無能の鷹・第21話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ Kiss 10月号

「Kiss 10月号」に掲載されている「無能の鷹」第21話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

今回の鷹野に突きつけられたミッションは、取引先の企業のコンサル。即断即決という思い付きで次々にアドバイスを繰り出す鷹野に、優柔不断で業績の伸び悩んでいた取引先の木目田は悩みながらも従います。もちろん、鷹野のアドバイスに従っていても上手くはいきません。

しかしそのおかげで、優柔不断だからと無理矢理即断即決に切り替える必要はないと気付いた木目田。
なんやかんやうまく行き始めた鷹野のアドバイスですが、木目田はやっぱり信用できなくて–––––––⁉

まさか鷹野さんにコンサルを依頼する人がいるとは思いませんでしたね。たしかに鷹野さんは即断即決なほうだとは思いますが、その決定になんの根拠もありません。

完全なあてずっぽうです。しかも、その時に自信満々なのがまた質が悪いですよね。そのせいで木目田はすっかり鷹野を信じ込んでしまいました。コンサルの依頼をただのゲームだと思い込んだ鷹野は木目田にかなり無茶な要求をしましたが、疑いながらもインドへの出店や人気ゲームの名前を大幅刷新するなどかなり頑張りました。 最後はなんとか話しがまとまったのでよかったですが、読んでいる間中ハラハラしてしまって、大変でしたね。

木目田の会社は優柔不断過ぎてうまく行っていませんでしたね。たしかに会社を経営する上で選ばなければいけないことは無数にあります。悩むのも当然だとは思いますが、だからと言って会議まで悩みに悩んでしまって、停滞してしまうのはよくないことです。 その状態から抜け出すために社外に助けを求めるというのは良い選択だったと思いますが、選んだのが鷹野というのはなかなか挑戦的過ぎる選択でした。

結果的にはインドへの出店は地元の大手企業との提携が決まり、1時間1円で貸し出した空きスペースは怪しい勧誘に使われたこともありますがそこに元プロのチェス棋士がいて、ゲームの開発に協力してもらえることになりました。 最後を見ればよかったですが、もうちょっとコンサルをしてもらうときは相手を選んだほうがよさそうです。

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鷹野さん、ついにコンサルへのチャレンジとなりました。相変わらず最後はなんとか丸く収まりましたが、コンサルを頼まれてちょっとも躊躇わないあたり、鷹野さんらしいです。その堂々とした態度だけは見習いたいですね。見習いたいのは態度だけ、突拍子もなさすぎるぶっ飛んだ発想は参考程度にしておきましょう。