liar（漫画）・第12巻のネタバレと感想｜まんが王国

「まんが王国」に掲載されている「liar」第12巻のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

liar・第12巻のネタバレ

12巻は（出野と美紗緒が休日出勤するのを目撃する少し前の市川サイドのお話からスタートします。）

市川は自分の部下である松永から猛烈なアタックをかけられていました。

しかし市川にはそれっぽっちも気はありません。 待ってくださいと市川の手を握る松永を冷たい表情で振りほどく市川です。

しかし松永は今度は泣きながら待ってください！と訴えてきました。 こんなに冷たくしているのに彼女は一向に市川を諦めようとはしません。

彼女があまりにもしつこいので市川は思わず俺お前に何かした？と尋ねてしまいます。

松永は、なぜ自分じゃダメなのか…美紗緒にあって自分にないものは一体何なのかを泣きながら尋ねてきました。

市川は付き合っていられないとばかりに立ち去ろうとしますが、それを追かけようとした松永は階段で足がもつれて転んでしまいます。

転んだ拍子に膝を擦り向いてしまった彼女…。 市川はそんな松永を放っておくわけにもいかず、仕方なく彼女を家まで送ることにしました。

 

松永のマンションに到着するのですが、そこは高級感のある高層マンションでした。 とても普通のOLが一人で住めるような住まいではありません…。

松永の家に入ってからも不振な点がチラホラと見つかります。

玄関に置いてあった腕時計は、シリアルナンバーツキの限定モデル…簡単には手に入らない代物です。

松永はベッドまで運んでほしいと市川に頼んできます。 市川は彼女をベッドに運び、そのまま上に覆いかぶさりました。

満足そうなにフッと笑う松永。

しかし直後市川が放った言葉は…。

“市川さんが好きですなんて言うけど、それって俺のこと？それとも俺の親父のこと？”

そう、松永は実は市川父の愛人だったのです！

彼女は松永父に捨てられそうになったために息子である市川に近づいてきたのでした…。

市川は、自分と寝てもむなしくなるだけだぞと松永を諭して部屋を出ていきます…。

 

翌日―――。 出社した市川は。そろって休日出勤してきた美紗緒と出野に遭遇してしまいます。

しかも美紗緒が朝帰りしていることを知ってしまい…嫉妬に身を焦がしつつもその場から早々に去ることしかできない市川です。

出野が市川を追かけてきました。 彼は市川に対して、美紗緒のことをそのままにしておいていいのかと尋ねてきます。 さらに出野は、市川父の様子を尋ね「ちゃんと周りを見るように」と意味深なアドバイスをしてきました。

市川はまだその言葉の意味を理解できません。

 

市川は美紗緒と共にいられない寂しさを仕事で埋めようとします。

 

美紗緒が産婦人科を訪れると、なんとそれを松永に目撃されてしまいました。

そのことを市川父に報告してしまう松永…。

こうして美紗緒は市川の子を身ごもっていることが市川父にバレてしまい…彼から子供を諦めるようにと圧をかけられる展開になってしまったのです。

 

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liar・第12巻の感想

もどかしいすれ違いの展開がずっと続いています。 2人の勘違いがとんでもない事態を引き起こしそうになっていますよ…。

美紗緒は市川と松永付き合っていると勘違いしてショックを受けており、一方市川は美紗緒と出野が付き合っていると思ってショックを受けています。

うーんでもどちらかというと…美紗緒が悪いですね！ だって出野が好きだと正面から嘘をついてしまっているわけですから。 本人の口からそう聞かされたんじゃ市川が美紗緒と出野が付き合っていると思っても仕方がないです。

それに比べて美紗緒が抱いている市川と松永が付き合っているかもしれないというのはただの憶測ですからね～。

勘違いして勝手に市川から離れよう離れようとしてしまっているのは美紗緒のほうです。

そもそも市川父が全ての現況ではあるんですけど、そんな市川父に本来ならば美紗緒と市川は2人で立ち向かわなければならなかったのです。

それを美紗緒が一人で全てを背負いこんでしまった…それがそもそもの悪夢の始まりですね…。