大正身代わり婚・第43話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～」第43話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

志満が次々に怪しい行動を！しかし雪子は……

志満が平塚家の女中として雇われてから、10日ほど経過しましたが、すでに女中の何人かは志満のことを疑っている様子です。

理由は、「志満が嵩也の書斎からでてきた」「頼まれもしていないのに無言で外出をする」と、志満が疑わしい行動を続けたからでした。

しかし、雪子はあえて志満を咎めようとはしません。志満を泳がせようとしているのかもしれませんが、雪子の性格的にそれは考えにくいことです。

もしかしたら雪子は、志満が何らかの事情により平塚家を探っているのだろうと察し、その理由を知ろうと様子をうかがっているのかも……？

仕事終わり、志満は自宅を訪問した強面の男に封筒を手渡していました。「今月の分」と言って渡していたところから察するに、中身はおそらく借金返済の為のお金でしょう。

やはり志満には何か深い事情がある様子で……？

志満は2人の娘の母親

作中では、ようやく志満の身の上が明らかになりつつあります。志満には幼い子供が2人おり、そのうちの1人は床に臥せている状態でした。子供の治療費や薬のために志満が常に金欠である可能性は高いです。また、夫もいるそうなのですが、夫は何かミスを働いて志満はその尻ぬぐいをさせられている状況のようです。

実鈴と同じ任務を受けている

志満が雇い主から命じられていたのは「平塚家を探ること」のようです。かつて家庭教師の同僚として雪子に近づいてきた実鈴の任務と、ほぼ同じですよね。実鈴の雇い主はすでに作中で明らかになっているので、志満が誰に雇われて平塚家に取り入ったのかは、おおよそ検討がつきます。

雇い主はやはり千波一族？

やはり、志満は千波家に雇われて平塚家の暴落に加担させられていると考えるのが自然です。動機については、「娘を守るため」に仕方なく手を汚している可能性が高いと思われます。実は志満は、もし雇い主を満足させるような仕事をできなければ、自分の娘を売り飛ばされてしまうという状況なのです。

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実鈴が千波家に加担した理由は明らかになっていませんでしたが、野心家で家庭に入る女性を妙に嫌っていた実鈴の性格から察すると、「千波家に気に入られて出世しようとしていた」「調査対象である雪子のことが憎かった」という可能性が高いですね。

一方で志満が悪事に手を染める理由は、おそらく「家族を守るため」だと思われます。それを考えると志満を一方的に悪者として晒し上げるのも違う気がしますよね。

もしかしたら雪子はそのあたりを考慮して、志満に対して慎重になっているのかもしれません。雪子の優しさは本当に底抜けです。

さて、43話の展開予想ですが、平塚家にお客様が来ることになり、雪子たちがそのおもてなしをすることになります。平塚家の失脚を狙っている千波一族に雇われている志満が、ここで何もしないわけがありませんよね……！