おちたらおわり・第36話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ BE・LOVE 9月号

2022年8月1日発売の「BE・LOVE」9月号に掲載されている「おちたらおわり」第36話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

紗都が遠足の会費を盗む！？

明日海は涼夏からの連絡を受けて、心菜と涼夏が孔美子の高級クラブで監禁されていたことを知らされます。

連絡を受けた明日海は、すぐに心菜が受診している病院へ向かいました。そこには検査後の心菜の姿があり、話を聞くとどうやら今回の監禁によってお腹の子に異常は起きなかったようで、ひとまず安心する明日海です。

しかし、こんな危険な目に遭ってしまっては、さすがの心菜と涼夏ももう下手に動くことはできません。涼夏と心菜は、ここでリタイアすることになります。

そんな中、明日海は孔美子が自分たちを執念深く付きまとってくる原因について、心当たりがあると打ち明けます。それは、中学時代に明日海と孔美子が交わした「ある約束」に関係するものらしく……。

一方で、孔美子から見放された紗都は、孔美子に金を返すために資金集めに奔走します。しかしどうしても残り数十万が足りず、追い詰められた紗都は園の遠足の会費に手をだしてしまいます。

中学時代の「ある約束」

おそらくですが、約束の内容は「永遠の友情」的な内容ではないかと考えられます。

明日海に対する孔美子の態度が急変したのは、明日海が同級生の男子と仲良くなったのが始まりでした。さらに、中学時代に交わしていた約束とは、将来住みたい家や場所に関する話題の流れで交わした約束です。

このあたりから察するに、孔美子と明日海は「大人になってもずっと一緒にいよう」という内容の約束を交わしていた可能性が高く、明日海が結婚して家庭を持ったことこそが、孔美子の中では「裏切り」「約束破り」になっている可能性があります。

最終的な孔美子の目的

これまでの孔美子の行動は、「明日海の家庭を壊す」「明日海のママ友間にトラブルを起こす」ことを目的としていました。それらの行動の最終的な目的は、おそらく「明日海を孤立させる」ことにあると考えられます。

孔美子は単純に明日海を陥れたいわけではなく、かつての朋代のように、明日海を自分に依存させてずっと傍に置き続けることが最終的な目的である可能性が高いです。

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トラブルが続く一方で、明日海はチャリティーイベントに出す絵の制作にも精力的に取り組んでいます。

しかし、孔美子はどうやらこのチャリティーイベントのことを知っており、さらにこのイベントをめちゃくちゃに壊してやろうと目論んでいる様子……。

情報通すぎる孔美子ですが、その理由としては手足として動いている「のあ」という少女が有能すぎるためだと考えらます。謎の多い女性ののあでしたが、今話では、実は彼女が若い頃に親がいなくなって孔美子に買われたという複雑な過去が明かされました。

のあにとって孔美子は救世主兼母親代わりのような存在です。それだけに、のあが孔美子に逆らうことは決してないでしょう。

孔美子は心の弱い人間を自分に依存させる能力にものすごく長けていますよね。

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