人間消失・第11話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ マガポケ

「マガポケ」に掲載されている「人間消失」第11話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

忍び寄る炎からの逃走

保健室で寝ていた松岡に、気持ち悪くすり寄ってくる安井。松岡は安井の髪を引っ張って抵抗しようとします。

しかし安井は力で松岡を押さえつけ、彼女の顔面を思い切り舐めようとしてきました。あまりの気持ち悪さに身構える松岡ですが、身動きができません。

身体に力をいれて抵抗したせいで、松岡の横腹の傷から血が滲み出してしまいます。間一髪のところで浜田が助けに入り、安井はようやく松岡から離れ、放心状態に。

浜田がふと窓の外を見ると、街の至るところから黒い煙があがっているのが見えました。浜田は安井を縛り上げて、外に様子を見に行くことにします。

どうやら浜田は煙を焚火か何かと思っているらしく、自分たち以外にも人がいるのではないかと希望を持っているようです。

しかし、現場へつくとそこはただ無人の家が火事になっているだけでした。浜田は今の今まで、街に火事が広がっていることに全く気が付いていなかったのです。

浜田は松岡らを連れて、学校からの避難を開始します。

正気を失った安井

精神的に追い詰められた安井は松岡のこと襲ってしまいました。おそらく女性をまともに相手にしたことがなくどのように襲えばいいのかすらわからない安井の気持ち悪さが、本当に秀逸すぎました。

3人で一致団結して窮地を脱しなければいけないこの状況で、メンバーの1人が危険人物と貸してしまっている今の状況は、かなり厳しいものがあります。

逃げ場のない3人

街のいたるところで火事が発生していることに今更ながら気が付いた浜田たち。しかし、火事はどうやら局所的なものではなく、広範囲にわたって怒っているようです。

ということは、どこへ逃げても火事の危険からは逃れられないことになります。果たして間肌は手負いの松岡と精神的に異常を来している安井を連れて、どこに逃げるつもりでいるのでしょうか。

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今話はとにかく安井が気持ち悪すぎてすごかったです。あそこまで生理的な嫌悪感を抱くほどの描写ができるなんて、作者の画力の高さを強く感じる回でした。

松岡はどうやら腹部の傷がまったく癒えていないようで、少し動いただけで血が出てしまう模様です。

こんな状況で火事から逃げなければいけないなんて、まさに絶望的な状況ではありますが……。

果たして浜田たちは安全な場所へたどり着くことができるのでしょうか。たどり着いたとしても安井がお荷物すぎてやっかいな気がします。早々に安井を切り捨てたほうがいいのではないかとすら思えてしまいますね。