ギルティ・第44話のネタバレと感想｜まんが王国

「まんが王国」に掲載されている「明日、私は誰かのカノジ」第44話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

ギルティ・第44話のネタバレ

今日は爽の退院日です。 しかし秋山は病院へ行く素振りがありません…。 どうやら彼は爽の退院に付き添わないつもりのようです。

にもかかわらず、若菜にはなぜか午後は店を休みにすると言い出した秋山。 なんでも大事な用があるとのことなのですが…。

その日、秋山家には激震が走ることとなります。

なんと、ついに秋山が瑠衣に「家から出ていけ」と言い放ったのです…！

秋山はこれまで瑠衣がどんなことをしても見限らずに自分なりに大切にしてきました。 彼女の暴挙に目を瞑って最後まで兄としてありつづけようとした理由…それは、瑠衣が紛れもなく秋山の“家族”であったからでした。

さらにそれは秋山一人だけの想いではありませんでした。 秋山の父が死に際に残した遺言のような言葉…「瑠衣を守ってほしい」という願いを秋山はその護り、瑠衣を大切にしてきたのです。

 

秋山の母は産まれてくるはずの妹を身ごもったまま命を落としてしまっていました。 父親はそのことを嘆くと共に、お腹の子供が妻・恭子を連れて行ってしまったのだという考えを拭うことができなかったと秋山に話していたのです。

しかし秋山の成長を見守るうちに、子供の為に命をかける親心をしだいに理解していった父。 やがて彼は子供のためを思って「命をかけてでも産みたい」と願った妻の気持ちを理解するに至ります。

そんな思いの中家にやってきた瑠衣。 小さな女の子の瑠衣の存在は、秋山の父を亡くなった妻のお腹にいた子供が戻ってきてくれたのではないかという気持ちにさせてくれたのです。

瑠衣を亡くなった我が子の身代わりとして感じていたと胸の内を話す父親。 秋山はそんな彼に対して、父親が瑠衣を本当の娘のように可愛がっていたことはちゃんとわかっていると伝えます。

父親はホッとしたような表情で、小さな声でお礼を言い―――。

数週間後、心残りがなくなった父親は静かにこの世を旅立ったのでした。

 

しかし、そんな遺言を大切にしていた秋山もとうとう瑠衣を見限る決断をしたのです。

瑠衣はとぼけようとしますが、秋山にはもうそれは通用しません。

瑠衣に対して泉川のもとへ戻れと告げる秋山…。

瑠衣は私を捨てるのか…私が死んでもいいのかと尋ねてきますが、秋山はその質問にいいよと答えてしまいました。

 

瑠衣は結局その日のうちに家を出ることになります。 泉川に報告しながら歩き出す瑠衣…。

バレてしまったし追い出されもしたけれど、秋山のことなんてもはやどうでもいいし騙している期間もそれなりに面白かったと瑠衣は笑います。

しかし泉川にだったら何で泣いているんだと指摘され…自分が涙を流していることにやっと気付いた瑠衣なのでした―――。

 

 

その後、瑠衣は爽の実家を訪れます…。 爽の母親がカズを送り出すために玄関の扉を閉めようとした瞬間に、家の中に飛び込んできた瑠衣。

彼女を見た爽の母親は過去の記憶と恐怖がフラッシュバックして悲鳴をあげました。

二階で寝ていた爽がすぐに駆けつけ、今すぐでていかないと警察を呼ぶと声をあげます。

瑠衣は自分がなぜこんな行動をとっているのかはそこにいる母親が知っていると言い出します。

自分の母親と瑠衣に何の関係があるのかと言う爽。

すると母親は一言、違う…と呟きます。

自分は知っているのだと話す母親…。 さらに母親は、瑠衣のせいでうちはめちゃくちゃになったのだと話出しました。

果たして彼女に蘇りつつある記憶とは…？

 

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ギルティ・第44話の感想

もういい加減に爽をそっとしておいてやってくれよ！と思わず声を出してしまいました。

記憶が混濁していた爽の母親ですが、瑠衣に触れる旅に過去の記憶がフラッシュバックして呼びが選りつつあるようです。 「瑠衣のせいでめちゃくちゃになった」と話す母親…。 爽がその真相を知ってしまえば、尚更瑠衣にたいする憎悪が募ってしまうことは間違いなしですね。 果たして次回、母親は何を語るのでしょうか…。

秋山からついに見放されてしまった瑠衣。 表面上ではダメージがないような素振りを見せていましたが、瑠衣は自分で自分の心の痛みに気が付くことができていない様子でした…。

泉川はそんな彼女に「明奈（瑠衣の母親）のように強くなれ」と彼女を焚きつけていましたね 泉川は結局瑠衣をどうしたいんでしょう？