離婚予定日・第11巻16話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「離婚予定日」第11巻16話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

真澄が無事に帰ってきて、早紀は離婚届に署名をしました。まだ迷いが残る早紀ですが、そこで両親が家に帰ると言い出します。長い間家に居た両親はようやく啓輔との和解が出来そうだと笑いました。

両親の決断を応援する毅の姿に、早紀は目を細めます。迷い続けていた早紀はその姿を見て、覚悟を決めると両親を見送りました。

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そんな早紀の決心を知らない毅は、仕事を早めに終えると帰路に着きました。今まで仕事に没頭していた毅からは思い浮かばないほど家庭優先の姿に、部下たちは驚きながらも嬉しそうに見送ります。

<br≫ その頃、自宅では早紀が離婚届に最後の印鑑を押そうとしていました。 そこへいつもより早く毅が帰ってきます。思わず離婚届を隠した早紀は毅の手を取って、連れていきたい場所があると手を引きました。

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歩きながら思い出すのは毅と結婚したときのこと。悪い思い出を思い出さないように毅は母と住んだマンションを捨てて、この家を買ってくれました。その決断が早紀には申し訳ないと同時に、嬉しく感じたのを今でも覚えています。

目を潤ませながら思い出を話す早紀に"母との思い出は胸の中にある。これからは早紀ちゃんとの未来を作るよ。"という毅。早紀はそんな彼を庭に連れてきました。

前に住んでいたマンションの屋上には、毅の母が作った屋上庭園がありました。それには劣りますが、立派な庭園の設備が庭に整えられています。まだ花などは咲いていませんが、このまま丁寧に面倒を見れば、春ごろには素晴らしい景色が見られるはずです。

"もう愛していないの。" 嬉しそうに笑う毅に、早紀は努めて明るく笑いながら離婚の意志を伝えました。しかしいくら覚悟していても涙があふれてしまい、背中を向けてしまいます。

"多くの出会いで僕たちは繋がっている。"
"誰よりも愛しているよ。"

これまでいろいろなことがありました。苦労し、お互いを疑ったこともあります。そんな思い出も全部ひっくるめて、早紀と毅が出会い結ばれるまでの大切な思い出です。 そのことを伝えられた早紀は毅の腕の中で涙を流しました。

その傍らには毅の母が愛した薔薇が静かに咲いていました–––––––。

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好きな人のために身を引くって勇気ある行動ですよね。でも、今回の場合は取り越し苦労だったようです。 本当にいろんなことがありました。別れてしまう日が来るんじゃないか、2人が離れるときが来るんじゃないかと何度もこの話を読みながら心配になりましたが、最後は心温まるハッピーエンドとなりました。 自分を作り出してくれた人たち、そして愛する伴侶の存在の大きさに気付く物語でしたね。これから先も何があるかわかりませんが、悩んだ時にはこの作品を読んだら、背中を押してもらえるかもしれません！ 是非一度読んでいただきたい作品でした！