【最新話(14話)更新】「ハマる男に蹴りたい女」の全話あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ Kiss1月号

「Kiss」に掲載されている「ハマる男に蹴りたい女」最新話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

いつかとちゃんと向き合いたい。そう思う設楽ですが、なかなか出て行かない元妻の夏美のせいでそうもいきません。実は夏美が下宿を出て行かない理由は男に捨てられたからなのですが、その時に大切にしていたネックレスも取られたと知り、設楽は思わず下宿を飛び出します。

質屋に売られたというネックレスを取り戻すため、小田原に向かう設楽。なんと いつかまでそれに着いていくと言い出しーーー⁉

いつかの立場、結構辛いですよね。最初こそ、設楽のことを良くは思っていませんでしたが、以前のように高飛車な態度も取らず、住民たちに真摯な態度で接する設楽に少しずつ想いを寄せ始めていました。そして、設楽からまっすぐ想いを伝えられ、それに応えてもいいかなと思い始めた時、訪ねて来たのが離婚したはずの元妻なんて、ショッキング過ぎます。 苛立つのも当然ですし、冷たい態度を取るのも当たりまえです。

しかし、それでも簡単に諦められるほど恋というのは簡単ではありません。 気分転換にとバッティングセンターに連れ出してくれた同僚に抱きしめられた時、いつかはちょっとくらりと来ていました。ですが、どうにも頭の隅に残る設楽の姿。 もう設楽のことで悩まないと決めたいつかは設楽のネックレス探しの旅に同行することにしましたが、この旅で何か変化はあるのでしょうか？

夏美が惚れた頃の設楽は自信満々で、仕事が出来る自分を誇っていました。だからこそ、厚顔無恥なところがあり、夏美も浮気に走ったと思うのですが、ここまで見てきて設楽の根っこの部分は悪いとは思えませんよね。住民の面倒を見たり、勉強を教えてやったり、いつかと気まずくなっても食事を摂っているのかと心配していました。なので、根は真面目で優しい人物なんだと思います。

たぶん、夏美もそんなところに惹かれて結婚して、男に捨てられた今とっさに頼れる先として思いついたのが設楽だったのではないでしょうか。前の、夏美が出て行ってすぐの設楽だったら、戻って来た夏美を迎え入れていたはずです。しかし、今設楽の目に映るのは本当の自分を知っていて、真正面から向かい合ってくれるいつか。夏美はちょっと設楽に頼るのが遅かったというか、魅力に気付くのが遅かったというか。なんといえばいいか難しいですが、とにかくもう設楽といつかの間に入る隙はないので、夏美は次を考えるべきな気がします。

設楽優しすぎませんか？いきなり出て行った妻がまたいきなり戻ってきて、しかもその上男に捨てられたから戻って来たなんてブチギレて当然です。なのに、怒ることもせずにその男に奪われたネックレスを取り返しにいくなんて、優しすぎますし、そんな設楽に着いて行くいつかもかなり脈ありですよね。これは小田原への旅でなにかあるのではないでしょうか⁉これからが楽しみですね！

突然設楽の下宿に住むと言ってやってきた妻の夏美。口では離婚する、すぐ出ていくと言いながらも設楽との距離は夫婦そのもののように見えます。そんな2人を見てしまったいつかは戸惑いを隠せず、下宿を飛び出してしまいました。夏美に離婚すると宣言してその後を追う設楽。

しかし、いつかは同僚の香取といてーーー⁉

夏美の言ってる事、都合が良すぎますよね。設楽の前から消えた間、夏美が一緒にいたのは若い男です。いくらそういう関係に無かったとはいえ、それでも夫以外の男性と長期間、特別な理由もなく、寝食を共にし続けたらそれは浮気ですよね。

でも、男と上手くいかなくなって、友達のところを転々としてきたのも飽きたからなのだと思います。設楽のところに戻って来たからまた夫婦に戻りましょうなんて、都合が良すぎますよね。

おそらくですが、夏美は設楽がまだ自分のことを好きだと信じているのではないでしょうか？設楽に執着する夏美の態度からまだ夏美が設楽のことを好きなのは明らかですから、自分が好きなんだからあなたも私のことを好きなんて、暴力的な考えかなと思います。

