【第63話更新】『かたわれ令嬢が男装する理由』の全話あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜最新話から最終回まで

「コミックシーモア」に掲載されている「かたわれ令嬢が男装する理由」のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

秘密裏に操作を進めるリナリー

リーチとリナリーはエルディックの寮を尋ねています。事件の黒幕に繋がる情報を得る為にやってきたのですが、黒幕が誰と協力関係にあるか不明な現時点では、大っぴらに捜査をすることはあまりにも危険でした。

リナリーは、出迎えたバッハルトの目を欺くために、、腹痛を装って単独行動を開始します！資料室に駆け込んだ彼女を待っていたのは、衝撃的な展開で……！？

禁忌魔法に操られたジェシカ

ジェシカは事件を起こした後、騎士団に連行されました。しかし、禁忌魔法に操られていた影響か、記憶が曖昧で十分な証言をすることができず、すぐに釈放されます。結局、「殺せ」と囁く謎の声や、事件の蔵膜に関する情報は何一つ得られず仕舞いとなってしまったようです。

自らエルディックの寮へ

そこでリナリーは、リーチを引き連れて、エルディック寮の資料室を探ることにしました。まず探したのはアリスの茶会についての情報です。しかし、目的の情報は何者かによって意図的に切り取られていました。ますます怪しい展開になっていきます！

互いの婚約者の話

バッハルトを引き留めておくために、お茶を飲みながら彼と世間話を強いられるリーチです。しかし2人ともお喋りはあまり得意ではない模様で、会話は常に盛り上がらず、鬱々とした雰囲気が立ち込めていました。そんなとき話題に上がったのは、互いの婚約者についてです。世界観的に婚約者や許嫁の存在は当たり前かもしれませんが、その相手と真実の恋愛ができる人は決して多くはなかったことでしょう。リーチはともかく、どうやらバッハルトは婚約者とはそれほど親しい間柄ではない様子でした。

黒幕探しに奮起するリナリーです！リーチを連れて行きはするものの、ほぼ単独行動で突っ走っていますね！振り回されているリーチが不憫でなりません……。

行動力も活力もあって、リナリーはまさに太陽のような女性です。今は男装してはいますけどね……。リーチはそんなリナリーのことが愛おしくてたまらないようなのですが、同時に、婚約者という間柄でしか彼女のことを自分に繋ぎとめておくことができないと、悲観的になっているようにも見えました。

いまいち男としての自身が足りないリーチ。リナリーみたいにエネルギーにあふれた女性が傍に居たら、誰だって劣等感を抱きそうなものですが、リーチはちょっと拗らせ過ぎな気もしました。本当はしっかりリナリーのことを支えてあげられているのになぁ。

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