ギルティ・最終回63話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜まんが王国

「BELOVE」に掲載されている「ギルティ」第63話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ついに最終回！それぞれが新しい道を歩みだす

最終話である今話は、62話のラストシーンから1年後を描きます。

爽と秋山は、長い間互いに対して未練が残ったまま辛い人生を歩んできましたが、ついに結婚して結ばれることとなりました。2人は花屋を開業し、幸せへの道を切り開き始めています。

瑠衣は、在宅で仕事をしながらシングルマザーとして育児に励んでいました。爽や秋山とは適度な距離感を保ちつつも、手の足りない時はフォローをしてもらっているようで、いい関係が続いています。

誰もがハッピーエンドなんて予想もしていなかった本作ですが、結果的には全員がそれぞれの幸せの追及のために動き出す流れとなりました。

登場人物たちの意外な“その後”

秋山や爽から離れることを決意した瑠衣でしたが、以前のように失踪するわけでもなく、お互いにフォローし合える場所で暮らしているようです。爽は育児と家事でめまぐるしい瑠衣を手助けするために、食事を届けたりしているようでした。この2人がこんな微笑ましい関係になるなんて、誰も予想していませんでしたよね。

さらに他の登場人物たちにも大きな変化が訪れています。

なんと、若菜と守屋が交際をスタートさせているのです！以外すぎる2人ですよね。他にも元・秋山の妻である美和子には、新しい恋人ができていました。これからは息子の蛍太と3人で、幸せな家庭を気付いていくことでしょうね。

何気に爽の母・すみれも新しい出会いがあったようで、生活に大きな変化が起きています。

一真には子供がいた

実は一真は爽と交際する前に父親の会社経由のお見合いで弥生という女性と結婚しており、子供を設けていました。しかしお見合い結婚だったためか妻子のことを愛すことができずに、離婚に至ってしまいます。

最終話ではそんな一真が、亡くなった弥生の墓を訪れるシーンがありました。さらに彼は、自分の息子を睦月に託します。爽とやり直すこともできず、前妻に罪滅ぼしすることもできず、ちょっと残念な最後を迎えてしまった一真。全員が幸せへ向けて歩みだす中、一真だけは少し寂しい結末を迎えてしまいました。

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ついに最終回を迎えることとなりました。長かったようで短かったような、不思議な気持ちです。というのも、1話1話の内容が濃すぎてとても全63話のボリュームには思えないんですよね。なんだかもう余裕で100話超えしていそうなほど、密度の濃いストーリーでした。毎回毎回読んだ後に、どっと疲れる漫画ってなかなか珍しいなと思います。

ドロドロの中に時折はいるキュンシーンが最高に映える漫画でした。