初めて恋をした日に読む話・最新34話のネタバレと感想｜クッキー11月号

2021年9月25日発売の「クッキー」11月号に掲載されている「初めて恋をした日に読む話」第34話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

初めて恋をした日に読む話・第34話のネタバレ

書店の店先で「アラフォーの旅」なんて雑誌を立ち読みする順。

すると端整な顔立ちの男性が順に声をかけてきます。 礼儀正しい彼ですが、どうやら順のことをナンパしているようです。

順はそのことに気が気付かずに、怪しい勧誘を受けているのだと勘違いして動揺します。

 

するとそこへ由利が登場。 お前いまナンパされてんだよと順に言い放ち、男性には僕の彼女なのですみませんと告げます。

男性はすんなりと引き下がりますが、年齢差がありすぎる2人を思わず3度見してしまいました。

 

実はあれから、順たちは2人の時に互いを名前で呼び合うようにもなっていました。

2人が一緒にいると山下が差し入れをもってやってきます。 しかも中身は手作りの月見バーガーなのだとか。

順はバーガーを頬張りながら書店に会計をしにいってしまいました。

 

山下は由利に、順のことはきっぱり諦めている、自分も恋活するなり独り身を満喫するなりすると言って去ろうとします。

由利は、本当は順をとられるかもとそれなりに怖かったと言いだしてきました。 自分が女だったら山下にきっと惚れていただろうからと彼は言うのです。

教え子にそんなことを言われて内心感無量の山下は、震えながら泣きそうになってしまうのでした。

 

それはそうと、由利と順はそろそろ三者面談を控えています。 由利は母親の5年越しの納骨の際に、父親に都合をつけてもらえないかと申し出ました。 父親は妻の墓を見つめながら、必ず行くと答えます。

三者面談を控えているとはいえ、順は由利の志望大学である東大に落ちた過去があります…。 それだけでもおそらく由利の父親は順に息子の受験を任せるのを心配していることでしょう。

そこで順は両親に助言を求めることにしました。

すると父親は、順の受験期にもっと関わってやればよかったと思っていると話してきました。 父親は自分も東大を受験するにあたってそれなりに根詰めて勉強しており、「そっとしておいてほしい」と思うことも多々あったのだとか。

自身の経験から順を見守ることに徹していた父でしたが、たまには参考書を取り上げて東大なんて言っても行かなくてもいいと順のプレッシャーを和らげる役割を担ってやったほうがよかったかもしれないと、彼は話します。

 

母親は、自分がパートに行っているせいで順に一人で参考書を読みながらご飯を食べさせてしまっていたことを後悔していました。 お風呂と寝るときとご飯のときくらいは勉強から離れさせるべきだと後々に気が付いたのです。

両親たちの胸の内をいまさらながら知った順なのでした…。

 

そして面談当日。 由利の父親は仕事で総合教育政策に関わっており、なかなかに鋭い指摘を順に刺しまくってきます。

途中まで耐えて聞いていた順。 すると父親は、下手に意地を晴らせずに、併願受験または浪人になる道だってあるのだから素直に協力を要請する柔軟性を持つべきだと言ってきたのです。

この言葉にブチ切れてしまった順。 据わった目つきで父親を睨みつけます。

そして順は合格への道は本番まで毎日一緒にご飯を食べて由利と会話をたくさんすることだ！と断言！

一瞬言い合いになりかけるも、由利が自分からも単願受験を認めてくださいと頭を下げたため、父親も冷静さを取り戻します。

結果的に父親は順のことを認め、由利を託すことを決心してくれて…！

 

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初めて恋をした日に読む話・第34話の感想

由利のお父さん、普通にいい人だなーと思いました。 理論的すぎるところはありますが…それは頭がいいからなだけな気がもします。 だってやっぱり一度は東大に落ちた順に息子を任せることが不安じゃないわけないですからね～。

さてさて、これで由利の難関大学への単願受験が決定しました！ あとはもう前に進むのみです！