11年後、私たちは・第30話のネタバレと感想

「comico」に掲載されている「11年後、私たちは」第30話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

11年後、私たちは・第30話のネタバレ

千鶴自身も、結衣がどんな人なのか気になったこともあり、結衣の待つカフェに行きました。

結衣を見てまず、若くて可愛い子という印象を受けました。結衣は、優と千鶴がいまだに連絡を取り合っていることが気になると話します。

それに対して千鶴は、電話をした理由を話し、そして優とは一切連絡をとらないようにするから、電話をしたり会いに来たりするのはやめてほしいときっぱりと言いました。

しかし結衣は、優がまだ千鶴のことを想っていると話し続けます。そして千鶴の言葉で、もう関係のないことだと話してほしいと言いました。

そのころ萩野は、千鶴に食事をドタキャンされたため、とぼとぼ歩いて帰っていました。 すると、カフェで千鶴が誰かと深刻そうな顔で話をしている姿を見かけます。

一方、千鶴は、結衣のお願いに対して、自分がいなくなれば2人の問題は解決するのかと問いました。

そして、自分たちが別れたときの話しを始めます。 最初こそは、結衣が原因だと思っていたのだが、今となっては、誰かのせいではなく、関係を続けるだけの愛がなくなってしまったのだと思うようになったと打ち明けます。

そこまで聞いて結衣は、自分のせいで2人が別れてしまっていたことと、優がウソをついていたことを知ります。

イラッとしながらも、まずは千鶴のことをどうにかしようと、そのまま話を聞きます。これは優と結衣の関係の問題だと千鶴に痛いところをつかれますが、結衣は千鶴に隙があるからいけないのだと、なんとか言い返します。

それを聞いた千鶴はうんざりしながら、自分に彼氏ができたふりまでしているのにこれ以上どうかしろと言えるのかと聞き返しました。

千鶴は、2人がうまくいくことを願っていると言い、その場を去ろうとします。

 

そして結衣に対して、結衣は若くて可愛いのだから良い恋愛をしてくださいと最後に伝えました。結衣との話合いを終え、今の自分は少し大人になれたような気持ちになった千鶴は、次は大人の恋愛ができるといいなあと思うようになったのでした。

 

そんな千鶴のもとに、萩野から電話が入ります。 萩野は近くで千鶴を待っていたのですが、そのことは伝えず、自分も残業して今から帰るから約束していた焼肉に行こうと誘うのでした。

 

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11年後、私たちは・第30話の感想

結衣の焦りと、千鶴の冷静さが、対照的に見える話の展開だったように感じました。

恋は盲目という言葉にもあるように、自分自身を見失なってしまうさまが、結衣を通して描かれていました。それに対して千鶴は、時間の経過とともに自分と優のことまでも客観的に捉えることができるようです。ただ、優が千鶴そして結衣についているウソのせいで、色々とこじれてしまっていますよね。

付き合っていた期間が重なっていたことや、千鶴と11年の付き合いだったことを結衣が知ることができれば、結衣は優に固執することなく、我にかえり、新しい恋愛に目をむけることができるでしょう。千鶴もそんな風に思っているから、最後にあんな言葉を残したのではないでしょうか。