私たちはどうかしている・第17話のネタバレと感想｜BE LOVE

「BE LOVE」に掲載されている「私たちはどうかしている」第17話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

私たちはどうかしている・第17話のネタバレ

七桜の母を演じた女性・夕子のお店にやってきた今日子。

実は城島が七桜にお茶を持っていこうとしているのを呼び止めて、睡眠薬入りのお茶に変えさせ、七桜が厨房で寝てしまったすきにお店の名刺を確認したのでした。

会話をしながら夕子の話の矛盾を突いていく今日子。 周りに常連客がいるのを確認すると、突然、食事の中に虫の死骸が入っていると叫びます。

変な言いがかりはやめてくれと反論する夕子の耳元で嘘をついているひ人の言うことは誰も信じないと囁くと、本当の母親なら来月の結婚式に出るよう言うのでした。

 

その後、お店に入ってきた客を上手く別の店へと誘い、夕子の商売を邪魔する今日子。 こんな店を潰すくらいわけないのだと、夕子を見て笑うのでした。

一方、お茶会当日に着物を着付けてくれる椿に、大旦那・宗寿朗と何があったのかと聞く七桜。 父親が死んでちょうど一年半経った、あの日。

茶室で宗寿朗はあの事件から心ここにあらずな様子の椿に対して、何を隠しているのかと聞きます。

あの日、父親の部屋に「さくら」の母親がいて、二人が揉めていた…。 椿の様子からそれが違うのだと勘付いた宗寿朗は、椿に本当のことを問いただします。

椿は本当は二人がキスしていたのを見たのだと告白します。

 

びっくりして一度部屋に戻ったものの、気になって朝に様子を見に行ったら父親は血を流して倒れていたのだと。それを聞いた宗寿朗は、世間に息子が病死だと嘘をついて、真相もうやむやにしてしまい、息子の死をちゃんと弔えなかったのだと両手で顔を覆います。

そして、やっぱり椿もこの家の人間ではないから、息子の死を蔑ろにできるのだと罵るのでした。 それからはいくら謝っても、宗寿朗は自分の作ったお菓子を食べてくれません。

 

そんなある日、宗寿朗からもらった落雁を線路の溝に落とし、手が抜けなくなってしまった椿。 迫る電車に怯えながら、宗寿朗に助けを求めます。

非常ボタンを押してくれたのは通行人で、宗寿朗は歩き去ってしまいます。

高月家の血を持たないものは、たとえ自分の命だとしても消したって構わない…。そんな宗寿朗の考えを思い知らされたのでした。

 

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私たちはどうかしている・第17話の感想

椿の父親の死に関する重要な情報が出てきました！椿はあの日、七桜の母親が部屋から出てくるのは見ておらず、そのずっと前に二人がキスをしているところを見てしまっただけなようです。椿の父親と七桜の母親がそういう関係にあったなんて…。

ショックなのは分かりますが、なぜ七桜の母親が出てくるのを見たなんて言ってしまったのでしょうか？そのせいで、七桜の母親は冤罪で逮捕されてしまったのに…。

宗寿朗は椿が嘘をついていたと知ったのがきっかけで、完全に椿を自分から切り離したのですね。

息子の妻は不倫で子供を作り、息子は誰かに殺され、不倫でできた孫は嘘つき…。確かに、もういいわ！って発狂してしまう気持ちも分かります。電車に轢かれそうな孫を見捨てて歩き去るって、なかなかの憎しみですよね。