ハコイリのムスメ・最終回38話のネタバレと結末感想｜クッキー11月号

2021年9月25日発売の「クッキー」11月号に掲載されている「ハコイリのムスメ」第38話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ハコイリのムスメ・第38話のネタバレ

“津川家に何かすれば家を出て二度と戻らない”と祖父に迫る珠子…！ しかし祖父には、珠子のその言葉がただのハッタリにしか聞こえませんでした。

家を出てどうやって生きていくつもりだと問う祖父。

すると珠子はなんとかなると思っているとふわっとした返答をしてきました。 いざと言うときは祖父が作ってくれたお金をありがたく使わせてもらうと笑顔で話してくる珠子…。

祖父は堪えきれずに珠子を怒鳴りつけ、部屋を出て行ってしまいます。

 

珠子の母は、早く紀之を連れてきて2人でしっかり手をついて祖父に謝罪をしろと珠子を諭してきます。

クマちゃんだけは珠子の味方をしてくれていました。 彼女は片倉さんとの結婚を断った時に、珠子がなげかけてくれた言葉を引き合いに出してきます。

 

あなたがこの家を出るなんて嫌だけれど、あなたが幸せになれないのはもっと嫌だと、クマちゃんは珠子と紀之が一緒になる未来を望んでいると暗に伝えてきます。 珠子はそんな彼女の心遣いに笑みを返しつつ、でももう決めたことだからと答えるのでした…。

 

祖父は、津川夫妻を会社に呼び出して彼らを追い詰めるつもりでいます。 しかし、なぜかその役目を敬一郎に任せようとする祖父…。

しばらくして津川夫妻が会社へとやってきました。

いよいよ話し合いが始まるわけですが…その直前、祖父の脳裏には幼い日の珠子や紀之の姿が蘇り…。 祖父は直前で敬一郎を呼び止め、やはり自分が話し合いの席に赴くと言って席を立つのでした。

 

その後、紀之のスマホに津川夫妻から電話がかかってきます。 そこで告げられたのは、珠子との婚約が白紙になってしまったという話でした…。

家についた紀之は部屋の中を眺めながら、自分もこの部屋を出るときがきたと呟き…。 彼はその後、単身で中国へと渡ってしまいます。

 

結局、祖父は津川夫妻を追い詰めることなく、全てはこちら側の事情であって津川夫妻に落ち度はなかったと頭を下げていました。

全てが珠子の望み通りとなりましたが、それを聞かされた彼女は瞳から大粒の涙をポロポロと零しながら微笑むのでした。

珠子たちは紀之のいない卒業式を迎えます…。

 

そして卒業から2年後―――。

紀之はなんと世界旅行に出かけており、その様子を動画サイトで配信する有名配信者になっていました。 紀之はテレビから取材を受けるほどに有名になっています。

珠子はというと、なんと和食中心のキッチンカーをオープンさせていました。 精力的に楽しみながら仕事をする珠子。

 

そんな中、珠子の婚約者候補の男性が園田家へとやってきます…。

いつかこんな日がくるとわかっていた珠子。 自分に何度も「しょうがない」と言い聞かせ、自分の一番の望は紀之が自由に元気でいてくれることであり、それだけで自分は幸せなのだと心の中で呟きます。

そんな気持ちで玄関へと向かうと、そこにいたのはなんと…髪がボサボサに伸びた紀之の姿が…！

なんと祖父が婚約者候補に選んでいたのは…紀之だったのです…！

祖父は直々に紀之に、珠子と結婚して園田家に入ってほしいと改めて頼みます。

紀之は珠子の方を抱きながら、喜んでと答えるのでした。

 

数年ぶりに2人きりで話をする紀之と珠子。 会えなかった時間が嘘のように、2人は以前と同じように自然な笑みを浮かべながら互いの近況を褒め合います。

キッチンカーを始めた珠子に、頑張ってるねと声をかける紀之。

珠子は目に涙を浮かべながら、必死に頑張ったと答えます。

2人は、そっと手を繋ぎ、未来へと歩み始めるのでした。

 

マンガを無料で読むには？！

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

ハコイリのムスメ・第38話の感想

一度は離れ々れになることを強いられたものの、再び結ばれることとなった2人…！ 珠子の芯の強さがとても感動的でしたね～。 ちなみに園田家の会社は敬一郎が継ぐことになったようです。 なんだかそのほうが自然な気もしますよね！

珠子が幸せになれて本当によかった！ 大満足のハッピーエンドでした♪