ジーンブライド・第7話のネタバレと感想｜FEELYOUNG5月号

2022年4月8日発売の「FEELYOUNG」10月号に掲載されている「ジーンブライド」第7話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

女性であることに悩む依知が出会ったのは、自分にそっくりな女子高生、壱。しかも壱が通う学校は依知の母校です。そこで母校の状況をよく知るという蒔人の母に接触をし、旧友の恵波の様子を探ろうとしました。その時、なんと壱から一通の手紙が届きます。
内容は、あれから壱が過ごした日々の事でした。

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人生で初めて学校を飛び出した壱がその日の夜出会ったのは、部屋を抜け出して歩き回っていた外部生の幸。幸は外部生代表挨拶をしたり、テストで学年壱位を取ったりと優秀な生徒です。テストの点数が思わしくなかった壱は少し落ち込みましたが、それよりも幸が優秀な生徒だと知れたことのほうが嬉しそうでした。

テストが返された日の夜、教師が壱の部屋を訪ねてきました。昼に返されたテストの結果が思わしくなかった壱を励ますためです。"勉強が出来なくても優秀な子供を産めばいいのよ。"教師から言われた言葉を、壱は素直に受け入れました。それは子供の頃からずっと言われてきた言葉だからです。

そのやり取りを、また部屋を訪ねて来ていた幸は聞いてしまいました。その視線の先には、<これからの内部生>と題名を打った冊子。内容は如何に内部生が優れていて、外部生は劣っているかが書かれています。論理的ではない内容を指摘した幸は、先ほどの教師の言葉を"プランAがダメならプランBがあるよって話だと思う。"と纏めました。

翌日、反省文を提出した壱は講習を命じられます。閉鎖的な部屋で見せられるのは、また内部生のすばらしさを描くビデオ。それを見ても壱の頭からは、あの日見た外の世界が離れません。今まで人生には勉強か出産の2つしかなかった壱の中に、新たな選択肢が生まれています。

"窓は開いてるんだから。"
最初に幸に出会った時に言われた言葉を思い出した壱は、天井の高いところにある窓によじ登ると上り始めた朝日を見ました。結局は窓から落ちてしまうのですが、新たな決意を固めてにっこりと笑います。
"私はプランXにするって決めた！"

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手紙を読んだ依知は、思わず笑ってしまいました。思うままに書かれた壱の手紙は、奔放な彼女の様子をよく表しています。名前も顔もよく似ていても自分よりも大分タフな少女。壱の手紙を読み終えた依知がそれを通して思ったことは––––?

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壱って実はかなり奔放ですよね！まぁ、外に飛び出した時からわかっていたことですが、思ったら即行動っていう感じです。でも、今回のプランXの決定には味方がいます。幸はどのくらい手伝ってくれるかわかりませんが、壱にきっと新しい世界を教えてくれるはず。
自分の性別に悩む依知にとって、壱はどう見えるのでしょうか？もしかしたら名前も容姿も似ている壱を通して、依知も自分のことを考えるようになるのかもしれませんね。これからの2人の話が楽しみです！

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