一度は自分で壊そうとした関係。夏美は設楽をおもちゃのように考え過ぎかなと思いました。

夏美が戻ってきてから設楽は以前のエリートサラリーマンだった日々のことを思い出してばかりいましたよね。たしかに以前、会社勤めをしていた設楽はエリートで、誰からも憧れられるような存在でした。そんな設楽と結婚した夏美にとって、優秀な夫の存在は自慢だったと思います。

ですが、その生活に幸せがあったかというと難しいですよね。仕事に忙殺される日々に疲れていたと思いますし、それに自慢の夫の元から夏美はふわりと消えてしまいました。
でも、下宿の管理人をするようになってから設楽は大分雰囲気が明るくなりましたし、それにいつかと出会いましたよね。それから恋愛や自分の生活とも向き合うようになり、今の生活の方が設楽には良いような気がします。

過去の栄光はいつも輝いて見えますが、どうか設楽には今を選んで欲しいです！

なんだか夏美、すっごいむかつきますね。なんかみんなが自分の思うように動いてくれることを信じて疑っていない様子で、見ているだけでいらいらしてきます。

いまさら何をしにきたのでしょうか？設楽はもういつかにぞっこんなんですよ！

エリート街道から一夜にして転落した下宿の管理人、設楽。そんな設楽は下宿の古株の住人、いつかとの関係はよくありませんでした。しかしある日酔っぱらったいつかに迫られてから、なんだか彼女が気になるようになります。そんな中、いつかは同期の香取から告白をされました。

戸惑ういつかの答えは、恋愛対象に見たことが無いのでという理由でNO。ですが、これからは恋愛対象として見て欲しいと、香取はまだ諦めていない様子です。そんないつかは、悩みながらあるバーへとやってきました。そこは設楽の働いているバーで、2人は鉢合わせしてしまいます。

しかもバーの客にはかつての設楽の部下武田の姿があり、彼は設楽について悪態をついていました。エリートとまで設楽が呼ばれたのは、徹底した調査と細部までこだわる仕事ぶりがあったからこそ。ですが昔設楽を慕っていた武田は、それが辛かったようです。
武田は"一緒にやって来た仕事を放り出すくらいなら辞めるなんてプライド、捨てりゃあよかったのに。"と漏らすと、お店を出て行きました。一部始終を聞いていた設楽は、裏のドアから出て溜息を吐きます。

そんな設楽に声を掛けたのはいつか。このままじゃ、わだかまりが残ったままで、将来後悔することになると設楽の背中を押しました。いつかに言われて、立ち上がった設楽が向かったのは武田が行くと言っていたラーメン屋。
走って向かった設楽は、武田を見つけると頭を下げました。

謝ればたしかに会社に残れたかもしれない。それでもそんな道を設楽は望んでいません。
その思いをようやく設楽の口から聞いた武田は、なんでやめちゃったんですかと設楽に抱き着きました。その後、世間話がてらに下宿の管理人をしていると話した設楽。そんな設楽に武田たちは、なんだか雰囲気が柔らかくなったと笑います。

昔はバリバリ働いていた設楽が柔らかくなった理由、あるとすればそれはいつかの存在です。
下宿に戻った設楽は、突然いつかに押し倒されました。怒っているのかと焦る設楽ですが、いつかは突然キスをしてきて––––––⁉

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親子しかり、上司と部下しかり、立場が変わると相手の感情って途端に見えなくなりますよね。特に設楽のようにあまり言葉で表現したがらないタイプというか、背中を見てついてこいタイプの仕事が出来る人はわかりづらい気がします。今回、武田たちは設楽の気持ちを理解出来てよかったですね！
そんなことより、気になるのは設楽といつかの行方です！突然いつかはどうしたのでしょうか⁉続きが気になりすぎます！

ハマる男に蹴りたい女・第10話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ Kiss 8月号

突然設楽を押し倒したいつか。ですが、その行動はいつか自身が自分の気持ちを確認するため...