やんごとなき一族・第52話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ Kiss10月号

「Kiss10月号」に掲載されている「やんごとなき一族」第52話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

深山家の次期当主は明人にする。父の思わぬ指名に戸惑う佐都たちですが、それ以外は順風満帆でした。どて焼きは無事にレトルトパックの開発に成功、ついにドバイへの輸出が始まります。そして次期当主の座を奪われたにも関わらず、義祖母や前まで佐都を嫌っていた春菜までもが味方についたかのような態度を取りました。

一方、明人たちは追い詰められていました。明人自身は成功を父から言い含められているホテル計画で困難を強いられ、大介と手を切ることになってしまいます。追い詰められた大介が向かったのは、美保子の元。そして明人にもう一度自分を雇うように説得しないなら、出産前にDNA鑑定をしろと父に進言すると大介は美保子を脅して–––––⁉

短絡的というか衝動的な決断でしたね。しかし、この決定で佐都たちは次期当主の座を失いましたが、そこまで危機にいるとは思えません。まだ軌道に乗っていないとはいえ、自分たちの事業を持っていますし、子供もいて、家族仲は良好です。しかも、佐都は自分で生き抜く力を持っている女性です。

もちろん、まだ深山家に留まって、徹底的に戦う覚悟を決めていますが、もしもその戦いに負けても佐都がいれば、大丈夫な気もしますよね。それに健太も家族のことを思って、深山家を出て行こうと覚悟まで決めています。いつでも逃げて、生きていけるこの状況は決して絶体絶命とは言えない気がします。

そんな佐都たちに比べて、明人たちはどうでしょうか？ 明人は肝煎りのホテル事業で予算を2倍以上オーバーするという大失態。マダムキリコに切り捨てられ、追い詰められている大介の最後の切り札でもあった、ホテルへのエステサロン出店まで断ってしまいました。

しかも大介はそのことを恨んで、美保子に接触。そのお腹にいる子どもの父親を探るような素振りまで見せています。これでホテル事業が失敗し、その上美保子のお腹の子の父親が明らかになれば、明人の失脚はもうすぐそこですよね？

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

手に汗握る展開になってきましたね。見ている感じ、優位なのは佐都たちですが、手負いの獣ほど怖いものはありません。予算超過で失敗が見えてきたホテル事業、美保子のお腹の子の父親が違う男かもしれない、大介からの恐喝などなど明人たちは追い詰められています。なにか行動を起こして、また大波瀾が起きそうですね！

【最新話(56話)更新】「やんごとなき一族」の全話あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ LaLa

「Kiss」に掲載されている「やんごとなき一族」最新話のあらすじ（ネタバレあり）・考...