隣の席の、五十嵐くん。・第26巻,27巻のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想

「隣の席の、五十嵐くん。」第26巻と第27巻のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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漫画『隣の席の、五十嵐くん。』最新話・全話あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想まとめ| 最終回・結末まで

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【第26巻】いじめに加担する？しない？

以前、圭織ちゃんが椿をハブっていたことがありました。そのせいかクラスメイトたちは椿に対しては普通に接してくれます。むしろ、一緒に圭織ちゃんをハブろうといった雰囲気さえ漂わせてくるのです……。クラス内で圭織ちゃんをハブる流れができている中で、椿の心はザワついているようで……？

【第27巻】

クラスの1軍女子は、あからさまに圭織ちゃんに嫌がらせをするようになっていきました。クラスメイト達は1軍女子が怖くて、嫌がらせ行為を見て見ぬふりしてしまいます。しかし、椿にはそれができませんでした。内心では物凄く怖いのに、みんなの前で1軍女子たちのイジメに異論を唱えたのです！果たして椿の運命は……！？

仲間外れに加担したくない椿

圭織ちゃんから嫌がらせを受けていたのは事実ですが、だからと言って椿は圭織ちゃんにやり返したいわけではありませんでした。クラスの1軍女子ならず、普段圭織ちゃんとつるんでいる女子たちまで、圭織ちゃんをハブろうとしている流れに、椿はモヤつきっぱなしです。このまま自分も嫌がらせの片棒を担がなければいけないのか？そんな想いに、椿の心は押しつぶされそうになっています。

だからと言って圭織ちゃんに優しくできない椿

嫌がらせの一員にはなりたくないものの、以前圭織ちゃんからハブられていた事実があるため、椿の心中は複雑でした。今まで椿をハブってきたくせに、今度は自分がクラスメイトからハブられ始めた途端に、椿と仲良くしようとする虫が良すぎる圭織ちゃんに、椿は戸惑っているようです。おそらく椿は、圭織ちゃんのことを心から許せているわけではないのでしょう。

正義感を出し過ぎると椿までイジメられる可能性も……。

ここでポイントになってくるのが、目の前で起きているイジメを見て見ぬふりすることもイジメに加担していることになるのか、という点です。椿がもしそういう考えを抱いているのなら、椿が今後圭織ちゃんの味方に付く可能性は大いにあり得ます。そうなった場合、椿までイジメの対象になりかねません。

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今までの椿だったら、モヤついたままイジメを見て見ぬふりしてしまっていたかもしれませんね。椿が勇気を出してイジメに異を唱えたのは、おそらく五十嵐くんの存在があったからでしょう。

椿は前々から、強くて頼もしくて優しい五十嵐くんに恋心を寄せると共に、人として尊敬もしていました。五十嵐くんのような火をを目指すのであれば、今ここで圭織ちゃんのイジメを見て見ぬふりをすることなんてできないと椿は考えたのだと思います。