今夜、うちにおいで～冷徹上司の理性が溶けたら～・第33話,34話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「今夜、うちにおいで～冷徹上司の理性が溶けたら～」第33話,34話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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速水せいなが圭亮に猛アタック！？

【33話】仕事で大きなミスをして落ち込む中で、圭亮からかけられた厳しくも優しい言葉に救われる速水せいな。どうやらこのことで速水は圭亮に特別な感情を抱いてしまった模様です。もちろんそれは、清子にとっては喜ばしくないことで……。

【34話】圭亮に対してあからさまなアピールを始める速水。仕事がらみの相談をもちかける体で話しかけてくるため、圭亮もそんな速水を無下にすることができません。それを見て嫉妬心を募らせる清子に、ある人物が声をかけてきて……。

速水が初めて恋に落ちる

速水はこれまで男性経験はあるものの、相手を条件でしか判断せず、「その男と付き合うことで自分のステータスが高まるかどうか」しか気にしてきませんでした。そのため相手に対して恋愛感情を抱いているかどうかなんてどうでもよかったのです。しかし今回は、速水は初めて男性に対して本気の恋愛感情を抱きます。その相手が皮肉にも圭亮だったのです。

圭亮は速水の誘いを断らない

圭亮は速水の仕事ぶりを正当に評価しているため、彼女から仕事の相談を持ち掛けると、親身になって話を聞いてしまう用です。ですが相談自体は業務外のことであるため、大抵は仕事が終わってからの相談になり、帰宅時間はそれだけ遅くなります。当然のことながら、清子が寂しい思いをしてしまうわけです。

速水は圭亮の彼女が清子だと知らない

少なくとも速水は清子に対して敵対心と嫌悪感を抱いています。野心的な速水にとって、人の良すぎる清子は花に着く存在だったのです。しかし、事もあろうにそんな清子は想い人である圭亮の正式な彼女。この事実を速水が知れば、速水の中でより一層清子に対するヘイトは高まっていくと考えられます。

本当は速水が羨ましいのではないか

自分と違う人生を歩んでいる人間を否定することで、自分の人生の価値を再確認しようとする女性は多くいます。もしかしたら速水もそういった類の劣等感を深層心理では抱いているのかもしれません。速水は、「人に優しくできない」「優秀でなければ自分の価値を感じることができない」そんな自分が、心のどこかでは虚しく感じているのかもしれません。

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速水は幼少期にけっこうなトラウマを抱えている女性です。具体的には、女は愛嬌だけあればいいと言って親から成績をろくに褒めてもらえなかった点です。

勉強が好きで向上心が高かった速水にとって、親の言葉は言葉のナイフでしかありませんでした。そのため速水は、成績が優秀であることに常に自信を持っており、それこそが自分のアイデンティティだと感じています。

親に褒めてもらえなかったトラウマを抱えた速水が、職場の上司から直接的に褒めてもらうことができたのです。速水が圭亮を特別視するのは、無理もありません。

速水は一見すると自立心と向上心が高くて大人な女性に見えますが、実際には意外と子供っぽさを秘めているのかもしれませんね。