お姉ちゃんの翠くん・第9話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜コミックシーモア

「別冊マーガレット」「コミックシーモア」などに掲載されている「お姉ちゃんの翠くん」第9話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

「お姉ちゃんの翠くん」第9話は、コミックス第3巻に収録されています。

ついに菖が自分の恋心を自覚する！？

今話は、スイの幼馴染の水川 菖（みずかわ あやめ）にスポットが当てられたストーリーでした。

まずは、菖とスイの幼少期のシーンから入ります。菖は幼いころからギャルゲーが大好きなオタクでした。今でこそ自分の趣味に誇りすら抱いているように見える菖ですが、幼少期は違ったようです。

ある日、同級生から趣味のギャルゲーを気持ち悪がられてしまった菖。自分は気持ち悪い男なのか？と不安に陥る菖でしたが、そんな中、スイに自分らしく好きなことを楽しむようにアドバイスをされ、菖は人の目があまり気にならなくなっていきました。

思えばその頃から、菖にとってスイは特別な存在だったのです。

そして時は現在に戻ります。菖は、自分の中で知らず知らずの内に育っていたスイに対する恋心に、完全に気づいた様子で……？

知恵熱で倒れる菖

スイに対してドキドキしっぱなしなせいで、菖はついに知恵熱を出してしまったようです。しかしスイはそんな菖の本心に気づくことなく、菖が風邪を引いて寝込んだと勘違いしてお見舞いに来てくれます。さも当然のようにお見舞いに来てくれるスイに、菖は再びドキドキしてしまった模様。とにかく今の菖は、スイのことを異様に意識してしまっているようです。

3次元での恋愛は初めて

菖はこれまでギャルゲーの中で2次元の女の子としか恋愛をしたことがありませんでした。そして3次元で交流がある女子といえば、幼いころからほぼスイだけだったのです。スイの存在は菖にとって友達としても女の子としてもずっと特別だったということになります。そのため菖は、その特別な感情が恋心であることに気づくのが、ずいぶんと遅れてしまったようなのです。

気づいたときにはすでに遅くて

ようやく自身の恋心に気づいた菖でしたが、すでにスイの心は翠くんに奪われています。それは菖自身も十分知っていることでした。しかし、恋愛経験が皆無に等しい菖は、他に想い人がいる女の子へのアプローチの仕方を全く知りません。純粋すぎる菖は、スイに対して予想外の行動に出てしまいます。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

小細工なしで純粋にスイに素直な気持ちを打ち明けてしまった菖。おそらく想ったことが自然と口から出てしまった、といった感じでしたが……次話では菖が再び知恵熱を出してしまいそうな展開でした。

スイにとって菖は、あくまでも仲のいい幼馴染です。今更菖のことを男として見る事なんて不可能に近いでしょう。

下手をすればこれまでの幼馴染としての関係も崩れかねない今の状況に、菖は苦しみそうですね。菖が告白してきたからといってスイは変わらずに友達のままでいることを望みそうですが、それでは菖も辛いかもしれません。