、一同は夜叉がしっかり休めるように小細工をする流れになります。

真白たちが用意したのは、「甘くて蕩けそうなふわふわのパンケーキ」です。
最初は困り気味の夜叉でしたが、パンケーキを食べている間だけは休憩すると言い出してくれます。
一行は縁側に座ってふわっふわのパンケーキを頬張ることに。

真白は、夜叉には頼れる味方が沢山いるのだから、休めるときは誰かを頼ってよいのだと笑顔で語ります。その言葉に夜叉の心は、どこか絆されたようにも見えました。

夜、真白たちの気遣いのおかげか、そこには健やかな表情で眠りに落ちる夜叉の姿が。
それを見た酒呑は、どこか満足そうに彼の寝顔を眺めています。休んだ夜叉の代わりに今日の仕事をこなしたのは、実は酒呑だったのです。

その後、真白は疲れた様子の酒呑を自分が癒すと言い出しました。
なんと彼女は酒呑に向かって、膝枕をしてあげるからこっちに来てほしいと言い出したのです！

真白の大胆な申し出に、酒呑は驚きつつもその言葉に甘えることにします。

縁側で真白の膝に頭を預けると、美しい夜桜が目に留まりました。
酒呑は気持ちよさそうな笑みを浮かべて、"自分の一番の癒しはやっぱり真白だ。"と呟くのでした。

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今回はラストシーンがかなりいい感じの雰囲気でキュンキュンしてしまいました！夜桜を見ながら膝枕だなんて、なんだか和やかだし華やかだし素敵ですよね～♪

にしても夜叉って意外にもおっちょこちょいな一面があったんですね！普段はかなりしっかりしているように見えていたので全くわかりませんでした！

普段から酒呑がもっと夜叉の仕事を手伝っていれば、夜叉も定期的にオーバーヒートすることもないのでは……？と思ってしまいましたけどね！