シンジュウエンド・第32話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜マンガMee

「マンガMee」掲載されている「シンジュウエンド」第32話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

「シンジュウエンド」の各話あらすじ・ネタバレはこちらから！↓

【最新話更新】シンジュウエンドの全話あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想まとめ | 最新話から最終回まで

「シンジュウエンド」のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。文字のみのあらすじと...

遠藤真志からの電話に出られない鈴

親友の佑から告白される最中、想い人の遠藤真志からの着信を受ける鈴！迷っている内に真志からの着信は切れてしまい……。

しかも鈴は自分のことで精一杯すぎて、何気ない言葉で佑を傷つけてしまいます。

さらに、遠藤真志からの着信には、ある秘密があることが明らかに！？

鈴にとっての佑とは

鈴にとって佑は大切な友達の1人でした。傷心のまま田舎に引っ越してきた鈴にとって、女子のクラスメイトよりも気兼ねなく話せる関係になっていた佑の存在は、まさに鈴の心の支えでもありました。そんな存在の佑が、まさか自分に恋心を抱いていたとは、鈴も気が付かなかったようです。

鈴が電話に出られなかった理由

佑から告白されたタイミングだったのもありますが、おそらく鈴は頭の中で瞬間的に「社会人でシングルファザーの真志」か「自分を優先してくれる同年代の佑」を天秤にかけてしまい、迷いが生じたのではないでしょうか。

シングルファザーの真志と一緒になるということは

鈴は、自分の命を救ってくれた真志の包容力に魅力を感じていました。真志のことを「大人の男」としてカッコイイと感じたために、好意を抱いたのです。しかし今話では、真志と恋愛することがどういうことなのかを思い知らされます。鈴は、真志と恋愛するには、真志の娘も同時に愛してあげなければいけないと言う事実に気づかされるのです。

母親になる覚悟はまだない

正直、「母親」という存在にトラウマがある鈴にとって、自分が母親になるという想像は、まだまだできたものではありません。真志と恋愛するということは、血のつながっていない娘の母親になる覚悟も持ち合わせなければいけないのです。今の鈴には到底そんな覚悟あるわけがありませんでした。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

母親になるという覚悟と重荷を背負わなければいけない「真志との恋愛」と、自分を最優先してくれる「同級生の佑」との恋愛。普通ならどう考えても、佑との恋愛を選ぶのが無難に思えてしまいます。

しかも佑は意外とイイ奴です。最初は少し変わっているところもありましたが、今となっては佑の不思議な思考回路や行動にも全てきちんと理由があることがわかってきました。

佑は真面目な分、鈴を愛したと自覚してからは、気持ちの伝え方もどストレート。彼氏としても申し分ない性格をしています。また、秀才であるため将来も有望というオプション着きです。

しかし鈴は、そんな佑の条件に目がくらんでいるというわけではなく、単純い佑との恋愛も可能性の一つとして考えられてしまうため、心が揺らいでしまっているのだと考えられます。