従僕と鳥籠の花嫁・15話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜別冊マーガレット2024年5月号

「別冊マーガレット」2024年5月号に掲載されている「従僕と鳥籠の花嫁」第15話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

藤乃と結ばれるために奔走する廣臣

松照の愛人の証言により、廣臣の監禁中の出来事が明らかになりました！松照は、二度も裏切り、尚も歯向かってくる廣臣を制裁するつもりの様子です。

松照と紫帆は再び十を利用して廣臣を苦しめようとするのですが、どうやら廣臣のほうが一枚上手だったようで……？

監禁されたドアを開けたのは松照の愛人だった

松照は愛人たちに合鍵を渡して自由に建物内を出歩けるようにしていました。そんな中、常習的に松照のの私物を窃盗している愛人の一人が、監禁中の廣臣の近くにやってきたのです。廣臣は愛人の窃盗行為をネタにゆすり、脱走に加担させたのでした。

松照は2人を許さない

松照は監禁を難なく突破した廣臣を、もはや制御不能だと判断してしまいます。また、廣臣を溺愛する藤乃も、松照にとってはすでに粛清の対象でした。自分にたてついた存在が近くにいるというだけで、どうしても廣臣の存在が許せなくなってしまった松照はついに強硬手段に出ます。

すべては2人で幸せになるために

廣臣は藤乃を1人置いて、十からの襲撃を阻止するために動きます。危険なため藤乃には嘘をついて置いて行こうとしましたが、廣臣の性格を知っている藤乃にとってはすべてお見通しでした。危険と知りながらも廣臣を送り出す藤乃。2人は自分たちの未来の為に、危険を顧みずに松照に立ち向かっていくつもりです。

松照の目論見とは……

廣臣たちをねじ伏せようとする松照ですが、十の件に関して自分も「裁かれる側」であることを引き合いに出されると、大っぴらに廣臣たちを刺激することはできませんでした。どうやら松照は、あくまでも事故を装って博臣たちを始末するつもりのようで……？

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ラストのシーンでは追い詰められた十が予想外の行動をとります！もし廣臣が追い詰めた十の行動を予測してこれまで対処をしていたのだとしたら、廣臣の先読み能力は凄まじいものです。

ここで心配なのは、松照の妻です。松照の妻は廣臣と藤乃を庇う発言をしていたため、少なくとも松照の怒りには触れているはず。粛清の対象とまではいきませんが、松照から何かしら危害を加えられる可能性は十分に考えられます。

藤乃を守るために本格的に松照に歯向かっていく廣臣。果たして廣臣と藤乃は、松照の手から逃れて2人の幸せをつかむことができるのでしょうか！

本郷 廣臣（ほんごう ひろおみ）……院瀬見の使用人。

院瀬見 藤乃（いせみ ふじの）……嫁ぎ先が決定しているものの、使用人の廣臣との結婚を望む。

神崎 櫂（かんざき かい）……映画サークルの部員の1人。

神崎 紫帆（かんざき しほ）……松照と結託して廣臣への復讐を図る。

十 征太郎（つなし せいたろう）……松照や紫帆に利用されている哀れな男だったが……？