オフィーリアが公爵家を離れられない理由・第23話のネタバレと感想｜comico

「comico」に掲載されている「オフィーリアが公爵家を離れられない理由」第23話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

オフィーリアが公爵家を離れられない理由・第23話のネタバレ

ヘンリエッタが掃除をしていると、オフィーリアが戻ってきました。 しかしオフィーリアの唇を見ると、キスをした後なのか口紅がずれています…。

平然とした表情でもどってくるオフィーリア。 ヘンリエッタが何処へ行っていたのかと尋ねると、彼女は隠すことなく"アレクの部屋"だと答えました。 その表情はどこか勝利に満ち溢れているような雰囲気を醸し出しています…。

ヘンリエッタの中で心臓が大きく脈打ち始めます。 憎悪の気持ちと共に思い起こされるのは、幼少期の記憶でした。

 

実はヘンリエッタは幼いころから魔力を使うことができました。 それはずば抜けた実力とは言えなくても、一介の騎士には勝るほどの力です。 ヘンリエッタはそんな力をもつ自分のことを密かに自慢に思っていました。

しかしその力も、オフィーリアの前では無に等しかったのです。

 

ヘンリエッタは公爵夫妻の葬儀を行ったあの日の夜…ただのメイドという身分でありながら、傷心のアレクを体で慰めようと彼のベッドに下着姿で座り込み、アレクの戻りを待っていました。 しかしアレクの部屋から外を見ると、そこには屋敷を出て行ったはずのオフィーリアを連れ戻すアレクの姿が…。

更に別の日、いつもなら執務室にある帳簿がエイドリアンの部屋に落ちていることに気づいたヘンリエッタ。 彼女はオフィーリアの髪の毛を執務室に仕込み、あたかもオフィーリアが帳簿を持ち出したかのように工作をしたのです。

アレクの心を奪い続けるオフィーリアを、何とかして追い出そうとするヘンリエッタ。

しかし彼女は、オフィーリアから遠回しな忠告を受け、その瞬間自分よりオフィーリアのほうが格上の魔法師であることに気付き、下手に動けなくなってしまったのです。

 

3年間…オフィーリアに媚びながらも魔法書を読み漁って力をつけるヘンリエッタ。

しかし自分がどんなに努力をしようとも、アレクの心はオフィーリアに向くばかりでした。 ヘンリエッタはある日、オフィーリアに泣いてすがるアレクの姿を見てしまうのです。

これまでアレクはヘンリエッタにとって誰にも心を開かない冷徹な皇子のような存在でした。 そんな彼がオフィーリアにだけはあんなにも心を開いているなんて…。

ヘンリエッタは現実を受け止めることができません。 自分のことを全く見ようとはしてくれないアレク。

ヘンリエッタは愛憎に満ちた声でこんなことを呟きます。

"わたしは、アレクのためにあんなことまでしたのに！"

まさか…公爵夫妻が乗った馬車が事故に遭うように細工をしていたのはヘンリエッタということなのでしょうか…！？

 

マンガを無料で読むには？！

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

オフィーリアが公爵家を離れられない理由・第23話の感想

両親を失くして傷心のアレクを体で慰めて自分の物にする…って予定だったってことですか！？ それって本当にアレクのため？ヘンリエッタ自身のためじゃないんですかね！ あまりにも自己中心的すぎるヘンリエッタ…予想以上に問題のある女性でした。 なんというかストーカー気質ですね。 アレクのことだから彼女の本質を見抜いているに違いありませんが、よく傍においておきますよね…。