僕のことだけ見てればいいのに・第2話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「僕のことだけ見てればいいのに」第2話（めちゃコミ表記：005~008）のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

理不尽すぎる彼氏に打ちのめされていた香澄を救ったのは……

自分の後輩と彼氏の浮気現場を目撃してしまった香澄！傷心の彼女は家を飛び出しましたが、そこに声をかけてくれたのは同じ会社の営業の萱沼でした。

萱沼に慰められて、少しは気持ちが落ち着いた様子の香澄。しかし、明日になれば浮気した爽太や太田さんと顔を合わせて仕事をしなければいけない地獄の日々が始まります。

憂鬱すぎて仕事にも行きたくなくなってしまう春陽でしたが、そこで萱沼が再び気の利いた計らいをしてくれて……！？

しかも蓮沼はそれだけでなく、急進的に香澄との距離を縮めようとしてくるのです！失恋したばかりの香澄ですが、元カレのことなんて考える余裕がなくなるくらい、萱沼のアプローチは激しく……！

頑張っている人が本当にかけてほしい言葉は……

いつも仕事を押し付けてくる周りの社員たちですが、事あるごとに香澄は「頑張りすぎ」や「無理しないで」などの言葉をかけられていました。おそらく香澄は仕事事態も頑張ることも嫌いではないタイプです。そのため周りからかけられる同情の言葉にモヤモヤしていました。そんな中で萱沼からかけられた言葉は、頑張りを褒めてくれる言葉だったのです。

自分を棚に上げて彼女を責めるだけのダメ男

仕事を押し付けているうちの1人である爽太は、香澄に対して「残業しすぎ」などと文句を言った上で浮気に走っていました。香澄が残業する原因を作っている責任の一端が自分にあるにもかかわらず、香澄よりも早く帰宅してろくに家事もしない上に、香澄のことを責めて浮気に走ったのです。爽太は自分の頼りなさを全て香澄のせいにして言い訳をしているにすぎません。仕事ができない男の代表例のようなキャラです。

太田は略奪愛が癖？

今まで言い後輩を演じていた太田が、見事なまでに悪役に転じています。どうやら彼女は略奪愛をして元彼女の悲壮な表情を見るのが好きな腹黒女性だった模様。ただ、そんな太田の深層心理にはおそらく、仕事ができる香澄に対する嫉妬心のようなものが隠れているのだと思われます。仕事もできて彼氏もいるなんてずるい！という気持ちが働いて、せめて男だけでも寝取ってやろうという行動に走ってしまったのでしょう。

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香澄が落ち込んでいるときに必ず助けてくれるイケメンの萱沼。どのタイミングも一見するとただの偶然に見えるのですが、表紙やタイトルの雰囲気から察するに、タイミングを見計らって香澄にかけてきていることが予想できます。

傷心の香澄を助けて一気に自分に振り向かせる作戦なのでしょうか。だとしたら、一体どこまでが萱沼の作戦の範疇なのかが気になります。

霧島 香澄（きりしま かすみ）……30歳の独身OL。頼まれた仕事を断れないタイプ。

木原 爽太（きはら そうた）……香澄と同じ会社の営業。香澄に仕事を押し付けがちだが、実は香澄の彼氏。

太田 春陽（おおた はるひ）……香澄と同じ営業アシスタント。25歳。香澄のことを慕ってくれている素振りをしていたが、実は腹黒女性。

萱沼（かやぬま）……営業のしごでき男性。女性人気が非常に高い。失恋した香澄に妙に寄り添ってくれる。