星降る王国のニナ・第44話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜BE・LOVE

「BE・LOVE」に掲載されている「星降る王国のニナ 」第44話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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国外追放ではなく死刑執行

アズールの命により、国外追放の刑を執行されるニナ。馬車によってフォルトナの外へと連れ出されます。

しかし道中、武装した集団に襲われる危機に晒されることに！護衛の者は皆やられてしまい、残るはニナひとりです。

襲撃者はどうやら誰かに雇われている模様。襲撃者のうちの1人は、ニナの首をはねようと剣を振りかざします。

死を覚悟し、受け入れるニナ。するとその時……！？

襲撃者を雇ったのはアズールではない

本物のアリシャ姫に「ニナに魅了されている」と指摘されたアズールは、悩んでいました。それまで傀儡として生きてきた自分が、ニナとの出会いで空洞だった心が満たされていたのは事実です。それを「空っぽの心にこそニナの魅了はより効果がある」と諭されたとあっては、自分の気持ちがわからなくなるのも無理はありません。

星離宮の神官たちの腹黒さ

実は、ニナを襲撃したのは星離宮の神官たちでした。彼女らは本物のアリシャ姫にバレないように、災厄とされるニナを秘密裏に始末しようとしていたのです。葵ひとみの星の姫は、1時代に1人とされていました。2人目の存在は世界の脅威だと神官達は判断したのかもしれません。

なぜ2人目の姫は凶兆なのか

青い瞳の星の姫には、「人々を魅了する力」「願望を現実にする力」が備わっています。そんな力を持つ2人がもし対立し合えば、世界的な大戦争になる可能性は十分に考えられます。それこそ世界が真っ二つに分断される可能性もゼロではありません。星の姫を1人だけ据えることは、ある程度の秩序と統治力を保つために、必要不可欠なことなのかもしれません。

セトが動く

襲撃に遭ったニナは、彼女が信頼する“ある仲間”たちに助けられることになります。助けに来た仲間たちが誰なのかは、ぜひマンガで確認してみてください！登場シーンのカッコ良さは思わず声が上がるほどです！また、その裏ではニナの国外追放の事実を知ったセトも動き出します。セトはニィナを使ってニナの行方を探そうと考えているようですが……？

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ついにニナが国外追放の刑に遭ってしまいました。しかもそれを命じたのはアズールです。なんと皮肉なことでしょうか……。

もしかしたらアズールはここで一端ニナを突き放すことで、本当に自分がニナに魅了されていただけなのか確かめようと考えているのかもしれませんね。

心の底からニナを突き放したいわけではなく、ソル将軍に対して間接的に「ニナを助けに行っても咎めはしない」と言っているようなシーンもありました。

アズールは心の底ではニナの安否を気遣っているのでしょう。よもや襲撃者によって命を奪われそうになっているとは思いもしなかったでしょうが……。