ギフト±・第215話のネタバレと感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「ギフト±」第215話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ギフト±・第215話のネタバレ

2人の看護師は廊下である話をしていました。 1人の看護師が、今度心臓移植を受ける鈴原 環(すずはら たまき)についての話題を出します。 するともう一方の看護師が、"それは委員長から口止めされている話でしょ！"とすかさず口を挟みました。

しかしどうやらその看護師は今回の臓器移植に関して気になることがあるのだそうです。 臓器移植は、ドナーの魂が受領者に宿るというジンクスのようなものがありました。 どうやらこの看護師は“その手”の話が好きな様子。

看護師は、"鈴原 環の心臓移植が終わったら、もしかしたら本人の性格が変わったりするかもしれない…。"と面白半分にそう話します。

しかしこの2人の看護師の会話を、環自身が聞いてしまっていて…。

 

環はそのままたくま先生の元を訪れます。 優し気に振り返り、環に話しかけるたくま先生。

環は震えながらも、声にならない声で「すき」と気持ちを伝えました。

 

そして移植手術当日―――。 環は、もし手術が成功したら自分の中からたまき先生が消えてしまうかもしれないという不安を抱えながら、手術台へと上がりました。

意識がないはずの環の瞳からは涙が流れ落ちます。

"逃げなきゃいけない…もっと深くに…。" 環の意識は真っ黒い海のような空間にどんどん潜ってゆきます。

すると下から声が聞こえてきました。 "大丈夫。"

見ればそこには髪の長い女性の姿が…。 女性は、"わたしがあなたを守る。"と言って、手を差し伸べ…環を寝かしつけるように抱き締めてしまいます。 そして"おやすみ。"と囁くのでした。

 

場面は代わり―――。 そこにいたのは、壁に背をついて腰を抜かしているたくま先生。 その目の前には、拳銃を持って血まみれの男姿と、その男にメスを入れる虚ろな表情の環の姿でした。

返り血を浴びる環は、ゆくりとした口調で"たくま先生おはよう。"と挨拶をします…。

 

マンガを無料で読むには？！

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

ギフト±・第215話の感想

すごく抽象的なシーンが多く、なんだか美しさすら感じてしまいました。 毎回思いますが本当に作者さんの画力が素晴らしいです。 つい読み入ってしまいますね～。 臓器移植をするとドナーの魂が移植者に移るっていうのは…なかなか興味深い話でした。 その話が真実かどうかはわかりませんが、移植手術後に性格がガラリと変わってしまったという話は実際に過去の例があるようです。 確かに自分の体の一部が全く別の誰かになるわけですから、少なからず体や脳に何らかの影響がでる可能性は十分ありますよね。 環の場合はもっと抽象的な話だとは思いますけど。 とにかく今回は興味深い話でした。